プロレス技 一覧【図解】"食らうとどうなる"が分かる全8ジャンル・主要37技|危険度★保存版
📖 この記事の目次
- 🤼 プロレス技の8大ジャンル(一覧)
- 🌟 特に有名なプロレス技5選(迷ったらまずこれ)
- 📋 プロレス技 早見表【主要37技・タップで個別解説へ】
- 🥊 ① 打撃技(拳・肘・足)
- 🌀 ② 投げ技(持ち上げて叩きつける)
- 🐍 ③ 関節技(極めて折る)
- 🔒 ④ 締め技(落とす)
- 🦅 ⑤ 飛び技(空中殺法)
- 🚫 ⑥ 反則技(ヒールの華)
- 💢 ⑦ 浴びせ技(全体重で押し潰す)
- 🔄 ⑧ 丸め込み技(一瞬でフォールを奪う)
- 🐄 ウッシ的「技を見るときの3つの視点」
- ❓ プロレス技のよくある質問(FAQ)
- 📺 プロレス技を「動く映像」で観るには?
- 📚 プロレスをより深く知るには
- 🎤 まとめ:プロレス技は「人生の縮図」
※本記事はプロモーションを含みます
📌 この記事でわかること
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プロレス技をジャンル別(投げ・関節・締め・打撃・飛び・反則)に整理した一覧
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各技の「効き方」と代表的な使い手(前田日明・高田延彦・蝶野正洋ほか)
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営業部長ウッシが食らったらどうなるか(シミュレーション)
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プロレスを観るときの「技を見分ける目」が手に入る
プロレス技とは、レスラーが相手を倒し、極め、そして観客を沸かせるために繰り出す攻撃の総称です。その数は新技が今も生まれ続けていて数えきれませんが、構造で分けると大きく8つのジャンルに整理できます。この8分類さえ押さえれば、初めて観る技でも「これは投げ技だな」「締めにいったな」と見分けられるようになります。
「プロレスの技って、たくさんあるのは知ってるけど、どれが何の技かわからない」。これ、プロレスを観始めた頃のウッシ自身です。
30年プロレスを観て、20年プロレスを語って、19年営業をやってきた営業部長のウッシが、プロレス技を8ジャンルに整理してまとめました。
本記事を読み終えるころには、テレビ画面で技が決まった瞬間に「あっ、これジャーマン!」「これはSTF!」と叫べる人間になっています。職場の若手にも、確実に一目置かれます。
▶ 四の字固め──じわじわ効く関節技の仕組みと返し方
▶ ジャーマンスープレックス──投げ技の代名詞、その威力と危険度
▶ STF──蝶野正洋の必殺技、極めの理屈
▶ ラリアット──すべてを薙ぎ倒す、打撃技の王様
🤼 プロレス技の8大ジャンル(一覧)
プロレス技は大きくこの8つに分類できます。危険度(★が多いほど受け身が難しく、事故リスクが高い)もあわせて整理しました。
| ジャンル | 特徴 | 危険度 | 代表技 |
|---|---|---|---|
| 🥊 打撃技 | 拳・肘・足で殴る | ★★☆ | ラリアット・チョップ・キック |
| 🌀 投げ技 | 持ち上げて叩きつける | ★★★ | バックドロップ・ジャーマン |
| 🐍 関節技 | 関節を極めてギブアップを奪う | ★★☆ | 腕ひしぎ・足4の字 |
| 🔒 締め技 | 首・気管を絞めて落とす | ★★★ | スリーパー・STF |
| 🦅 飛び技 | 跳んで空中から仕掛ける | ★★☆ | ムーンサルト・ダイブ |
| 💢 浴びせ技 | 全体重を浴びせて押し潰す | ★★☆ | ボディプレス・セントーン |
| 🔄 丸め込み技 | 押さえ込んでフォールを奪う | ★☆☆ | エビ固め・ラ・マヒストラル |
| 🚫 反則技 | ルール違反で相手を翻弄 | ★★☆ | 急所攻撃・凶器攻撃 |
順番に解説していきます。
🌟 特に有名なプロレス技5選(迷ったらまずこれ)
「全部は覚えられない」という人へ。まずこの5つを押さえれば、テレビでも会場でも”名場面”の8割は分かります。プロレスを代表する超有名技だけを厳選しました。
| 技 | ひとことで | 代表する使い手 |
|---|---|---|
| ラリアット | 走り込んで腕を首に叩きつける一撃必殺 | スタン・ハンセン |
| ジャーマンスープレックス | ブリッジで反り投げる「原爆固め」 | カール・ゴッチ |
| ムーンサルトプレス | トップロープから後方宙返り | 武藤敬司 |
| STF | 足を踏みつつ首を絞める複合技 | 蝶野正洋 |
| 卍固め | 立ったまま全身を極める | アントニオ猪木 |
この5つを知っているだけで、観戦中に「あっ、いまのラリアットだ!」と反応できるようになります。もっと知りたくなったら、下の早見表からお好きな技へどうぞ。
📋 プロレス技 早見表【主要37技・タップで個別解説へ】
「いま気になる技」をこの表から探せます。技名をタップすると、やり方・使い手・「食らうとどうなるか」を深掘りした個別記事へ飛べます。
🔍 技名で一発検索したい方へ ── ⚡ プロレス技 大図鑑(検索つき)なら、「ラリアット」「四の字」と打つだけで目的の技に直行できます。ジャンル絞り込みも可能な”引ける技辞典”です。
| 技 | 系統 | ひとことで(使い手) |
|---|---|---|
| ラリアット | 🥊打撃 | 走り込んで腕を首に叩きつける(ハンセン・長州力) |
| 逆水平チョップ | 🥊打撃 | 手刀で胸を打ち抜く袈裟斬り(小橋・天龍) |
| スピアー | 🥊打撃 | 低く突進するタックル(ゴールドバーグ) |
| ハイキック | 🥊打撃 | 顔面・側頭部を狙う高い蹴り(前田日明) |
| ローリング・ソバット | 🥊打撃 | 回転して放つ後ろ回し蹴り |
| 延髄斬り | 🥊打撃 | 後頭部の延髄を狙う蹴り(アントニオ猪木) |
| 水面蹴り | 🥊打撃 | 沈み込み後ろ回し蹴りで足を払う逆転技(橋本真也) |
| フライング・ニールキック | 🥊打撃 | 跳び上がって膝を叩き込む(猪木) |
| ドロップキック | 🥊打撃 | 両足で蹴り飛ばす基本にして華の技 |
| キンシャサ | 🥊打撃 | 走り込んで膝を叩き込む(中邑真輔) |
| シャイニングウィザード | 🥊打撃 | 膝を踏み台に跳び側頭部を撃つ(武藤敬司) |
| レインメーカー | 🥊打撃 | 引き寄せ回転して放つラリアット(オカダ・カズチカ) |
| エルボードロップ | 🥊打撃 | 飛び上がって肘を落とす(サベージ・HBK) |
| バックドロップ | 🌀投げ | 背後から後ろへ反り投げる(ルー・テーズ) |
| ジャーマンスープレックス | 🌀投げ | ブリッジで反り投げる原爆固め(カール・ゴッチ) |
| ブレーンバスター | 🌀投げ | 垂直に持ち上げ脳天から落とす |
| パワーボム | 🌀投げ | 抱え上げて豪快に叩きつける |
| デスバレーボム | 🌀投げ | 担いで横回転で叩きつける(三田英津子) |
| DDT | 🌀投げ | 脳天から落とす不意打ち(ジェイク・ロバーツ) |
| ボディスラム | 🌀投げ | 最も基本の投げ(WM3でホーガンがアンドレを投げた) |
| パイルドライバー | 🌀投げ | 脳天から突き刺すゴッチ式の古典 |
| タイガースープレックス | 🌀投げ | 両腕を背後で固め反り投げる高角度(初代タイガー) |
| ダイヤモンドカッター | 🌀投げ | 倒れ込む勢いで顔面を叩きつける(DDP) |
| フランケンシュタイナー | 🌀投げ | 頭を両腿で挟み後方宙返りで叩きつける(スコット・スタイナー) |
| 卍固め | 🐍関節 | 立ったまま全身を極めるコブラの発展形(猪木) |
| アルゼンチン・バックブリーカー | 🐍関節 | 肩に担ぎ背骨を弓なりに反らす(中西学) |
| 四の字固め | 🐍関節 | 両足を絡めて押さえる(リック・フレアー) |
| コブラツイスト | 🐍関節 | 脚を絡め上半身をひねり上げる(猪木) |
| キャメルクラッチ | 🐍関節 | 背に座り首・背骨を反らせる(アイアン・シーク) |
| サソリ固め | 🐍関節 | 両脚を交差ロックし反らせる(長州力) |
| 逆エビ固め | 🐍関節 | 両脚を抱え背中を弓なりに反らせる古典(豊登・藤波) |
| ロメロスペシャル | 🐍関節 | 全身を弓なりに吊り上げる(獣神サンダー・ライガー) |
| パラダイスロック | 🐍関節 | 腕と脚を結び固定する拘束技(SANADA) |
| STF | 🔒締め | 足を踏みつつ首を絞める複合技(蝶野正洋) |
| アナコンダバイス | 🔒締め | 腕と首を同時に極める(天山広吉) |
| ドラゴンスリーパー | 🔒締め | 後方から首と片腕を同時にロックする変型スリーパー(藤波辰爾) |
| ムーンサルトプレス | 🦅飛び | トップロープから後方宙返り(武藤敬司) |
※このほか、スリーパーホールド・ドラゴンスリーパー(締め技)、トペ・コンヒーロ/ダイビング・エルボードロップ(飛び技)、急所攻撃・凶器攻撃などの反則技も、本文で詳しく解説しています。
📚 「技を”本”でも手元に置きたい」という方へ。プロレス必殺技をまとめた図鑑本もあります(PR)。
🥊 ① 打撃技(拳・肘・足)
打撃技は「振りかぶる→ぶつける」のシンプルな構造。だからこそ、入った瞬間の音と表情で観客を一発で乗せる「導入の技」として使われます。
📺 公式「技図鑑」ラリアット・小島聡(新日本プロレス公式)
💪 ラリアット
腕を伸ばしたまま走り込み、相手の首にぶつける技。長州力の「リキ・ラリアット」、ハンセンの「ウェスタン・ラリアット」が有名。
音が「ドゴンッ」と鳴った瞬間、観客は立ち上がります。長州力のラリアットは「振りかぶらずに撃つ」のが特徴で、相手は避けようがない。
🐄 ウッシが食らったら?
営業会議で「次の四半期、目標30%増ね」と部長から打たれる無慈悲な数字。避けられない、根拠がない、痛い。これがラリアットの本質です。
✋ チョップ(袈裟斬りチョップ)
手刀で相手の胸を叩く技。小橋建太の「マシンガンチョップ」、川田利明の「袈裟斬りチョップ」が代表。
胸に赤い手形が浮き上がるのがプロレスの様式美。小橋のチョップは「腕の太さで殴る」というシンプルな暴力に行き着いた究極系です。
🦶 キック(ハイキック・ローキック・ミドルキック)
蹴り技は当てる場所によって名前が変わります。
- ハイキック:顔面・側頭部狙い。前田日明のハイキックは伝説。
- ローキック:太もも狙い。蹴り続けると相手は立てなくなる。
- ミドルキック:脇腹・肝臓狙い。初代タイガーマスク・大谷晋二郎の「ローリングソバット」が応用形。
- ビッグブーツ(16文キック):走り込む相手の顔面へ大きく足を突き出す技。209cmの巨体から繰り出したジャイアント馬場の16文キックが象徴で、シンプルさと存在感の極致でした。
🐄 ウッシが食らったら?
月曜朝の妻からの「ゴミ捨てたの?」。これがハイキック。完全に油断していた角度から、的確に急所に入る。あの瞬間、ウッシは床に崩れます。
📚 その他の打撃技(やり方を個別解説)
打撃技は「拳・肘・足」のどれを使うかで多彩に枝分かれします。代表的なものを個別記事で分解しています。
- 🐄 ラリアット:腕を伸ばして走り込み首にぶつける。スタン・ハンセンのウェスタン・ラリアットが代表。
- 🐄 逆水平チョップ:手刀で胸を打ち抜く袈裟斬り系。小橋・佐々木健介・天龍が名手。
- 🐄 スピアー:槍の如く低く突進してタックルで倒す。ゴールドバーグが象徴。
- 🐄 ハイキック:顔面・側頭部を狙う高い蹴り。前田日明の伝説的蹴りが有名。
- 🐄 ローリング・ソバット:身体を回転させて放つ後ろ回し蹴り。
- 🐄 延髄斬り:後頭部の延髄を狙う蹴り。アントニオ猪木の代名詞。
- 🐄 水面蹴り:身を低く沈め、後ろ回し蹴りで相手の足を払う逆転技。橋本真也が高田延彦戦で見せた一撃が有名。
- 🐄 フライング・ニールキック:跳び上がって膝を叩き込む飛び膝。猪木が愛用。
- 🐄 ドロップキック:両足で蹴り飛ばす、基本にして華のある技。
- 🐄 キンシャサ:走り込んで顔面・側頭部へ膝を叩き込む。中邑真輔の代名詞(旧ボマイェ)。
- 🐄 シャイニングウィザード:相手の膝を踏み台に跳び、反対の膝で側頭部を撃ち抜く。武藤敬司の閃光の一撃。
- 🐄 レインメーカー:手首を掴んで引き寄せ、回転して放つショートレンジ・ラリアット。オカダ・カズチカの必殺技。
- 🐄 エルボードロップ:飛び上がって肘を落とす。サベージ・HBKが名手。
🌀 ② 投げ技(持ち上げて叩きつける)
投げ技はプロレスの花形。「相手の体重を、相手の頭で受け止めさせる」という残酷な物理学が魅力です。
📺 ジャーマン・スープレックス集(WWE公式)
🚀 バックドロップ
相手の腰を背後から抱え、後ろに反り投げる技。ジャンボ鶴田の正統派バックドロップ、三沢光晴・小橋建太の「殺人バックドロップ」、力皇猛の角度が伝説。
バックドロップは「マットに突き刺さる音」が命。鶴田のバックドロップは「綺麗に投げて綺麗に勝つ」、小橋の殺人バックドロップは「相手の頭を破壊しに行く」。同じ技でもキャラが違います。
💥 ジャーマンスープレックス
相手の腰を後ろから抱え、ブリッジで反り投げる古典中の古典。カール・ゴッチが日本に持ち込み、藤波辰爾やヒロ斎藤ら新日本の選手が使い手として受け継ぎました。藤波の変形版「ドラゴン・スープレックス(フルネルソン式)」は、初代タイガーマスクを経て獣神サンダー・ライガーへと継承された、日本ジュニアの象徴技です。
ジャーマンの美しさは「橋(ブリッジ)の角度」。腰が浮きすぎると効かず、低すぎると相手が逃げる。カール・ゴッチのジャーマンは身体が真上に伸びる、教科書のような技です。
⚡ キャプチュード(キャプチャースープレックス)
相手の蹴りを受け止めて、その勢いで投げる技。前田日明・高田延彦・永田裕志が使い手として有名(中邑真輔は使いません。混同注意)。
「蹴ってきた足を、蹴った本人を投げる道具に変える」というカウンター技の美しさ。前田のキャプチュードは、相手が「あ、しまった」と気づいた瞬間にはもう天井を見ています。
🐄 ウッシが食らったら?
取引先で「これ、御社の責任ですよね?」と切り出された瞬間に、こちらの言葉尻を捉えて言質を取られる。こちらが繰り出した動きをそのまま投げ返される、それがキャプチュードです。
🌪️ ジャイアントスイング
相手の足を持って、自分の体重を遠心力に変えてグルグル回転させる技。馳浩のジャイアントスイングが日本記録の使い手として有名(日本選手としては最多回転数のひとつ)。
回転数が多いほど演出効果が高く、観客は「いち、にい、さん……」と数え始める。馳が60回級で回し続けた光景は、もはやプロレスというよりサーカスでした。
💎 ダイヤモンドカッター
相手の頭・首を一瞬で確保し、自分が倒れ込む勢いで相手の顔面をマットへ叩きつけるフェイスバスター系のフィニッシュ。ダイヤモンド・ダラス・ペイジ(DDP)の代名詞で、どんな体勢からでも繰り出せるカウンター性が魅力です。原型はジョニー・エースの「エースクラッシャー」で、ランディ・オートンのRKOはこの飛びつき式の派生にあたります。ダイヤモンドカッターのやり方・RKOとの違いを分解した記事で解説しています。
📚 その他の投げ技(やり方を個別解説)
投げ技はバリエーションが豊富。代表的なものを個別記事で分解しています。
- 🐄 バックドロップ:相手を背後から後ろへ反り投げる、ルー・テーズの代名詞。
- 🐄 ジャーマン・スープレックス:カール・ゴッチが体系化した「原爆固め」、投げ技の王様。
- 🐄 ブレーンバスター:相手を垂直に持ち上げ、脳天からマットへ落とす。
- 🐄 パワーボム:抱え上げて豪快に叩きつける豪快技。原型はルー・テーズ。
- 🐄 デスバレーボム:担いで横回転で叩きつける。女子プロ・三田英津子発祥。
- 🐄 DDT:電撃的に脳天から落とす不意打ち技。創始者はジェイク・ロバーツ。
- 🐄 ボディスラム:最も基本の投げ。WM3でホーガンがアンドレを投げた伝説。
- 🐄 パイルドライバー:相手の脳天から突き刺すゴッチ式の古典技。
- 🐄 タイガースープレックス:両腕を背後で固めて反り投げる高角度ジャーマン。初代タイガーマスクが世に放った。
🐍 ③ 関節技(極めて折る)
関節技は「極める→ギブアップ」の心理戦。痛みの強弱を選手が自由にコントロールできるため、試合の終わり方が極めて美しいジャンルです。
📺 腕挫十字固(うでひしぎじゅうじがため)/講道館 公式
🐍 関節技だけを「腕・脚・首肩・全身」の部位別に深掘り(腕ひしぎ十字・アンクルホールド・痛い順・返し方まで)したプロレス関節技 一覧【完全版】もどうぞ。
🦵 アンクルホールド(足首固め)
相手の足首を抱え込んで、足首を極める技。ケン・シャムロック・鈴木みのるが代表的な使い手。
足首は「靭帯が一本切れたら復帰までシーズン棒振り」という人間の弱点。鈴木みのるのアンクルホールドは、表情から「極めるまでの過程を楽しんでいる」感じが伝わるのが恐ろしい。
✋ 腕ひしぎ十字固め
相手の腕を伸ばしたまま、自分の足で挟んで肘関節を極める技。アントニオ猪木・藤原喜明・桜庭和志が使い手。
「肘の関節は逆方向に曲がらない」という人体の根本ルールを使った技。桜庭和志のMMAでの腕ひしぎは、プロレスの技がリアルファイトでも通用することを証明しました。
🐄 ウッシが食らったら?
取引先との「自動更新の長期契約」。サインした瞬間はなんともないのに、抜けようとすると違約金でジワッと極まる。逃げ道をふさいでから、ゆっくり効かせる。これが関節技の怖さです。
🔢 足4の字固め
相手の両足を絡めて、自分の足で押さえつける関節技。リック・フレアーの代名詞。日本では長州力は「サソリ固め」(同じく足を極める技)の方が有名な使い手です。
見た目が「数字の4」になるから足4の字。痛いだけでなく、相手の動きを完全に封じる戦略的な技。フレアーの足4の字は、極めながらも観客に向かって叫ぶエンタメ性が抜群でした。日本では覆面の魔王ザ・デストロイヤーの代名詞技としても絶大な人気を誇り、藤波辰爾も使い手として知られます。四の字固めのやり方・「四の字返し」を5ステップで分解した記事で、極まる仕組みを解説しています。
🐍 コブラツイスト(アバラ固め)
立ったまま相手の横に密着し、脚を絡めて上半身をひねり上げる関節技。アントニオ猪木の愛用技として有名で、腹斜筋・肋骨・背骨をまとめて極めます。極められた側が腰投げで返す「切り返し合戦」が名物。コブラツイストのやり方・返し方を5ステップで分解した記事で、極まる仕組みを解説しています。
🐫 キャメルクラッチ
うつ伏せの相手の背に座り、顎を引き上げて首・背骨・腰を弓なりに反らせる固め技。アイアン・シークの代名詞として世界的に有名です。逆エビ固めと混同されがちですが攻める向きが逆。キャメルクラッチのやり方・逆エビ固めとの違いを分解した記事で解説しています。
🦂 サソリ固め
相手の両脚を交差させてロックし、うつ伏せにして背を向けて座り、腰・背中・脚をまとめて反らせる関節技。長州力の代名詞で、北米ではシャープシューター(ブレット・ハート)として知られます。逆エビ固めの発展形。サソリ固めのやり方・シャープシューターとの関係を分解した記事で解説しています。
🤼 ロメロスペシャル(吊り天井固め)
うつ伏せの相手の両脚を自分の脚で巻き込み、両腕を取って後方へ倒れ込み、全身を弓なりに吊り上げる固め技。背骨・肩・股関節を同時に伸ばし、手脚を固定された相手は自力で外しにくいのが特徴です。獣神サンダー・ライガーが初期に正調を頻用し、後年は変型(ドラゴンスリーパー移行)へ発展させました。考案者はメキシコのロメロ選手とされますが諸説あります。ロメロスペシャルのやり方・ライガーの名手ぶりを分解した記事で解説しています。
🔒 パラダイスロック
相手の腕と脚を結び目状に絡めて固定し、自立させたまま動けなくする拘束技。ギブアップやフォールを直接狙う”決め技”ではなく、抜け出せない可笑しさで場を支配する珍しいタイプの技です。SANADAの代名詞的な拘束技として知られ、相手を結び目にしたあとポーズを取る”間”が見どころ。原型はルチャ・リブレの古典技「エル・ヌード(結び目固め)」とされます。パラダイスロックの正体・仕組みを分解した記事で解説しています。
📚 その他の関節技(やり方を個別解説)
立ち関節から背骨折りまで、極めの形はさまざま。代表的なものを個別記事で分解しています。
- 🐄 卍固め:立ったまま全身を極めるコブラツイストの発展形。アントニオ猪木の代名詞。
- 🐄 アルゼンチン・バックブリーカー:相手を肩に担ぎ上げ、背骨を弓なりに反らせて極める豪快な背骨折り。“野人”中西学の代名詞。
🔒 ④ 締め技(落とす)
締め技は「気を失わせる→試合終了」のシンプルさが特徴。決まった瞬間の「スーッと意識が遠のく」演出は、プロレスならではの様式美。
📺 ドラゴンスリーパー・岩谷麻優(STARDOM公式)
🐍 STF(ステフ)
相手の足を踏みつけながら、首を絞める複合技。蝶野正洋の代名詞、WWEではジョン・シナも使用。
STFは「首と足を同時に痛める」のが本質。蝶野のSTFは「入った瞬間に試合終了」の空気を作る、日本マット界屈指の終了通知です。足首・膝・首・背中を同時に攻める仕組みや返し方はSTFのやり方を5ステップで分解した記事で解説しています。
🐄 ウッシが食らったら?
逃げ場のない詰めの三者面談。上司と人事に挟まれ、退路を断たれて「で、どうする?」。抵抗するほど酸素が薄くなっていく。気づけば首を縦に振らされている。これが締め技の本質です。
🐍 アナコンダバイス
腕と首を同時に極める複合の締め技。天山広吉の代名詞で、海外ではCMパンクがアレンジ版を使うことで知られます。「腕を取りながら首も極める」二段構えが本質で、決まると逃げ場がありません。組み方や極まる仕組みはアナコンダバイスのやり方を5ステップで分解した記事で図解しています。
😴 スリーパーホールド
相手の首を腕で巻いて、頸動脈を絞めて気絶させる技。初代タイガーマスク・鈴木みのるほか、多くの選手が基本締め技として使う。
「血管を絞める→脳に血液が行かない→落ちる」という残酷ロジック。プロレスでは10秒以内に決着がつくことが多い「即効性の技」です。
🐉 ドラゴンスリーパー
相手を逆向きに抱え、後頭部側から首を絞める技。藤波辰爾の代名詞。
スリーパーの「首だけ絞める」を発展させ、相手の腰も同時に反らせることで2倍痛い。藤波の現役晩年でも、ドラゴンスリーパーだけは「効きが衰えない技」と言われていました。日本名「飛龍裸絞め」の由来や組み方はドラゴンスリーパーのやり方を5ステップで分解した記事で解説しています。
🦅 ⑤ 飛び技(空中殺法)
飛び技は「重力 × 体重 × ロマン」。観客を立ち上がらせる役目は、ほぼこのジャンルが担っています。
📺 ムーンサルトプレス・武藤敬司(プロレスリング・ノア公式)
🦅 トペ・コン・ヒーロやアサイムーンサルト、雪崩式まで飛び技を一気に知りたい人はプロレスの空中殺法・飛び技まとめ【危険度つき】もどうぞ。
🌙 ムーンサルトプレス
トップロープから後方宙返りで相手に体を叩きつける技。日本では武藤敬司が代名詞として広く知られ、獣神サンダー・ライガーも使い手。縦回転式の日本初公開はジョージ高野とされ、武藤がアメリカ(WCW)で多用して世界的に広めた。初代タイガーマスク(佐山聡)の「ラウンディング・ボディ・プレス」は斜め回転式の類似技で源流のひとつとされる。
「バック転で上から落ちてくる」という人間離れした動き。武藤敬司のムーンサルトは「綺麗さ」、ライガーは「高さ」で、同じ技でも個性が出ます。ムーンサルトプレス(月面水爆)のやり方・武藤敬司の美しさを5ステップで分解した記事で、空中技の構造と自爆リスクを解説しています。
🐄 ウッシが食らったら?
役員会で降ってくる「トップダウンの新方針」。上(空中)から飛んできて、避ける間もなく全体重で乗られる。決まればカッコいいが、外すと自爆——ハイリスク・ハイリターンなのが飛び技です。
🪂 トペ・コンヒーロ
リング外の相手に対し、ロープを乗り越えて頭から突っ込む技。獣神サンダー・ライガー・高橋ヒロムらジュニア戦士の十八番。
「自分のダメージを度外視して相手にぶつかる」というルチャ・リブレ起源の技。観客席の柵に突っ込んだ試合は、プロレス史に何度も残っています。
✈️ ダイビング・エルボードロップ
トップロープから飛び降りて、肘を相手の胸や顔に叩き込む技。ランディ・サベージの代名詞で、空中で完璧な弧を描くフォームの美しさで知られます。
単純な「上から肘」なのに、ジャンプの高さと落下のタイミングで美しさが決まる。振りかぶった肘が空中で完璧な弧を描く絵は、プロレスの様式美のひとつです。
🚫 ⑥ 反則技(ヒールの華)
プロレスは「反則すれすれを使うヒール」がいないと成立しません。反則技は「5カウント以内ならOK」というルールの抜け穴を使い倒すジャンルです。
| 技 | 危険度 | どんな技・使い手 |
|---|---|---|
| 急所攻撃(ローブロー) | ★★☆ | 股間を狙う一発逆転。鈴木みのる・TAJIRI |
| 凶器攻撃 | ★★★ | 椅子・テーブル等リング外の道具で殴る。FMW・ECW |
| 噛みつき・目つぶし | ★☆☆ | 額を噛む・目に指を入れる。ブッチャー・シーク |
💢 急所攻撃(ローブロー)
相手の股間を蹴り上げる・殴る技。鈴木みのる・TAJIRI・WWEのヒールが多用。
「男性の弱点」を狙う一発逆転技。観客は「やられた!」と叫ぶが、心のどこかで笑っている。プロレスの様式美のひとつです。
🐄 ウッシが食らったら?
会議で突然の「そういえば、あの件どうなった?」という不意打ち質問。ルールすれすれ、完全に油断の隙を突かれる一撃。正面から来ないからこそ効く。これが反則技のいやらしさです。
🪑 凶器攻撃
椅子・テーブル・トラックなど、リング外の道具で相手を殴る技。FMW・ECWの試合は、ほぼ凶器の見本市状態でした。
「プロレスにルールはあるが、ヒールには関係ない」というメッセージ性が強い。蝶野正洋がカラーボトルで相手の頭を殴った試合は、プロレス史に残る「ルール破りの様式美」です。
👅 噛みつき・目つぶし
相手の額や指を噛む・目に指を入れる。ブッチャー・シークなどの来日ヒールが日本で広めた。
「動物的な攻撃」が観客のヘイトを完全に集める。ブッチャーのフォークでの額攻撃は、プロレス史で最も観客を熱くしたヒール演出のひとつです。
💢 ⑦ 浴びせ技(全体重で押し潰す)
相手に飛び乗り、自分の全体重を浴びせて押し潰すジャンルです。空中から落ちる「飛び技」と近いですが、叩きつけるより「乗っかって潰す」のが浴びせ技。巨漢レスラーが使うと、見るからに重さが伝わります。
| 技 | 危険度 | どんな技・使い手 |
|---|---|---|
| ボディプレス/ダイビング・ボディプレス | ★★☆ | 体を平らにして覆いかぶさる王道。アンドレ級の巨体 |
| セントーン | ★★☆ | 背中を浴びせる回転式ボディプレス。ルチャ由来 |
🫸 ボディプレス/ダイビング・ボディプレス
体を平らにして相手の上に覆いかぶさる王道。トップロープから落とせばダイビング・ボディプレス。アンドレ・ザ・ジャイアント級の巨体が乗る一撃は、それだけで勝負を決めます。
🐄 ウッシが食らったら?
上からドンと乗ってくる「とりあえず君に全部任せた」の丸投げ。技の切れ味ではなく、純粋な重量で押し潰される。逃げる隙もなく全体重。これが浴びせ技の圧です。
🔁 セントーン
背中側から相手に背中を浴びせる、回転式のボディプレス。ルチャ由来で、軽量級のアクロバットとしても映える技です。
🔄 ⑧ 丸め込み技(一瞬でフォールを奪う)
打撃や投げで弱らせる技と違い、「押さえ込んで3カウントを奪う」ことに特化したジャンル。スピードと意外性が命で、大技の応酬の最後に一瞬で決まると、会場が爆発します。「決まってる」と思った試合がここでひっくり返るから、プロレスは面白い。
🦐 エビ固め/逆エビ固め
最も基本的な丸め込み。相手の両足を抱えて体を折り、肩をマットに押さえつけます。アマレス由来の、勝負の原点とも言える押さえ込みです。なお名前の似た逆エビ固め(ボストンクラブ)はフォール技ではなく、背中を弓なりに反らせる固め技。組み方や名手は逆エビ固めのやり方を5ステップで分解した記事で解説しています。
🌀 ラ・マヒストラル/ウラカン・ラナ
ルチャ由来の回転式丸め込み。相手の腕や足を綺麗に折りたたんで一瞬で押さえる、芸術的なフォール技です。小柄な選手が大男をこれで仕留める瞬間は、まさにルチャの真骨頂。
🐄 ウッシが食らったら?
負け濃厚の商談で、最後の一瞬に決められる「それ、今日中にハンコいただけますか?」。派手さはないが、一瞬の隙を突いてカウント3。大技の応酬より、最後のこの一手。これが丸め込みの怖さです。
🐄 ウッシ的「技を見るときの3つの視点」
30年プロレスを観てきた営業部長のウッシが、プロレス技を見るときの視点を3つお伝えします。
1. 「技を出す前の予備動作」を見ろ
プロレスは「今から技が来る」という予兆を、選手が観客に教えてくれます。長州力がコーナーから走り出す、蝶野が相手の足に手をかける、武藤がトップロープに登る。この「予兆の時間」が、観客を最高潮に持っていく営業のクロージングと同じです。
2. 「技が決まった瞬間のレフェリーの位置」を見ろ
レフェリーは技の「観客への見せ方」を仕事にしています。優秀なレフェリーは、技が決まる瞬間にカメラが捉えやすい位置に動いている。仕事ができる人ほど、目立たないように主役を支える、これも営業の真理です。
3. 「技を返された側のリアクション」を見ろ
投げ返された選手の表情・苦悶の声・観客への問いかけ。やられた側のリアクションが、技の偉大さを倍に増幅する。取引先で論破されたときに、悔しがる姿を隠さず見せる、これも営業のひとつの戦術です。
❓ プロレス技のよくある質問(FAQ)
プロレス技について、観始めた人からよく聞かれる質問をまとめました。
Q. プロレス技は何種類あるの?
明確な総数はありません。アレンジ技や新技が今も生まれ続けているからです。ただ、どんな技も大きく分ければ本記事の8ジャンル(打撃・投げ・関節・締め・飛び・浴びせ・丸め込み・反則)のどれかに収まります。まずこの8分類を覚えれば、知らない技が出てきても種類を見分けられます。
Q. 初心者がまず覚えるべき基本のプロレス技は?
打撃のラリアット、投げのバックドロップとジャーマンスープレックス、締めのスリーパーホールド。この4つはほぼ毎試合どこかで出てくる定番技です。名前と動きを結びつけておくだけで、観戦の解像度が一気に上がります。
Q. 一番痛い(危険な)プロレス技は?
一概には言えませんが、頭から落とす投げ技——垂直落下式ブレーンバスターや、三沢光晴・小橋建太の「殺人バックドロップ」などはダメージが大きい代表格です。プロは受け身の技術で衝撃を逃がしていますが、素人が真似できるものではありません。技の痛みの正体はプロレスの技は本当に痛いのか?で掘り下げています。
Q. プロレス技の名前を覚えるコツは?
「動作」と「使い手」をセットで覚えるのが近道です。「後ろに反り投げる=バックドロップ=ルー・テーズ」のように、技と選手を結びつけると記憶に残ります。本記事で各技に代表的な使い手を併記しているのは、まさにこの覚え方のためです。
📺 プロレス技を「動く映像」で観るには?
技は、文章で構造を理解したあと、実際の試合映像で観ると一気に腑に落ちます。「あの技、こう極まってたのか!」という発見の連続です。
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📚 プロレスをより深く知るには
プロレスの技や選手史をさらに深く知りたい方には、以下の関連記事がおすすめです。
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🎤 まとめ:プロレス技は「人生の縮図」
プロレス技を8ジャンル整理してきました。
- 🥊 打撃技:シンプルに殴る、伝える
- 🌀 投げ技:相手の体重を逆手に取る、戦略
- 🐍 関節技:心理戦、極めるまでの過程
- 🔒 締め技:終わらせる、即効性
- 🦅 飛び技:ロマン、観客を立たせる
- 🚫 反則技:ルールの抜け穴、ヒールの華
どの技も「入る瞬間まで、観客に見せ続ける」のがプロレスの本質です。営業で19年生きてきたウッシから言わせると、これはそのままビジネスにも応用できる原理です。
- ラリアットは「根拠なく押し切る数字目標」
- 関節技は「逃げ場のないクロージング」
- 飛び技は「取引先で見せる一発勝負のプレゼン」
- 反則技は「ルールギリギリの突破口」
プロレスを観ながら、自分の仕事の景色も変わっていく。これがプロレスを観る最大のメリットだと、ウッシは思っています。
そして、仕事の景色が変わったら、最後は”お金”。プロレス観戦という最高の趣味を一生続けるために、プロレス好きサラリーマンの資産形成入門もどうぞ。闘魂でコツコツ、が結局いちばん強い。
次は、技ごとの「勝率ランキング」を読んでみてください。技の深さがもう1段見えてきます。