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スピアーとは?やり方・かけ方を5ステップで解説|ゴールドバーグの代名詞「槍の如き突進」の仕組みと名手
— 必殺技解説 —

スピアーとは?やり方・かけ方を5ステップで解説|ゴールドバーグの代名詞「槍の如き突進」の仕組みと名手

USSIBLOG
📖 この記事の目次
  1. 📌 この記事でわかること
  2. 🧬 スピアーの正体:体ごと突き刺さる「槍」のタックル
  3. 🔥 スピアーのやり方|5ステップで分解
  4. 🏈 意外な事実:スピアーは「ただのタックル」ではない
  5. 🐂 スピアーの源流と歴史
  6. ⚡ スピアーの名手たち
  7. 📺 スピアーの名場面を動画で観るには?
  8. 🏛️ スピアーの歴史
  9. 🔥 スピアーの名場面
  10. ❓ スピアーに関するよくある質問
  11. 🔗 関連記事
  12. 🐄 ウッシのひとこと:低く、速く、一気に踏み込む

※本記事はプロモーションを含みます。

⚠️ 【重要・免責】本記事はプロレス観戦をより深く楽しむための「技術構造の解説」です。プロレス技は専門的な訓練を積んだプロレスラーのみが行う高度な格闘技です。一般の方が実際に他人に掛けると、頭部・頸部・脊椎の重大な損傷につながります。絶対に真似しないでください

こんにちは、営業部長のウッシです。

「スピアー」――最近のプロレスを観ている人なら、この技に見覚えがあるはずです。低く身を沈め、まるで槍のように相手の腹へ体ごと突き刺さる、あのタックル状の打撃。ゴールドバーグやロマン・レインズといったスーパースターのフィニッシュとして、現代プロレスを象徴する大技のひとつです。

本記事では、スピアーのやり方・かけ方の構造を、観戦理解の観点から5ステップで分解します。「ただのタックルじゃないの?」「なんであれで決まるの?」という疑問に、30年プロレスを観てきた部長の目線で答えます。

★★★★★ 打撃技
スピアー
槍の如き突進・体ごとの一撃
👁 かけ方
助走をつけて走り込み、低く身を沈めて肩から相手の腹部へ体ごと突き刺さるタックル状の打撃技。ラグビーやアメフトのタックルのように、全体重と走るスピードを一点に乗せて相手を吹き飛ばす。低い体勢から一気に踏み込む鋭さが、まさに"槍"のような印象を生む。
⚔️ STATUS※プロレス30年・ウッシの独断評価
💥 破壊力 8
🔒 拘束力 1
🎯 決定力 8
🎓 習得難度 4
⚠️ 危険度 7
🎭 魅せ度 8
🥋 元祖・名手
源流はラグビーの「スピアー・タックル」をプロレスに応用したもので、1980年代から繋ぎ技として一部で使われていた。これを一躍有名にしたのが、アメフト選手からプロレスラーに転向したビル・ゴールドバーグ。1997年以降フィニッシュとして多用し、知名度を爆発的に高めた。ほかにエッジ、クリスチャン、ロマン・レインズらも代表的な使い手として知られる。
📜 ひとくちメモ
スピアー(spear)は英語で"槍"の意。低く構えて一直線に突き刺さる動きが槍のようであることに由来する。ゴールドバーグは自ら「頭を武器とする危険なタックル」と定義した。一見ただのタックルに見えて、走るスピード・低い姿勢・当てる角度の三拍子がそろって初めて決まる、現代プロレスを象徴する大技だ。

📌 この記事でわかること

  • スピアーの正体と、タックルとの違い
  • やり方・かけ方を5ステップで分解
  • 「ただのタックル」に見えて大技である理由
  • スピアーの源流と歴史
  • ゴールドバーグ・エッジら名手たち
  • スピアーの歴史と使い手による進化
  • 語り継がれるスピアーの名場面
  • 名場面を動画で観るには

🧬 スピアーの正体:体ごと突き刺さる「槍」のタックル

スピアーは、英語の spear(槍) が語源。低く身を沈めて、肩から相手の腹部へ体ごと突き刺さる動きが、槍のように見えることから名づけられました。

項目内容
英語名Spear
分類打撃技(突進・タックル系)
当てる場所相手の腹部・体の中心
体勢低く構えて走り込む
源流ラグビーのスピアー・タックル

「タックルと何が違うの?」とよく聞かれますが、スピアーは走るスピード・低い姿勢・当てる角度の三つがそろって初めて成立する技です。ただ体当たりするだけでは、あの吹き飛ばす衝撃は生まれません。

🔥 スピアーのやり方|5ステップで分解

試合で見るスピアーを、5ステップに分けて解説します。

Step 1:相手との距離をとって構える

スピアーは助走の距離が命です。離れた位置から相手を見据え、踏み込むタイミングを計ります。コーナーで身を低くして”溜める”演出が入ることも多いですね。

Step 2:低く身を沈めて走り出す

合図とともに、腰を落として低い姿勢のまま一気に走り出します。この「低さ」が、相手の重心の下に潜り込むカギになります。

Step 3:肩を相手の腹部に合わせる

走りながら、打つ側の肩を相手の腹部・体の中心に照準します。高すぎると弾かれ、低すぎると足元に流れる。この角度合わせが決定力を左右します。

Step 4:全体重を肩に乗せて突き刺さる

走り込みのスピードと全体重を肩に乗せ、相手の中心へ体ごと突き刺さる。この瞬間、走るエネルギーが一点に集約されて相手を吹き飛ばします。

Step 5:相手を持ち上げ、押し倒す

突き刺さると同時に、両腕で相手の腰を抱え、走る勢いのまま押し倒す。源流のラグビー式タックルどおり、抱えて倒すところまでがワンセットです。多くの場合、そのまま押さえ込み(フォール)に移行します。

🏈 意外な事実:スピアーは「ただのタックル」ではない

スピアーは見た目こそシンプルなタックルですが、現代プロレスでフィニッシュになるだけの理由があります。

ポイント①:低い姿勢が相手を浮かせる

相手の重心の下に潜り込むからこそ、当たった相手は足が浮いて吹き飛ぶ。この「下から突き上げる」角度が、衝撃を最大化します。

ポイント②:スピードがすべて

止まった状態で押しても相手は倒れません。助走のスピードが、そのまま破壊力になります。ゴールドバーグが「頭を武器とする危険なタックル」と定義したのも、その鋭さゆえです。

⚠️ 再掲・免責:これらの構造解説は、観戦時の理解を目的としたものです。技を実際に他人にかけることは、解剖学的に極めて危険であり、絶対に行わないでください。

🐂 スピアーの源流と歴史

スピアーの源流は、ラグビーで使われる「スピアー・タックル」をプロレスに応用したものと言われています。低い体勢で相手に跳びつくと同時に、両腕で相手を抱えて持ち上げる――この構造が、そのままプロレスのスピアーに受け継がれています。

1980年から1996年頃までは、スピアーは使用者が少ない”繋ぎ技”にすぎませんでした。それが大きく変わったのが1997年。アメリカンフットボール選手からプロレスラーに転向したビル・ゴールドバーグが、フィニッシュとして多用し始めてから、一気に知名度と使用頻度が跳ね上がりました。

ゴールドバーグはこの技を「頭を武器とする危険なタックル」と定義し、デビューから連勝を重ねる無敵キャラとあいまって、スピアー=必殺技という図式を世界に広めました。アメフト仕込みのタックルが、プロレスの大技に昇華した――スピアーは、異競技の動きがプロレスを進化させた好例だと言えます。

⚡ スピアーの名手たち

ゴールドバーグ以降、多くのスーパースターがスピアーを代名詞にしています。

エッジ/クリスチャン

WWEのスーパースター、エッジは華麗なスピアーの使い手として知られ、相方のクリスチャンも使用しました。エッジのスピアーは、相手を狙い澄ます”溜め”の演出が魅力です。

ロマン・レインズ

現代WWEの顔のひとり、ロマン・レインズもスピアーをフィニッシュとし、低くコーナーで構えてから一気に突き刺さるフォームで観客を沸かせています。

中西学(日本の”野人”)

日本では、新日本プロレスの”野人”中西学がスピアーの代表的な使い手として知られます。150kg超の相手も持ち上げたと言われる怪力のパワーファイターで、低い姿勢から肩と頭で相手の腹部へ突進。マットに倒れた相手や膝立ちの相手に仕掛ける前に、肘から先を小刻みに振る独特の所作が中西スピアーの目印でした。代表技はアルゼンチン・バックブリーカーとして知られますが、このスピアーもまた、野人の豪快さを象徴する一発として日本のファンに親しまれました。

このように、スピアーは走り込みのスピードと突き刺さる鋭さを持つ大型レスラーに好んで使われ、現代プロレスを象徴する打撃技として定着しています。海外勢だけでなく、中西学のような日本のパワーファイターの代名詞でもあるのです。

📺 スピアーの名場面を動画で観るには?

📺 ゴールドバーグのスピアー集(WWE公式)

文章だけで、低い姿勢からの突進スピードや吹き飛ばす衝撃を理解するのは難しい技です。実際の試合映像で動きを観るのが最短ルート

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🏛️ スピアーの歴史

スピアーという技がどう生まれ、どう進化してきたのか。ここではもう一歩踏み込んで、その歴史をたどってみます。

起源:「誰が最初か」は実ははっきりしない

意外かもしれませんが、スピアーの「最初の使用者」は明確には特定されていません。海外の解説でも「諸説あり、混乱がある」とされており、はっきりした考案者は不明というのが正直なところです。

ただ確かなのは、「肩から相手の胴へぶつかる」動き自体は、プロレスの古い時代から存在していたということ。いわゆる「ショルダーブロック(ショルダータックル)」がそれにあたります。たとえば往年の人気レスラージム・ドゥガンも、スピアーによく似た突進技を使っていたとされます。つまりスピアーは、誰か一人が”発明”したというより、昔からあったタックル系の動きが少しずつ磨かれて一つの大技になっていった、と捉えるのが正確です。

タックル系(ショルダーブロック)との違い

では、昔からあるショルダーブロックと、現代のスピアーは何が違うのか。ここが理解の肝です。

比較項目ショルダーブロックスピアー
当てる高さ相手の胸〜肩あたり相手の腹部・体の中心(低い)
主な狙い相手を弾く・つなぎ技相手を吹き飛ばすフィニッシュ
抱える動作なし(当てて終わり)両腕で相手を抱えて押し倒す
体勢比較的立ったまま深く腰を落として潜り込む

ショルダーブロックが「ぶつかって弾く」つなぎの技なのに対し、スピアーは「低く潜り込んで抱え、走る勢いごと押し倒す」ところまでがワンセット。この”抱えて倒す”構造こそが、ラグビーのタックルから受け継いだスピアーの本質です。同じ突進でも、目的と仕上げがまるで違うわけですね。

使い手による進化

スピアーを”つなぎ技”から”必殺技”へと一気に引き上げたのが、すでに触れたビル・ゴールドバーグです。アメフト出身の彼が1997年のWCW時代にこの技を多用し、知名度を爆発的に高めました。

ただし面白いのは、ゴールドバーグにとってスピアーは「とどめ」ではなかったという点。海外の解説によれば、彼はスピアーで相手を吹き飛ばしたあと、抱え上げて叩きつける「ジャックハンマー」で試合を決めるのが定番でした。つまりゴールドバーグのスピアーは、最強フィニッシュへの”露払い”だったのです。それでも連勝街道の象徴として、スピアー=必殺技という図式を世界に焼き付けました。

その後、スピアーは使い手ごとに性格を変えながら進化していきます。エッジは狙い澄ます”溜め”の演出で魅せるスピアーに、ロマン・レインズは大型の体格を生かした重量級のスピアーに――と、同じ技でも”その人らしさ”が乗るのが、この技の奥深いところです。

🔥 スピアーの名場面

技は、名場面とセットで記憶に残ります。ここでは、実際に語り継がれているスピアーの場面を紹介します。

エッジ:空中のジェフ・ハーディを撃ち抜いた一撃(2001年)

スピアーの名場面として真っ先に挙がるのが、2001年4月1日「レッスルマニアX-Seven」のTLC II(テーブル・はしご・椅子戦/タッグ王座戦)です。

ベルトを取ろうと高い位置のはしごにぶら下がったジェフ・ハーディ。その足場のはしごが外され、ジェフが宙づりになった瞬間――エッジが別のはしごの上から跳び、空中のジェフを一直線にスピアーで撃ち抜いたのです。この一撃は、プロレス史上最も有名な”スポット”のひとつとして、今なお語り継がれています。海外メディアでもレッスルマニア史の名勝負として高く評価されている試合です。

ロマン・レインズ:デビュー当初からの代名詞

現代WWEの顔のひとりロマン・レインズは、メインロスター昇格当初からスピアーをフィニッシュに据えてきた使い手です。海外の評でも「ゴールドバーグの全盛期を除けば、これほど力強くスピアーを打つ者はそういない」と言われるほど。低くコーナーで構えてから一気に突き刺さるフォームで、何度も大舞台を締めくくってきました。

ライノ:唯一”別名”を持つスピアー「ゴア(Gore)」

もうひとつ知っておくと通なのが、ECW出身のライノ。彼の突進技は「ゴア(Gore)」という独自の名前を持つ、スピアー系では珍しい一例です。

ライノ本人はゴアとスピアーの違いをユーモラスにこう説明しています。「相手がカウントを返したら、それはただのスピアー。返されないのがゴアだ」――つまり”絶対に決まる必殺技”という矜持を、わざわざ別名にして表現しているわけですね。同じ突進技でも、名前ひとつでキャラクターが立つ。プロレスの面白さが詰まったエピソードです。

❓ スピアーに関するよくある質問

Q1. スピアーは素人でも真似できますか?

A. 絶対に真似しないでください。本記事は観戦理解のための技術解説です。スピアーは頭や肩から突進する技で、訓練を受けていない人が他人にかけると、打つ側も打たれる側も頭部・頸部・脊椎の重大な怪我につながります。

Q2. スピアーとタックルは同じですか?

A. 源流は同じですが、スピアーは走り込みのスピード・低い姿勢・当てる角度がそろった”プロレス用の大技”として磨かれています。ただ体当たりするだけでは、あの吹き飛ばす衝撃は生まれません。

Q3. なぜスピアーで相手が吹き飛ぶんですか?

A. 低い姿勢で相手の重心の下に潜り込み、走るスピードと全体重を一点に乗せるからです。下から突き上げる角度が、相手の足を浮かせて吹き飛ばします。

Q4. スピアーを有名にしたのは誰ですか?

A. ビル・ゴールドバーグです。1997年以降、フィニッシュとして多用し、知名度と使用頻度を爆発的に高めました。ほかにエッジ、クリスチャン、ロマン・レインズらも代表的な使い手です。

Q5. スピアーはなぜラグビーやアメフトと関係があるんですか?

A. 源流がラグビーのスピアー・タックルで、さらに有名にしたゴールドバーグがアメフト選手出身だからです。異競技のタックル技術が、プロレスの大技に昇華した技と言えます。

🔗 関連記事

⚠️ 再々掲・免責:本記事はあくまで観戦理解・技術構造の解説目的です。プロレス技を一般の方が他人にかけることは、極めて危険な行為であり、絶対に真似しないでください。

🐄 ウッシのひとこと:低く、速く、一気に踏み込む

スピアーの本質は、「低く身を沈めて、一気に踏み込む」ことにあります。背伸びして上から行くのではなく、相手の懐に低く潜り込む。だからこそ、相手を吹き飛ばすほどの衝撃が生まれます。

これ、営業でもまさにそうなんですよ。お客さんに対して上から目線で大きく構えると、かえって響かない。むしろ低く構えて、相手の本音の懐に一気に踏み込むほうが、商談はぐっと動きます。低姿勢は弱さじゃない。低く速く踏み込むための”溜め”なんです。ゴールドバーグのスピアーは、その潔い踏み込みの美学を教えてくれます。

技のフォームを知ると、プロレス観戦は確実に面白くなります。それではまた次のプロレス記事でお会いしましょう。

営業部長のウッシでした。