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ラスト・オブ・ザ・ドラゴンとは?やり方【図解】|鷹木信悟の必殺技・MADE IN JAPANとの違い
— 必殺技解説 —

ラスト・オブ・ザ・ドラゴンとは?やり方【図解】|鷹木信悟の必殺技・MADE IN JAPANとの違い

USSIBLOG

※本記事はプロモーションを含みます

「土曜の深夜に観てたら、鷹木が相手を肩に担いでグルンと回して落としてた。あれ何ていう技?」 「ラスト・オブ・ザ・ドラゴンって名前は知ってるけど、MADE IN JAPANと見分けがつかない」

こんにちは、営業部長のウッシです。

パラダイスロック、スカルエンドと、地上波の「ワールドプロレスリング」をきっかけに検索される技を追いかけてきました。今回は鷹木信悟。2026年のG1 CLIMAX 36にAブロックで出場した、あの筋肉の塊です。

鷹木の技は、正直見分けが難しい。担いで落とす技を何種類も持っていて、しかも全部似た角度から入ります。だから「今の技、名前あるの?」で終わってしまう。この記事ではメインフィニッシャーのラスト・オブ・ザ・ドラゴンを骨格から分解して、MADE IN JAPAN・バーニングドラゴンとの見分け方まで一気に整理します。次の中継で、指を差せるようになるはずです。

結論から:ラスト・オブ・ザ・ドラゴンはこういう技

① 肩に担いで、前に回って落とす技──相手の腕を固めて肩に担ぐ。横に落とすデスバレーボムとは違い、自分が前方に回転しながら相手を頭から落とす。

② 落とすだけで終わらない──落とした流れのまま相手を固めて、フォールまで一続きで奪う。

③ ドラゴンゲート時代の名前は「ラスト・ファルコンリー」──当時は「奥の手」と報じられた技。新日本参戦後に「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」の名になった。

④ MADE IN JAPANとの違いは「担ぐか、その場で回すか」──MADE IN JAPANは肩に担がず、持ち上げつつその場で前方回転させて叩きつける。形が近いので混同されやすい。

⚠️ この記事は、観戦を楽しむための「技の構造解説」です。技は絶対に真似しないでください。くわしい注意は本文の中に書いています。

★★★★★ 投げ技
ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
Last of the Dragon・龍の最終回答
👁 かけ方
相手の腕を固めたまま肩に担ぎ上げ、デスバレーボムのように横へ落とさず自身が前方に回転しながら相手を頭から落とす。落とした流れのまま相手を固めてフォールに入る。
⚔️ STATUS※プロレス30年・ウッシの独断評価
💥 破壊力10
🔒 拘束力9
🎯 決定力10
🎓 習得難度9
⚠️ 危険度10
🎭 魅せ度9
🥋 元祖・名手
鷹木信悟選手の必殺技。東スポのプロフィールにも「必殺技はラスト・オブ・ザ・ドラゴン」とある。肩に担ぐ入り方はデスバレーボム(コトバンクによれば三田英津子さんのオリジナル技)と共通する。
📜 ひとくちメモ
ドラゴンゲート時代の技名は「ラスト・ファルコンリー」。新日本参戦後は「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」の名で、数々の大一番を決めている。

📌 この記事でわかること

  • ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの構造──腕の固定・担ぎ上げ・前方回転・固めの流れ
  • やり方を4ステップで図解(観戦理解のための構造解説)
  • MADE IN JAPAN・バーニングドラゴンとの見分け方を表で整理
  • 「ラスト・ファルコンリー」から「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」へ
  • パンピングボンバー、WARスペシャルまで含めた鷹木の武器庫
  • 鷹木信悟という選手の輪郭(アニマル浜口道場→ドラゴンゲート→新日本)
  • G1 CLIMAX 36での鷹木の戦い(2026年・確認できた勝敗)
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🐉 ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの正体|「落とす」の中に仕掛けがある

この技を「担いで落とすやつ」で片づけると、面白さの大半を捨てることになります。流れを分けると、こうなります。

層やっていること相手にとっての意味
① 腕の固定相手の腕を固める担がれた時点で受け身の手が使いにくい
② 担ぎ上げ肩に担ぐ(ファイヤーマンズ・キャリー)デスバレーボムと同じ入り口
③ 落とし方横に落とさず自分が前方回転して頭から落とす回転の勢いがそのまま乗る
④ 固め落とした流れのまま相手を固める返す間がないままカウントを聞く

デスバレーボムは、コトバンク(デジタル大辞泉プラス)の説明では「担ぎ上げた相手を体を浴びせながら投げ落とす投げ技」。女子プロレスラー・三田英津子さんのオリジナル技です。肩に担ぐ体勢は「ファイヤーマンズ・キャリー」と呼ばれ、同じ辞書は「相手をうつぶせの状態で抱え上げるテクニック」と説明しています。

ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは、担ぐところまではこのデスバレーボムと同じ。違うのは横に倒れ込む代わりに、自分が前方へ回転するという点です。細かい形は、公式の動画で見られます。

そして忘れてはいけないのが腕の固定。プロレスの投げ技で「腕をクラッチする」意味は、威力を上げるためだけではなく、受け身の選択肢を減らすためでもある。鷹木はそこを丁寧にやっています。

⚠️ 繰り返しますが、これは頭部から落とす技です。構造を知るための解説であり、真似するための説明ではありません。

🔥 ラスト・オブ・ザ・ドラゴンのやり方|4ステップで分解

ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの掛け方 模式図 相手の腕を固めて肩に担ぎ、自身が前方回転して相手を頭から落とし、そのまま固める構造の抽象図。 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン|担ぐ→回る→落ちる→固める かける側(鷹木) 肩に担いだ状態 ① 相手の腕を固めて  肩に担ぐ  =受け身の手が使いにくい ② 自分が前方へ一回転(横倒しではない) 頭部から落下 ③ 相手を頭から  落とす ④ そのまま相手を固めてホールド  =落とした流れのまま3カウントへ ⚡ ポイント:腕の固定 + 前方回転の落下 + そのままの固め ※模式図(実姿勢を簡略化) 絶対に真似しないでください

Step 1:相手の腕を固める

出発点は、相手の腕を固めるところ。担ぎ上げるための握りであると同時に、相手の腕を封じるための握りでもあります。「クラッチ式」の投げが怖い理由が、ここに詰まっています。

Step 2:肩に担ぎ上げる

腕を固めたまま、相手をファイヤーマンズ・キャリー(消防士が人を担ぐ形)で肩に乗せます。ここまではデスバレーボムと同じ入り口。テレビで観ていると、この瞬間はまだ「デスバレー?」と迷います。

Step 3:前方に回転して頭から落とす

分岐点です。デスバレーボムなら体を浴びせながら投げ落とすところを、鷹木は自分が前方側へ回転しながら、相手を頭から落とします。

回るか、倒れるか。ここが見分けの目安です。

Step 4:そのまま固めてフォールへ

そして最後。落とした流れのまま相手を固めて、そのままフォールを奪ってしまいます。

僕がこの技を評価しているのは、まさにこの「投げ技なのにフォールまで含まれている」設計です。ふつうの投げ技は、落としたあと改めて相手に覆いかぶさる時間が要る。その一瞬に相手は転がって逃げられる。ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは、落下と押さえ込みが一つの動作でつながっているから、その一瞬がない。「落とす」と「勝つ」の間に隙間を作らない技なんです。

📺 動画で観る(公式)

📺 公式「技図鑑」ラスト・オブ・ザ・ドラゴン/鷹木信悟(新日本プロレス公式YouTube)

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🆚 MADE IN JAPANとの違い|「担ぐ」か「その場で回す」か

鷹木の技で最も混同されるのが、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンとMADE IN JAPANです。どちらも腕を固めて、どちらも前方回転で落とし、どちらも最後はそのまま固める。混同されて当然の兄弟技です。

見分けどころは「肩に一度乗せる動作が入るかどうか」(公式技図鑑の2本を見比べると分かりやすい)。

比較項目ラスト・オブ・ザ・ドラゴンMADE IN JAPAN
担ぐ体勢ファイヤーマンズキャリーで肩に担ぐ持ち上げつつその場で回す
落とし方自身が前方回転し、頭から落とすその場で相手の体を前方回転させて叩きつける
締めそのまま固めるそのまま固める
位置づけ必殺技(東スポのプロフィール)大技

つまりラスト・オブ・ザ・ドラゴンは「一度肩に乗せてから、回して落とす」/MADE IN JAPANは「持ち上げつつ、その場で回して落とす」とされています。中継で観るときは、相手の体が鷹木の肩の上でいったん静止するかを見てください。静止したらラスト・オブ・ザ・ドラゴン、そのまま回ったらMADE IN JAPANです。

なお、形の近い技としてYOSHI-HASHI選手の「カルマ」(東スポの表記は「変型ドライバー」)の名前が挙がることがあります。技の形は似ていても、名前で個性が立つ。プロレスの技名文化のいいところです。

📺 公式「技図鑑」MADE IN JAPAN/鷹木信悟(新日本プロレス公式YouTube)── 見比べると違いが一発でわかる

🧰 鷹木信悟選手の武器庫|5つの技の役割分担

鷹木の試合は技のつるべ打ちで組み立てられます。役割が分かっていると、試合の”どこまで進んだか”が読めるようになる。

技中身役割
パンピングボンバー豪腕ラリアット。若手時代から一日何発も打ち込んで磨いた一撃相手を削る主砲。ここから流れが変わる
MADE IN JAPAN持ち上げつつその場で前方回転させて叩きつける決め手の一歩前の大技
バーニングドラゴン変型バーニングハンマー(東スポの表記)キャリア初期の「ラストファルコンリー」の形を、2025年3月のNEW JAPAN CUPで名前を改めて解禁した一撃
WARスペシャル公式の技図鑑に載っている鷹木の技。形は公式の動画で見られます鷹木は、ドラゴンゲート時代から天龍源一郎さんとつながりが深いと報じられている
ラスト・オブ・ザ・ドラゴン担ぎ上げ→前方回転→頭から落とす→そのまま固める必殺技。ここで試合が終わる

見てのとおり、鷹木の武器庫には、先人の技の名前を受け継いだものが混ざっています。バーニングハンマーは、コトバンクが「小橋建太特有の投げ落とし技」と書く技。鷹木は、ドラゴンゲート時代から天龍源一郎さんとつながりが深いと報じられています。そのうえで“ドラゴン”の名を冠した技を持っている。プロレスの歴史を身体に背負ったまま、自分の技で終わらせる。これが鷹木信悟選手の技構成です。

📺 公式「技図鑑」パンピングボンバー/鷹木信悟(新日本プロレス公式YouTube)

ラリアットという技そのものの構造や、スタン・ハンセンさんからの系譜についてはラリアットのやり方【図解】にまとめてあります。鷹木のパンピングボンバーの重みは、この技の歴史を知ってから観ると別物になります。

🏛️ 「ラスト・ファルコンリー」から「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」へ

この技には名前の歴史があります。

ドラゴンゲート時代、鷹木の決め技は「ラスト・ファルコンリー」でした。falconry は鷹狩りのこと。鷹木の”鷹”に通じる名前です。

そして重要なのは、当時この技は”奥の手”と報じられていたということ。2013年7月21日、神戸ワールド記念ホールでCIMA選手からドリームゲート王座を奪った試合について、スポーツナビは「最後に奥の手ラストファルコンリーをガッチリと決めてカウント3」と伝えています。

他団体のリングでも結果を出しています。2018年の全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」では、ドラゴンゲート所属のまま出場し、当時の三冠ヘビー級王者・宮原健斗選手に勝利しました。

同年2018年10月7日にドラゴンゲートを退団し、翌8日、新日本プロレスの両国大会に登場。新日本では「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」の名で、奥の手から、毎シリーズの必殺技へと変わっていきます。鷹の狩りから、龍の一撃へ。なお東スポによると、2025年3月に解禁したバーニングドラゴンは「キャリアの初期に使用していた形のラストファルコンリー」を改めたものです。

僕はこの変化がすごく好きです。「奥の手」を「毎シリーズ使う技」に変えるというのは、覚悟の宣言なんですよ。奥の手は、隠しているうちは無敵のままでいられる。毎試合出せば、いつか返される日が来る。それでも主砲に据えた。ヘビー級の世界で勝つと決めた男の、技の使い方だと思います。

🧭 鷹木信悟選手とは何者か|浜口道場から龍になるまで

項目内容
リングネーム鷹木 信悟(たかぎ しんご)
生年月日1982年11月21日
出身山梨県中央市
身長・体重178cm・100kg
デビュー2004年10月3日(ドラゴンゲート博多大会)
出身道場アニマル浜口さんの浜口道場
所属新日本プロレス(2018年〜)
ユニットUnbound Co.

経歴で外せないのは叩き上げの筋道です。

  • アニマル浜口さんの浜口道場の出身。同じ道場からは内藤哲也選手も出ている
  • 2004年10月3日、ドラゴンゲートの博多大会でデビュー
  • ドラゴンゲートではオープン・ザ・ドリームゲート王座を複数回戴冠(2013年7月にはCIMA選手を破って第15代王者に)
  • 2018年10月7日にドラゴンゲートを退団し、翌8日、新日本プロレス両国大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)に加入
  • 2021年6月7日・大阪城ホール、第3代IWGP世界ヘビー級王座決定戦でオカダ・カズチカ選手を破り初戴冠。決まり手はラスト・オブ・ザ・ドラゴン。同年度のプロレス大賞MVPを受賞
  • NEVER無差別級王座も複数回戴冠
  • 2025年5月4日の福岡大会を最後に、内藤哲也選手とBUSHI選手が新日本を退団。残るメンバーは同年6月、メキシコでL・I・Jとしての活動を終えた。2026年1月5日、辻陽太選手らと新ユニット「Unbound Co.」を発足

経歴の全体像(ドラゴンゲート14年・35歳での退団・IWGP戴冠・タイトル歴の一覧)は【闘魂列伝㉗】鷹木信悟|“RAMPAGE DRAGON”我道驀進、178cmで龍王になった男の全記録にまとめました。

178cm・100kgで、ヘビー級の頂点まで行った選手です。団体最高峰のベルトを巻きました。だからこそ、彼のフィニッシャーが「腕を封じてから頭から落とす」という徹底した設計になっているのは、必然だと思うんです。体格差を、技の精度で埋めてきた男の技なんです。

余談ですが、“独身キャラ”が定着し、内藤哲也選手を筆頭に関係者から「絶対に結婚できない」と指摘されていた鷹木は、2026年1月、スターダムのなつぽい選手との結婚を東スポの取材と自身のYouTubeで報告しました。きっかけの一つが、2025年6月に大阪城ホールで自分を破った後藤洋央紀選手のマイク「諦めなくても、きっといい奥さん見つかるよ」だったというのが、あまりにプロレス的でいい話です。

🏆 G1 CLIMAX 36での鷹木信悟選手(2026年・確認できた勝敗)

2026年のG1 CLIMAX 36(8月16日閉幕・優勝は大岩陵平選手)に、鷹木はAブロックで出場しました。以下は、東スポの報道で確認できた範囲の勝敗です。

日付・会場相手結果
7月11日・シカゴジェイク・リー選手● 敗戦
7月18日・札幌大岩陵平選手○ 勝利。最後はバーニングドラゴンで初白星
7月21日・仙台ボルチン・オレッグ選手● 敗戦(カミカゼ)
7月25日・大田区辻陽太選手● 敗戦(ファイヤーブラスター)
7月29日・大阪後藤洋央紀選手○ 勝利(2勝目)
8月1日・広島グレート-O-カーン選手○ 勝利(ラスト・オブ・ザ・ドラゴン)
8月6日・後楽園KONOSUKE TAKESHITA選手○ 勝利(ラスト・オブ・ザ・ドラゴン・4勝目)
8月9日・高崎Yuto-Ice選手● 敗戦

7月25日の時点では1勝3敗。そこから3連勝で4勝目まで星を戻しました。

中身も濃い。7月18日の大岩戦では、ラスト・オブ・ザ・ドラゴン、パンピングボンバーを返されたあと、最後にバーニングドラゴンを選びました。試合後は「なんで大岩が予選からなんだよ!」と相手の実力を称えています。

そして7月25日の辻陽太戦。相手はIWGPヘビー級王者(当時)であり、同じUnbound Co.の同門です。鷹木はバーニングドラゴンまで浴びせましたが、3カウントは奪えず、最後はファイヤーブラスターに沈んだ。負けたけれど、この試合で鷹木の格が下がったとは思いません。

8月6日の後楽園では、前年覇者のKONOSUKE TAKESHITA選手をラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めて4勝目。この技が、今も大一番の決め手であることを見せました。

大会は8月16日に閉幕し、優勝は大岩陵平選手。7月18日に鷹木がバーニングドラゴンで下したあの大岩選手が、頂点まで駆け上がりました。

各選手の技をまとめて引きたい人は、G1 CLIMAX 36 出場20選手の得意技・フィニッシャー全まとめが早いです。

📺 前方回転の一瞬は、映像でしか見えない

正直に言うと、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは静止画で説明できない技です。担いだ瞬間、鷹木が回りはじめる一瞬、そして固めに入る流れ。この一瞬の連続が全部なので、図解を読んだあとに映像を観ると腹に落ちます。

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❓ ラスト・オブ・ザ・ドラゴンに関するよくある質問

Q1. ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは誰の技ですか?

A. 鷹木信悟選手の必殺技です。東スポのプロフィールにも「必殺技はラスト・オブ・ザ・ドラゴン」とあります。

Q2. 技の名前の意味は?

A. ドラゴンゲート時代は「ラスト・ファルコンリー」という名前でした(falconry は鷹狩りのこと)。新日本プロレス参戦後は「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」の名で使われています。東スポは鷹木を“ザ・ドラゴン”と書いています。

Q3. MADE IN JAPANとの違いは?

A. 肩に一度乗せる動作が入るかどうかが目安です。ラスト・オブ・ザ・ドラゴンはファイヤーマンズキャリーで肩に担いでから自身が前方回転して落とす技。MADE IN JAPANは持ち上げつつその場で相手の体を前方回転させて叩きつける技です。どちらも最後はそのまま固めるため混同されやすい。

Q4. デスバレーボムとは何が違うんですか?

A. デスバレーボムは、コトバンクの説明では「担ぎ上げた相手を体を浴びせながら投げ落とす」技。ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは自分が前方に回転しながら頭から落とす点、さらに腕を固め、落としたあとそのまま固める点が違います。

Q5. バーニングドラゴンはまた別の技ですか?

A. 別の技です。東スポの表記は「変型バーニングハンマー」で、2025年3月のNEW JAPAN CUP、ボルチン・オレッグ選手との試合で解禁されました。キャリア初期に使っていた形のラストファルコンリーを改めたもの、と報じられています。2026年7月18日のG1公式戦・大岩陵平戦でも、この技で3カウントを奪っています。

Q6. 素人が真似してもいいですか?

A. 絶対にやめてください。相手の腕を固めたうえで頭から落とす技です。訓練を受けていない人が他人に掛ければ、重大な事故につながります。本記事は観戦理解のための構造解説です。

Q7. 鷹木信悟選手のいまの所属とユニットは?

A. 新日本プロレス所属(2018年〜)。2018年からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに所属していましたが、2025年5月に内藤哲也選手とBUSHI選手が退団し、残るメンバーも同年6月にL・I・Jとしての活動を終えました。2026年1月5日に発足した「Unbound Co.」で、辻陽太選手らと活動しています。

Q8. G1 CLIMAX 36の鷹木の星は?

A. 東スポの報道で確認できた範囲では、7月25日時点で1勝3敗(大岩陵平選手から白星、ジェイク・リー選手/ボルチン・オレッグ選手/辻陽太選手に敗戦)。その後、後藤洋央紀選手、グレート-O-カーン選手、KONOSUKE TAKESHITA選手に勝って4勝目を挙げ、8月9日はYuto-Ice選手に敗れました。大会は8月16日に閉幕し、優勝は大岩陵平選手です。最終の星取は新日本プロレス公式でご確認ください。

🐉 鷹木の試合をもっと深く観るなら
▶ ラリアット──パンピングボンバーの母体。この技の歴史を知ると重みが変わる
▶ デスバレーボム──ラスト・オブ・ザ・ドラゴンの入り口になる担ぎ上げ
▶ ファイヤーブラスター──7月25日、鷹木を沈めた辻陽太選手の一撃
▶ G1出場20選手の技まとめ──「今の技、何?」を1ページで解決

⚠️ 再掲・免責:本記事は観戦理解・技術構造の解説を目的としています。人を担ぎ上げて頭部から落とす行為は極めて危険です。一般の方が他人に対して行うことは絶対に避けてください。

🐄 ウッシのひとこと:奥の手を、毎日出せる技に変えるということ

僕が初めてプロレスを生で観たのは、ドラゴンゲートでした。今の妻と一緒に行った試合です。会場の空気の作り方が、それまでテレビで観てきたプロレスとまったく違って、正直びっくりしたのを覚えています。ちなみにその日、CIMA選手とエレベーターで偶然一緒になったのに、声をかけられずに終わりました。かけられたとしても「応援してます」しか言えなかったと思いますが。

だからドラゴンゲートから出てきた選手が新日本で頂点まで行ったという事実には、勝手な感慨があります。鷹木信悟選手は、浜口道場を経てドラゴンゲートでデビューした選手です。あのリングの系譜が、いまIWGPを争う場所にちゃんと届いている。

そのうえで、この技の話でいちばん胸に来るのは「奥の手をやめた」ところです。

ドラゴンゲート時代、ラスト・ファルコンリーは「奥の手」と報じられた切り札でした。それが新日本に上がってから、新しい名前でシリーズ通しの主砲になった。隠し球を、日常の武器に降格させたわけです。

営業を20年やってきて、これはめちゃくちゃ怖い決断だとわかります。取っておいた手は、取っておく限り無敵なんですよ。「あの一枚があるから大丈夫」と思っていられる。でもそれは、使わないから返されないだけ。僕にも「ここぞで出す提案」みたいなものがずっとありました。持っているうちは自信になる。実際に毎回出したら、当然通らない日が来る。だから出さない。それは戦力じゃなくて、お守りです。

21歳で営業に異動して、初めてのメーカー研修で「お前ら代理店は営業失格だ」とボロクソに否定されたとき、僕の手にはお守りしかありませんでした。報告会で言えたのは「毎日がんばりました」だけ。データも数字も、毎日削って積み上げていなかったから、出せる球がなかった。

鷹木がやったのは逆です。切り札を毎試合の土俵に引きずり出して、返される痛みごと引き受けた。パンピングボンバーも、若手時代から一日何発も打ち続けて説得力を積み上げた技だと本人が語っています。奥の手を主砲に育てるのは、隠すより百倍しんどい。でもそれをやった男が、178cmの体でIWGPを巻いた。

2026年のG1で、鷹木は1勝3敗という苦しい出だしから、3連勝で4勝目まで星を戻しました。43歳で、前年覇者をラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈める。主砲に育てた技は、ちゃんと主砲のままでした。

次の中継で鷹木が相手を肩に担いだら、そこで一瞬止まるかどうかを見てください。止まったら、龍が回ります。マイペースにいきましょう🐄

営業部長のウッシでした。

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📚 出典・参考(23件・2026年10月9日確認)

※本記事の技の形の記述は、上記の公開情報をもとにした観戦向けの解説です。腕の取り方などの細部、各試合の時間、王座の戴冠回数は確認できていないため書いていません。G1 CLIMAX 36は2026年8月16日に閉幕しました(優勝は大岩陵平選手)。最新情報は新日本プロレス公式でご確認ください。


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