ファイヤーブラスターとは?やり方【図解】|辻陽太の新必殺技・ジーンブラスターとの違いを解説
※本記事はプロモーションを含みます。
こんにちは、営業部長のウッシです。
夏の地上波「ワールドプロレスリング」を何気なく点けて、こう思った人がいるはずです。「なんだ今の技。突っ込んだと思ったら、相手がぐるっと回って背中から落ちたぞ」と。
その技の名前がファイヤーブラスター。現IWGPヘビー級王者・辻陽太選手が2026年6月に完成させたばかりの、まだ生まれて2か月も経っていない新必殺技です。タイトル戦・G1の大一番では、辻の勝ち方はこの一撃で決まるようになってきました。
本記事では、ファイヤーブラスターがどういう構造の技なのか、従来のフィニッシャー「ジーンブラスター」と何がどう違うのかを、観戦理解の目線で分解します。技名に「ファイヤー」が付いた理由も、ちゃんと出典つきで説明します。ここを押さえておくと、今年の夏の新日本は何倍も面白くなります。
🔥 ファイヤーブラスターとは?(結論から)
辻陽太選手の必殺技ジーンブラスター(低い3点スタートから突進するスピアー系の突撃)の体勢から、相手にぶつかった瞬間に自分の体を捻り、相手を回転させて背中からマットへ叩きつける変型ブラスターです。
初披露は2026年6月14日・大阪城ホールのIWGPヘビー級選手権。カラム・ニューマンを沈め、辻はベルトを奪い返しました。
さらにG1 CLIMAX 36開幕戦(7月11日・米シカゴ)のメインで、前年覇者KONOSUKE TAKESHITAをこの技で20分52秒に葬っています。辻本人が「俺はこの技でG1、IWGPを戦っていく」と宣言した、令和の新日本を代表する新フィニッシャーです(2026年7月時点)。
⚠️ 【重要・免責】本記事はプロレス観戦をより深く楽しむための「技術構造の解説」です。プロレス技は専門的な訓練を積んだプロレスラーのみが行う高度な格闘技です。一般の方が実際に他人に掛けると、頭部・頸部・脊椎の重大な損傷につながります。絶対に真似しないでください。
📌 この記事でわかること
- ファイヤーブラスターの構造(何がどう動いて、どこに落ちるのか)
- ジーンブラスターとの違いを一枚の表で整理
- やり方を4ステップで分解(図解つき)
- なぜ「ファイヤー」なのか──入場曲「Wildfire」と技名の関係
- この技が生まれた日、そしてG1開幕メインで前年覇者を沈めた夜
- 辻陽太の技レパートリー全体像(この技が”上位互換”である理由)
- 食らったらどうなるのか──危険性と受け身の話
🔥 ファイヤーブラスターの正体:突撃を「投げ」に変換した技
まず、いちばん大事なところから。ファイヤーブラスターはゼロから作られた新技ではなく、辻がずっと使ってきた必殺技「ジーンブラスター」の発展形です。
ジーンブラスターというのは、いわゆるスピアー系の突撃技。辻は学生時代にアメリカンフットボールをやっていた選手で、その経験がそのまま技に出ています。普通のスピアーが立った姿勢から突っ込むのに対し、辻は片手をマットに付けた「3点スタート」(アメフトのスリーポイント・スタンス)から、低い軌道で相手に飛びかかり、落差をつけてマットへ叩きつけるのが特徴です。低く入るぶん、当たった瞬間の”えぐり込み”が強い。
そのジーンブラスターに、ひとつだけ動作が足された。それがファイヤーブラスターです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | 突進技→投げ技(変型ジーンブラスター) |
| 使い手 | 辻陽太(新日本プロレス) |
| 初披露 | 2026年6月14日・大阪城ホール(IWGPヘビー級選手権 vs カラム・ニューマン) |
| 入り | 片手をマットに付けた3点スタートからの低い突進 |
| 変化点 | 衝突の瞬間に体を捻り、相手を回転させる |
| 落とす場所 | 相手の背中(回転を伴ってマットへ) |
ポイントは「ぶつかってからが本番」という点です。ジーンブラスターは、突っ込んだ勢いでそのまま相手をなぎ倒す技。対してファイヤーブラスターは、突っ込んで抱えた瞬間に辻自身が体を捻り、相手を空中で回してから背中を下にして落とす。突撃技が、着地の瞬間に投げ技へ変換されるわけです。
だから、テレビで初めて観た人が「今の何?」となる。突進技だと思って見ていたら、最後に見たことのない回転が入るからです。相手からすれば、受け身の準備をしていた方向とは違う向きに落とされる。この”想定外の一手間”が、ファイヤーブラスターを決定打たらしめている正体だと私は見ています。
🆚 ジーンブラスターとファイヤーブラスターの違い
「結局どう違うの?」を一枚の表にまとめました。ここだけ覚えて帰ってもらってOKです。
| 比較項目 | ジーンブラスター | ファイヤーブラスター |
|---|---|---|
| 系統 | スピアー系の突撃技 | ジーンブラスターの変型 |
| 入り方 | 3点スタートからの低い突進 | 同じ(3点スタートからの低い突進) |
| 衝突後の動き | 勢いのまま押し倒す | 体を捻り、相手を回転させる |
| 相手の落ち方 | 突進の勢いで倒される | 回転して背中からマットへ |
| 初使用 | 2023年の凱旋帰国後 | 2026年6月14日 |
| 位置づけ | 長年のフィニッシャー | 現在の最終兵器 |
📌 土台のほうを先に知りたい人へ:入りにあたるジーンブラスターそのものの構造(アメフトの3点スタート/ショートレンジと正調の撃ち分け/通算83回のフィニッシュ記録)は、専用記事のジーンブラスターとは?辻陽太の必殺技を図解にまとめました。この記事は「捻るほう」担当、あちらは「入口」担当です。
入りはまったく同じ、というのが観戦する上での最重要ポイントです。辻が低く沈んで3点スタートの構えを取った瞬間、客席は「ジーンブラスターが来る」と身構える。ところが、そこから捻りが加わるかどうかは、ぶつかるまで分からない。
つまりファイヤーブラスターは、対戦相手にとって「同じ入口から出てくる別の技」なんです。ジーンブラスターを警戒して踏ん張った相手が、そのまま回されて背中から落ちる。長年の必殺技があるからこそ機能する二段構え──これ、営業でも同じで、相手が「いつものパターンだ」と気を抜いた瞬間がいちばん通るんですよね。
⚡ ファイヤーブラスターのやり方|4ステップで分解
試合で観るファイヤーブラスターの流れを、4つに区切って追いかけます。
Step 1:コーナー付近まで下がり、3点スタートで低く構える
辻はまず距離を取ります。コーナーやロープ際まで下がり、片膝を落として片手をマットに付ける「3点スタート」の構えに入る。アメフトのラインマンがスナップを待つ、あの姿勢です。この構えが見えたら、客席のボルテージは一気に上がります。
Step 2:低い軌道で一直線に飛び込む
合図とともに、頭の高さを上げずに、低い軌道のまま相手の胴めがけて飛び込みます。ここがジーンブラスター系の生命線。立った姿勢から突っ込む普通のスピアーよりも重心が低いぶん、相手の下半身を刈るような当たりになり、上体が浮きやすい。
Step 3:ぶつかった瞬間、抱えたまま体を捻る
ファイヤーブラスター最大の分岐点。衝突と同時に相手を抱え込み、辻自身が体を捻ります。押し倒す方向へ力を流すのではなく、回転方向へ切り替える。突進の直線的な運動エネルギーを、その場で回転運動に変換するイメージです。ここが従来のジーンブラスターとの唯一にして決定的な違いです。
Step 4:相手を回転させ、背中からマットへ叩きつける
捻りに巻き込まれた相手は、体ごと回されて背中を下にした状態でマットへ落ちます。突進の速度+回転+落下という三つの力が同じ場所に集まるため、着地の衝撃は相当なもの。辻はそのまま押さえ込みに入り、3カウント──というのがフィニッシュまでの完成形です。
⚠️ 再掲・免責:この構造解説は観戦理解が目的です。突進系・投げ系の技はいずれも頭部・頸部・背中に重い負荷がかかります。一般の方が他人にかけることは絶対にしないでください。
📺 動画で観る(公式)|まずは”入り”のジーンブラスターから
ファイヤーブラスターの理解は、土台であるジーンブラスターの入りを目に焼き付けるのが近道です。新日本プロレス公式の「技図鑑」シリーズに、辻本人のジーンブラスターが収録されています。
📺 公式「技図鑑」ジーンブラスター/辻陽太(新日本プロレス公式チャンネル)
低く沈んでから飛び込むまでの軌道──Step 1〜2で解説した部分がそのまま映っています。この入りに、Step 3の「捻り」が乗った姿を想像してもらえれば、ファイヤーブラスターの絵はかなり正確に浮かぶはずです。
なお、ファイヤーブラスターが初めてこの世に出た2026年6月14日・大阪城ホール大会のハイライトは、NJPW WORLD公式チャンネルのDOMINION 6.14 ハイライト動画で公開されています。
🎵 なぜ「ファイヤー」なのか──入場曲「Wildfire」から生まれた名前
技の名前って、たいてい選手の思想や来歴から付きます。ジーンブラスターの「ジーン」は、凱旋以来使ってきた入場テーマ「GENE BLAST」と地続きの言葉でした。では「ファイヤー」はどこから来たのか。
答えは入場曲です。
2026年6月14日、辻の入場テーマは「GENE BLAST」から、May J.の「Wildfire」へ切り替わりました。そして同じ日、同じ大会で、ファイヤーブラスターは初めてリング上に出現した。偶然ではありません。辻自身が試合後のバックステージで、この新技はMay J.の楽曲からインスピレーションを受けて誕生したと明かしています。
つまり、新しい音楽と新しい必殺技が、同じ夜に同時にデビューしたわけです。プロレスの技名にはいろんな由来がありますが、「入場曲が先にあって、そこから技が生まれた」というパターンはなかなか珍しい。ちなみに辻の打撃技「マーロウ・クラッシュ」は、本人の好物であるマーロウのプリンにスプーンを入れる様子から着想を得たという逸話もあります。この人、発想の入り口が独特なんですよ。
新テーマ、新技、そして新しい肩書き。2026年6月14日は、辻陽太選手にとって「作り直した自分」を全部まとめて世に出した日だったと言っていいと思います。
🏆 この技が刻んだ2つの夜
短い期間で、ファイヤーブラスターはすでに大きな仕事を2回しています。
① 2026年6月14日・大阪城ホール──IWGPヘビー級王座を奪い返した夜
辻は2026年1月4日、東京ドームのWRESTLE KINGDOM 20で頂点に立ちました。しかし4月4日・両国国技館でカラム・ニューマンに敗れて王座から陥落。ニューマンはIWGPヘビー級王座史上最年少(23歳7か月)での戴冠という記録つきの新王者で、辻にとっては手痛い黒星でした。
その借りを返したのが6月14日、大阪城ホールのDOMINION。約25分の激闘の末、辻は完成させたばかりのファイヤーブラスターを叩き込み、ベルトを奪還します。試合後、辻はこう言い切りました。
「新日本プロレスは本当の意味で新時代を迎える。俺はこの技でG1、IWGPを戦っていく」
新技のお披露目に、いきなり最高の舞台と最高の結果を用意した。この宣言どおり、ファイヤーブラスターはそのまま真夏の総当たり戦へ持ち込まれます。
② 2026年7月11日・シカゴ──G1開幕メインで前年覇者を沈めた夜
そしてG1 CLIMAX 36の開幕戦(現地7月11日・米シカゴ)のメインイベント。相手は前年のG1覇者で、DDT・AEW・新日本の3団体を掛け持ちするKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)でした。
激闘の末、辻はファイヤーブラスターから片エビ固めで20分52秒、前年覇者を沈めます。宣言した技で、宣言した舞台で、最初の白星を挙げた。この試合の詳しい背景と、直後にベテラン・後藤洋央紀選手が仕掛けた”イデオロギー闘争”については辻陽太とは何者か|G1開幕メインで竹下幸之介を撃破に詳しくまとめています。街で棚橋弘至さんにスカウトされた一般人が、約8年で団体の頂点に立つまでの物語も、そちらでどうぞ。
なお、G1 CLIMAX 36は8月16日の両国国技館・優勝決定戦まで続く長丁場です。星取りは日ごとに動くので、この記事では順位や優勝の行方には触れません。中盤以降の見どころはG1 CLIMAX 36 優勝予想と中盤の見どころ、大会の仕組みそのものはG1クライマックス2026 完全ガイドで整理しています。
🥋 辻陽太選手の技レパートリー|ファイヤーブラスターはどこに位置するのか
ファイヤーブラスターの重みを理解するには、辻の武器庫全体を見るのが早いです。
| 系統 | 技名 | ひとこと解説 |
|---|---|---|
| フィニッシュ | ファイヤーブラスター | 2026年6月14日誕生。現在の最終兵器 |
| フィニッシュ | ジーンブラスター | 凱旋以来のフィニッシャー。3点スタートからの突撃 |
| フィニッシュ | 逆エビ固め | 2025年以降、タイトルマッチで決め技として使用 |
| 打撃技 | マーロウ・クラッシュ | トップロープから回転して放つカーブ・ストンプ |
| 飛び技 | ブエロ・デ・アギラ/ムーンサルトプレス | 2023年6月の凱旋試合で初使用。103kgとは思えない跳躍 |
| 投げ技 | リバースゴリースペシャルボム ほか | 大型ながら投げの引き出しも多い |
面白いのは、フィニッシャー級が3つあることです。突撃のジーンブラスター、極めの逆エビ固め、そして最新のファイヤーブラスター。しかも182cm・103kgの体格でムーンサルトプレスまで跳ぶ。
「決め手が複数ある」というのは、トップレスラーにとって決定的な強さです。ジーンブラスターを完全対策された相手にも、捻りを加えたファイヤーブラスターがある。それも潰されたら、寝技でじわじわ極めにいく逆エビ固めがある。相手からすれば、警戒しなければいけないものが多すぎる。
そしてもうひとつ。辻はNEW JAPAN CUP 2024の決勝・後藤洋央紀戦でプロレス大賞の年間最高試合賞を受賞しています。決め手の数だけでなく、名勝負を作れる選手だという評価もすでに得ている──いま彼が団体の看板として扱われているのは、こういう積み重ねの結果です。後藤選手との因縁については【闘魂列伝⑳】後藤洋央紀も読むと立体的になります。
どの団体がどのサービスで観られるか(無料枠つき)はプロレス配信サービス比較に、無料視聴の具体的な手順はABEMAでプロレスを無料で観る方法にまとめています。
🛡 食らったらどうなるのか──危険性と受け身のはなし
見た目の派手さの裏で、ファイヤーブラスターは相当に危険な技です。理由は3つあります。
① 突進の速度がそのまま乗る。 低い3点スタートから加速して当たるため、衝突の時点で大きな運動エネルギーがかかっています。まず、この当たりだけで肋骨や腹部に強い負荷が来る。
② 回転が入ることで、受け身の準備が崩れる。 プロレスの受け身は「どこにどう落ちるか」を予測できて初めて成立します。ところがファイヤーブラスターは、ジーンブラスターと同じ入りから途中で軌道が変わる。受け手は落下方向を最後まで確定できない。これが技術的にいちばん厳しい部分です。
③ 背中から落ちる=広い面で受けるしかない。 回転させられて背中を下に落とされると、手をつく余裕がありません。あごを引き、背中全面で衝撃を散らす受け身を一瞬で取る必要がある。ここを外すと後頭部が危ない。
これを毎試合きれいに成立させているのは、辻の技術と、受ける側のトップレスラーたちの受け身の技術が両方そろっているからです。大技が「大技として成立している」ということ自体が、二人分の練習量の証明なんですよ。
⚠️ プロレスの安全は、専門訓練を積んだ選手同士の技術と信頼関係の上に成り立っています。それでも突進技・投げ技は重大事故と隣り合わせです。一般の方は、遊びであっても絶対に真似しないでください。
❓ ファイヤーブラスターに関するよくある質問
Q1. ファイヤーブラスターはどんな技ですか?
A. 辻陽太選手の必殺技ジーンブラスター(片手をマットに付けた3点スタートから低く突進するスピアー系の技)の体勢から、ぶつかった瞬間に体を捻って相手を回転させ、背中からマットへ叩きつける変型技です。突撃技を投げ技につないだ形で、辻本人が2026年6月に完成させました。
Q2. 誰の技ですか? 初めて使われたのはいつ?
A. 新日本プロレスの辻陽太選手のオリジナル技です。初披露は2026年6月14日・大阪城ホールのIWGPヘビー級選手権試合(対カラム・ニューマン)で、辻はこの技で王座を奪回しました。
Q3. ジーンブラスターとの違いは何ですか?
A. 入りは同じ、ぶつかったあとが違います。ジーンブラスターは突進の勢いでそのまま相手を倒す技。ファイヤーブラスターは衝突の瞬間に辻が体を捻り、相手を回転させて背中から落とします。相手は同じ構えから来る技の見分けがつかず、受け身の準備を外されます。
Q4. なぜ「ファイヤー」という名前なのですか?
A. 入場テーマ曲が由来です。2026年6月14日から辻の入場曲はMay J.の「Wildfire」に変わっており、辻自身がバックステージで「『Wild fire』を聞いている時に思いついた新技だ」と語っています。新テーマと新技が同じ日にデビューしました。
Q5. G1 CLIMAX 36でも使われていますか?
A. はい。2026年7月11日・米シカゴでのG1開幕戦メインイベントで、辻は前年覇者KONOSUKE TAKESHITAをファイヤーブラスターから片エビ固めで20分52秒に破りました。辻自身が「俺はこの技でG1、IWGPを戦っていく」と宣言しています。
Q6. スピアーと同じ技ですか?
A. 同じではありませんが、源流はスピアー系です。ジーンブラスターがスピアーを辻流にアレンジしたもの(アメフト経験を活かした低い3点スタート)で、ファイヤーブラスターはさらにそこへ捻りを加えた発展形です。基本形のスピアーの構造を先に知っておくと、違いがはっきり分かります。
Q7. 素人がやってみても大丈夫ですか?
A. 絶対にやめてください。本記事は観戦理解のための技術構造の解説です。突進と回転と落下が同時にかかる技で、専門訓練を受けていない人が他人にかければ、頭部・頸部・背中の重大な損傷につながります。
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⚠️ 再々掲・免責:本記事はあくまで観戦理解・技術構造の解説を目的としています。プロレス技を一般の方が他人にかけることは極めて危険であり、絶対に真似しないでください。
🐄 ウッシのひとこと:既存の武器に、ひと捻り足すだけでいい
私がファイヤーブラスターの誕生でいちばん唸ったのは、技の派手さじゃありません。「ゼロから新技を作らなかった」ことです。
辻は4月に王座から落ちて、5月にもベルトを失っている。追い込まれた状況で、彼が選んだのは新兵器のフルスクラッチじゃなく、長年使ってきたジーンブラスターに”捻り”をひとつ足すことでした。入りは同じ。だから相手は反応が遅れる。しかも土台がある技だから、精度が最初から高い。
これ、営業を20年やってきた身にはグサッと来る話なんですよ。数字が落ちたとき、人はつい「まったく新しいやり方」を探しに行きます。新しいトーク、新しいツール、新しい商材。でも実際に効くのは、たいていいま持っている武器に、ひとつだけ動作を足すことだったりする。訪問の最後に一言だけ質問を足す。見積もりに一枚だけ資料を足す。それだけで通り方が変わる。積み上げてきたものは、捨てるんじゃなくて、捻る。
しかも辻は、その捻りのヒントを入場曲からもらっている。武器を磨く発想は、意外と本業の外側に落ちているものなのかもしれません。
次に地上波や配信で辻の試合を観るとき、彼が低く沈んで片手をマットに付けたら、ぜひ息を止めて見てください。ジーンブラスターか、ファイヤーブラスターか。その一瞬の分岐を追えるようになると、プロレス観戦は確実に一段深くなります。マイペースにいきましょう🐄
営業部長のウッシでした。
📚 出典・参考(6件)
- 辻陽太 - Wikipedia(得意技の構造説明/ジーン・ブラスター・ファイアーブラスター・マーロウ・クラッシュ・入場テーマ曲の変遷・タイトル歴。2026年7月27日確認) https://ja.wikipedia.org/wiki/辻陽太
- プロレスTODAY「【新日本】辻陽太が新技ファイヤーブラスターでカラム・ニューマンからIWGP奪還!大阪城で高らかに宣言『俺たちが”現世代”だ!』」(初披露・変型ジーンブラスターとの説明・May J.楽曲からのインスピレーション。2026年7月27日確認) https://proresu-today.com/archives/302055/
- デイリースポーツ「辻陽太がベルト奪回 新技ファイヤーブラスターで王者沈める『俺はこの技でG1、IWGPを戦っていく』」(2026年6月15日配信/試合日・会場・相手・コメント。2026年8月29日確認) https://www.daily.co.jp/ring/2026/06/15/0020477420.shtml
- バトル・ニュース「辻陽太が新技でカラム・ニューマンにリベンジしIWGP王座返り咲き!」(4月4日両国での王座陥落・5月3日福岡でのIWGP GLOBAL失冠・6月14日の奪回とバックステージ発言。2026年8月29日確認) https://battle-news.com/?p=147063
- IWGPヘビー級王座 - Wikipedia(歴代王者・最年少戴冠記録。2026年7月27日確認) https://ja.wikipedia.org/wiki/IWGPヘビー級王座
- 新日本プロレスリング公式サイト(選手プロフィール・大会情報。2026年7月27日確認) https://www.njpw.co.jp/
技の構造・試合結果・コメントは本記事公開時点(2026年7月27日)に確認した各メディアの報道および公式発表に基づきます。技名の表記は媒体により「ファイヤーブラスター」「ファイアーブラスター」と揺れがあります。G1 CLIMAX 36の星取り・順位は日々変動するため、最新情報は新日本プロレス公式でご確認ください。
─ 産地と現場の仲間へ ─
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