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GTRとは?やり方【図解】・後藤洋央紀の必殺技を解説|"後藤革命"まで一気に分かる
— 必殺技解説 —

GTRとは?やり方【図解】・後藤洋央紀の必殺技を解説|"後藤革命"まで一気に分かる

USSIBLOG

※本記事はプロモーションを含みます。

こんにちは、営業部長のウッシです。

「深夜のワールドプロレスリングで、後藤選手が最後に決めたあの技、なんて名前なんだ?」 「G1で辻を倒したやつ、GTRじゃない別の技に見えたけど……」

――今、この検索が増えている理由はよく分かります。G1 CLIMAX 36が真っ最中で、地上波「ワールドプロレスリング」(テレビ朝日系・深夜帯)でも主要カードが次々に放送されている。そして2026年7月18日、札幌で後藤洋央紀選手がIWGPヘビー級王者・辻陽太を撃破した一戦は、テレビで観た人の記憶に強烈に残ったはずです。

本記事では、後藤洋央紀選手の代名詞「GTR」の仕組みとやり方を図解で分解し、そこから枝分かれした裏GTR・GTW・GTR改・後藤革命という”進化の系譜”までまとめて整理します。テレビで観て検索してきた人が、この1本で全部わかるように書きました。

📌 GTRとは?(結論から)

新日本プロレス・後藤洋央紀選手のフィニッシュ・ホールドファイナル・カットの体勢で相手の首にラリアットを打ち込み、その勢いのまま自分の右膝に相手の首筋から背中を打ち付ける、ネックブリーカーとバックブリーカーの複合技です。

「GTRは何の略か」は、「Go To Revolution」の略という説が流れましたが、後藤本人は「GTRはなんの略? とくにありません」と語ったと伝えられます。"荒武者"の和名イメージから脱するため、あえて横文字にしたとのこと。

派生が非常に多い技で、裏GTR(リバースGTR)/GTW(牛殺し式GTR)/GTR改/後藤革命と進化を続けています。2026年のG1 CLIMAX 36では、7月18日・札幌で最新型「後藤革命」が辻陽太選手を22分35秒で沈めました(2026年7月時点)。

⚠️ 【重要・免責】本記事はプロレス観戦をより深く楽しむための「技術構造の解説」です。プロレス技は専門的な訓練を積んだプロレスラーだけが行う高度な格闘技です。一般の方が実際に他人に掛けると、頸椎・後頭部・脊椎の重大な損傷につながります。絶対に真似しないでください

★★★★★ 投げ技(ネックブリーカー系)
GTR
荒武者が10年磨き続けた、膝の一撃
👁 かけ方
相手の首を横から抱え込むファイナル・カットの体勢を作り、抱えた首にラリアットを叩き込む。その勢いを殺さずに前へ倒れ込みながら、自分で立てた右膝に、相手の首筋から背中にかけてを打ち付ける。ネックブリーカーとバックブリーカーが一動作でつながった複合技で、"落とす"のではなく"膝という一点に叩き込む"のがこの技の本質。
⚔️ STATUS※プロレス30年・ウッシの独断評価
💥 破壊力 9
🔒 拘束力 1
🎯 決定力 9
🎓 習得難度 7
⚠️ 危険度 8
🎭 魅せ度 8
🥋 開発者・使い手
後藤洋央紀選手(新日本プロレス)。2016年、CHAOS加入と同時に新技として引っさげて以降、10年にわたるメインフィニッシャー。派生技を作り続けており、裏GTR・GTW(牛殺し式GTR)・GTR改・後藤革命と枝を伸ばしている。
📜 ひとくちメモ
技名の由来は「Go To Revolution」説が有名だが、本人は「とくにありません」と否定したと伝えられる。命名の理由は「荒武者のイメージから脱するため、和名・漢字ではなく横文字にしたかった」から。名前より先に、膝の一撃が語ってくる技。

📌 この記事でわかること

  • GTRの正体――どこを、どうやって壊す技なのか
  • やり方を図解+ステップで分解
  • 「GTRは何の略?」問題の決着
  • 裏GTR・GTW・GTR改・後藤革命……派生技の系譜まるごと整理
  • 2026年G1で辻陽太を沈めた”後藤革命”とは何だったのか
  • 昇天・改/牛殺しとの使い分け
  • 食らったらどうなるのか(危険性と免責)

🦵 GTRの正体|“落とす”のではなく”膝に叩き込む”

GTRは、ファイナル・カットの体勢で相手の首にラリアットを打ち込み、そのまま自分の右膝に相手の首筋から背中を打ち付ける技です。分類としてはネックブリーカーとバックブリーカーの複合技にあたります(『週刊プロレス』の技解説での本人談ベース)。

項目内容
分類投げ技/ネックブリーカー・ドロップ系(バックブリーカー複合)
開発者・使い手後藤洋央紀(2016年のCHAOS加入時から使用)
入り方ファイナル・カットの体勢(相手の首を横から抱え込む)
効く場所首(頸椎)・首筋・背中上部
主な派生裏GTR/GTW(牛殺し式GTR)/GTR改/後藤革命

まず押さえてほしいのが、「ファイナル・カット」という土台の体勢です。相手の首を自分の腕で横から抱え込み、そのまま前方へ倒れ込んで顔面や首を叩きつける技――これがファイナル・カット。GTRはこの体勢を”入り口”として使います。

そして、GTRを他の技と決定的に分けているのが「立てた自分の膝」という着地点です。多くの投げ技は、相手をマットという広い面に落とします。面が広ければ、受け身で衝撃を分散できる。ところがGTRは、相手の首筋から背中を、自分の膝という”点”に叩き込む。逃げ場がありません。

さらにこの技、首にラリアットを打ち込む工程がセットになっているのがえげつない。抱え込んで固定した首に、あの後藤選手の腕が飛んでくる。首を打たれて力が抜けたところへ、膝が待っている。「壊す」→「落とす」を一動作で連結しているのがGTRの構造です。ラリアットという打撃の破壊力についてはラリアットとは?やり方・使い手を解説でも分解していますが、それを”投げの前段”として組み込んだ発想が、後藤選手という選手の技開発センスそのものだと思います。

🔥 GTRのやり方|図解+ステップで分解

GTRの掛け方 模式図(横から見た図) ファイナル・カットの体勢で相手の首を抱え、首にラリアットを打ち込んだ後、自分で立てた右膝に相手の首筋から背中を打ち付ける構造の抽象図。 GTR|横から見た構造(落とす瞬間) 相手(首筋〜背中から落とされる) かける側(後藤) 立てた右膝=着地点 ① 抱えた首にラリアットを打ち込む ② その勢いのまま膝へ叩き込む 衝撃は首筋〜背中上部の一点に集中 ※模式図(実姿勢を簡略化) 絶対に真似しないでください

試合で見るGTRのフォームを、流れで分解します。

Step 1:ファイナル・カットの体勢を作る

まず相手の首を自分の腕で横から抱え込みます。ここがすべての起点。後藤選手は打撃の応酬やロープワークの流れの中から、ふっとこの体勢に入り込みます。逆に言えば、相手はこの体勢を作らせた瞬間に終わりが見える。ファンが「入った!」とどよめくのは、まさにこの一瞬です。

Step 2:抱え込んだ首にラリアットを打ち込む

固定した相手の首に、後藤選手の腕がラリアットとして突き刺さります。逃げられない状態で首を打たれるので、ダメージも効きも段違い。ここで相手の体から力が抜けて、次の工程に必要な”落ちる勢い”が生まれます。

Step 3:前方へ倒れ込みながら、自分の右膝を立てる

ラリアットの勢いを殺さず、後藤自身も前へ倒れ込みます。そのとき、片方の膝を立ててマットに構える。この膝が、次の瞬間に相手の首筋を迎え撃つ”凶器”になります。文字にすると簡単ですが、倒れ込む動作と膝を立てる動作を同時にやる必要があるので、狙った一点に膝を置くのは相当な精度が要ります。

Step 4:相手の首筋から背中を、膝に打ち付ける

フィニッシュ。抱え込んだ相手の首筋から背中を、立てた自分の右膝に叩き付けます。ネックブリーカーの首への衝撃と、バックブリーカーの背中への衝撃が、膝という一点で同時に発生する。試合中継で「ドスッ」という鈍い音が拾われるのは、この瞬間です。そのまま流れるように片エビ固め――というのが、後藤選手の勝ちパターンです。

⚠️ 再掲・免責:この構造解説は観戦理解が目的です。GTRは頸椎・後頭部に強い負荷がかかる極めて危険な技で、実際に他人にかけることは絶対に行わないでください。

📺 動画で観る(公式)

文章でフォームを理解したら、新日本プロレス公式の「技図鑑」で本物の一撃を確認するのが一番早いです。数秒で、Step 1〜4がまるごと目に焼き付きます。

📺 公式「技図鑑」GTR/後藤洋央紀(新日本プロレス公式)

首を抱えてから膝に叩き込むまで、一切のタメがないのが分かるはずです。溜めて見せる技ではなく、気づいたら終わっている技。これがGTRの怖さです。

📡 この技を生中継で観るならPR
新日本プロレスの大会中継はスカパー!のテレ朝チャンネル2が定番です。技は図解で覚えて、決まる瞬間はテレビの大画面で。料金とチャンネルの選び方はスカパーのプロレスはテレ朝ch2かサムライ|料金と選び方で整理しています。

❔ 「GTRは何の略?」問題に決着をつける

GTRを調べた人が必ずぶつかるのが、「GTRって何の略なの?」という疑問です。ネット上では「Go To Revolution(革命へ行け)」の略だとする説が長く語られてきました。技のカッコよさも相まって、この説を信じている人はかなり多い。

ところが、後藤本人は「GTRはなんの略? とくにありません」と語ったと伝えられています(『週刊プロレス』2016年4月20日号「選手本人が語る 21世紀の技解説」)。つまり、略ではない

では、なぜアルファベット3文字なのか。本人が語ったとされる理由がまた面白くて、「荒武者のイメージから脱するため、和名・漢字を使った技名ではなく横文字を用いた」から。

これ、私はすごく後藤らしいと思うんですよ。それまでの後藤選手の必殺技は「昇天・改」「牛殺し」――どちらも漢字で、いかにも武骨。そこにあえてアルファベット3文字を持ち込んだ。CHAOSという洒落た軍団に加わるタイミングでの、イメージチェンジ宣言だったわけです。名前に意味がないというより、「漢字じゃない」ということ自体が意味だった

よくある説実際
「Go To Revolution」の略そういう説が広まったが、本人は「とくにありません」と否定したと伝えられる
何かの英単語の頭文字略ではない。横文字にしたかったという命名意図が語られている

ちなみに――ここは私の完全な余談ですが、2025年に後藤選手が新技を「後藤革命」と名付けたとき、「結局レボリューションかい!」と一人でツッコんだのは私だけではないはずです。

🌿 GTRの系譜|裏GTR・GTW・GTR改・後藤革命

後藤洋央紀選手という選手のすごさは、ひとつの技を10年かけて増改築し続けているところにあります。GTRは1本の技ではなく、もはや”一族”です。整理しておきましょう。

技名初披露何が違うのか
GTR2016年(CHAOS加入時)基本形。ファイナル・カットの体勢から首にラリアット→自分の右膝へ叩き込む
裏GTR(リバースGTR)2017年1月4日・東京ドーム(柴田勝頼戦)DDTの体勢からラリアットを打ち、自分の右膝に相手の首または顔面を打ち付けるリバース式。ここから正調GTRへ繋ぐのが必勝パターン
GTW(牛殺し式GTR)G1 CLIMAX 29(ジェイ・ホワイト戦)ファイヤーマンズ・キャリーで両肩に担ぎ、下半身を押し上げて頭から投げ落としつつ、自ら反転して右肘を喉元に叩き込む。牛殺しとGTRの複合
GTR改2024年・G1 CLIMAX 34から投入ファイナル・カットの体勢時に、左腕で相手の右腕を後ろへロックして放つ改良型。2025年2月11日、この技でザック・セイバーJr.を倒しIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠
後藤革命2025年6月15日・大阪城ホール(鷹木信悟戦)裏GTRの体勢から一度相手を捻り返しつつGTRを決める”新型GTR”

見てください、この積み上げ方を。基本形(GTR)→ 入り口を変える(裏GTR)→ 別の技と混ぜる(GTW)→ 相手の腕を殺して逃げ道を潰す(GTR改)→ 二段階の軌道を作る(後藤革命)

私はこれ、営業の商談トークとまったく同じ構造だと思っていて。ひとつの型を持っている人は強いけれど、その型を毎年アップデートしている人はもっと強い。同じ技で20年やっていたら、相手はいつか対策してくる。だから後藤選手は「入り口」と「軌道」を変え続けて、相手に読ませない。キャリア24年目のベテランが、まだフィニッシャーを増やしているという事実そのものが恐ろしい。

なお、GTR改でIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠したのは、実に9度目の挑戦でした。その苦労人の歩みは【闘魂列伝⑳】後藤洋央紀|9度目の挑戦で頂点に立った”混沌の荒武者”に丸ごと書いています。技の背景にある物語込みで読むと、GTRの重さが変わりますよ。

📺 公式「技図鑑」GTR改/後藤洋央紀(新日本プロレス公式)

🏆 “後藤革命”が辻陽太選手を沈めた夜|2026年7月18日・札幌

そして2026年の夏。系譜の最新型である「後藤革命」が、G1 CLIMAX 36の大一番でとんでもない仕事をしました。

2026年7月18日、北海道立総合体育センター(北海きたえーる)でのAブロック公式戦。後藤洋央紀選手は、IWGPヘビー級王者・辻陽太を22分35秒、後藤革命から片エビ固めで撃破しました

この一戦、ただの公式戦ではありません。後藤選手は札幌での直接対決の前から辻に対して「言葉ではなく戦いで示すべきだ」という趣旨で噛みつき、東スポなどが”イデオロギー闘争”と報じる火花を散らしていた。言葉で挑発された側が、言葉ではなく結果で返した――その決着が、自分の名を冠した最新型の一撃だったわけです。

試合後の後藤選手の言葉が、また刺さります。

「この新日本プロレス、お前だけが背負っていると思うなよ。この俺だって新日本プロレス背負ってるんだよ」 「G1のGは後藤のG!」 「後藤革命はこのG1を機にまた始まるぞ」

47歳。デビューは2003年、キャリア24年目。「先輩方が引退されていくなかで、長い時間が用意されているとは思ってないんだよ」とも語っています。残り時間を自覚しているベテランが、若き王者を自分の新技で沈める。プロレスがスポーツであると同時に人生の物語である理由が、この22分35秒に詰まっていました。

なお、G1は毎日のように星取が動きます。この記事では現在の勝ち点・順位は書きません。7月18日時点の結果は上記のとおり確定した事実ですが、最新の星取表は新日本プロレス公式サイトで確認してください。G1 CLIMAX 36は2026年7月11日(米シカゴ)に開幕し、8月16日の優勝決定戦まで続きます(2026年7月時点)。

ちなみに、この試合を地上波で観た人も多いはずです。テレビ朝日系「ワールドプロレスリング」では、7月26日(日)未明=25日(土)深夜の放送で、この後藤選手 vs 辻が中継されました。放送日時・エリアは変動するので、番組表での確認をおすすめします。

⚖️ 昇天・改・牛殺しとの使い分け

後藤選手の恐ろしさは、フィニッシャーが複数あることです。相手からすれば「どれが来るか分からない」。主要な3つを整理します。

構造立ち位置
GTRファイナル・カットの体勢→首にラリアット→自分の膝へ叩き込む2016年以降のメインフィニッシャー
昇天・改ブレーンバスターの体勢で垂直に担ぎ上げ、振り子のように前方へ叩きつけると同時に胸板へエルボー・ドロップ凱旋帰国時(2007年)のフィニッシャー「昇天」を改良した長年の決め技。GTRが主になってからは使用を控え、大一番でのみ解禁
牛殺しファイヤーマンズ・キャリーで持ち上げた相手の頸椎あたりを自分の片膝に当てて投げ落とす変型ネックブリーカー凱旋帰国後からの代表技。天山広吉さんを欠場に追い込んだことから”牛”の名が付いた

面白いのは、昇天・改が「封印」ではなく「温存」されていることです。普段はGTRで決める。しかし大一番、どうしても勝たなければならない試合では昇天・改が出る。技そのものが「本気度のバロメーター」になっている――こんな贅沢な使い分けができる選手は、そう多くありません。

そして「牛殺し」。牛マスクをかぶっている私としては、正直まったく穏やかじゃない技名なんですが……天山さんのニックネームが由来と聞くと、プロレスの技名の付き方の粗さと愛おしさが同時に押し寄せてきます。詳しくはアルゼンチン・バックブリーカーとは?やり方・使い手を解説で触れているバックブリーカー系の系譜と併せて読むと、“背骨を折りにいく技”の世界観がつかめます。

🛡 「食らったらどうなる」――GTRの危険性

構造を分解してきたので、あらためて危険性の話をします。GTRはプロレス技の中でも危険度が高い部類です。理由は3つ。

① 逃げ場のない「点」への落下。マットではなく、立てた膝という硬い一点に首筋から背中を打ち付けられます。衝撃が分散されない。

② 首をあらかじめ壊されている。膝に落とされる前に、抱え込まれた状態でラリアットを首に受けています。防御力が最も落ちた状態で、最も危ない場所に落とされる。

③ 受け身が事実上取れない。首を抱え込まれた状態で前方へ運ばれるため、手をつく余裕も、落下点を見る余裕もありません。受け手は「相手が正確に膝を置いてくれること」を信じるしかない

プロレスラーがこれを成立させられるのは、投げ手が膝の位置をミリ単位でコントロールする技術を持ち、受け手が体を預ける訓練を積んでいるからです。この技が”安全に見える”としたら、それは選手の技術が高いからであって、技が安全なわけでは断じてありません

⚠️ プロレスの安全は、専門訓練を積んだ選手同士の技術と信頼関係で辛うじて保たれています。それでも首を狙う技は、わずかなズレが取り返しのつかない事故になります。一般の方は絶対に真似しないでください。

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❓ GTRに関するよくある質問

Q1. GTRのやり方は素人でも真似できますか?

A. 絶対に真似しないでください。本記事は観戦理解のための技術解説です。GTRは首を抱え込んだ状態でラリアットを打ち、硬い膝の一点に首筋から背中を叩き込む技で、受け身がほぼ取れません。専門訓練を受けていない人が他人にかけると、頸椎の重大損傷につながります。

Q2. GTRは何の略ですか?

A. 略ではありません。「Go To Revolution」の略という説が広まりましたが、後藤本人は「GTRはなんの略? とくにありません」と語ったと伝えられています。命名の理由は「荒武者のイメージから脱するため、和名・漢字ではなく横文字の技名にしたかったから」とされています。

Q3. GTRとGTR改の違いは何ですか?

A. 相手の腕をロックするかどうかです。GTR改は2024年のG1 CLIMAX 34から投入された改良型で、ファイナル・カットの体勢時に左腕で相手の右腕を後ろへロックして放ちます。相手の逃げ道と防御手段を潰した形で、2025年2月11日にはこの技でザック・セイバーJr.選手を破りIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠しました。

Q4. 「後藤革命」とはどんな技ですか?

A. 裏GTRの体勢から一度相手を捻り返しつつGTRを決める”新型GTR”です。2025年6月15日の大阪城ホール大会、鷹木信悟選手とのIWGP世界ヘビー級選手権で初披露されました。2026年7月18日・札幌のG1 CLIMAX 36公式戦では、この技でIWGPヘビー級王者・辻陽太を22分35秒で破っています。

Q5. 裏GTRとGTRはどう違いますか?

A. 入り方が逆向きです。正調GTRがファイナル・カットの体勢から入るのに対し、裏GTR(リバースGTR)はDDTの体勢からラリアットを打ち込み、自分の右膝に相手の首または顔面を打ち付けます。2017年1月4日の東京ドーム・柴田勝頼戦で初披露され、裏GTR→正調GTRと繋ぐのが後藤選手の必勝パターンです。

Q6. GTRの使い手は後藤洋央紀選手だけですか?

A. GTRは後藤洋央紀選手のオリジナル・フィニッシャーで、後藤選手の代名詞として定着しています。派生技のGTW(牛殺し式GTR)やGTR改、後藤革命もすべて後藤選手が開発したものです。なお、YOSHI-HASHIとの合体技としてGTRの体勢を利用するパターンもあります。

Q7. 後藤洋央紀選手の試合はどこで観られますか?

A. 新日本プロレスの公式配信NJPW WORLDのほか、地上波「ワールドプロレスリング」(テレビ朝日系・深夜帯)でも主要カードが放送されます。ABEMAのプロレスチャンネルでは無料生中継が行われることもあり、ABEMAプレミアムなら見逃し配信も追えます。放送・配信の内容は変動するので、各公式で確認してください。

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⚠️ 再々掲・免責:本記事はあくまで観戦理解・技術構造の解説目的です。プロレス技を一般の方が他人にかけることは、極めて危険な行為であり、絶対に真似しないでください。

🐄 ウッシのひとこと:技を”増改築”できる人が、長く残る

GTRという技を調べていて、いちばん唸ったのは技の構造そのものよりも、後藤洋央紀選手という人の「作り続ける姿勢」でした。

2016年にGTRを出して、翌年には裏GTRを足して、G1で牛殺しと混ぜてGTWにして、2024年に腕をロックするGTR改を投入して、2025年に後藤革命を作った。10年で5形態です。しかも、そのたびにタイトルや大一番で結果を出している。

47歳。同期や先輩が次々とリングを降りていく中で、「長い時間が用意されているとは思ってない」と言いながら、それでも新しい技を作る。私はここに、正直グッときてしまいました。

営業20年目やってきて思うんですが、長く残る人は「型を持っている人」じゃなくて「型を更新し続けている人」なんですよ。10年前に通用した提案書は、今年はもう刺さらない。だから毎年、入り口を変える。軌道を変える。相手の逃げ道を潰す一手を足す。やっていることは、後藤選手のGTRの増改築とまったく同じです。

自分の必殺技を、毎年ちょっとずつ作り直す。ベテランが生き残る道は、たぶんそれしかない。「後藤革命はこのG1を機にまた始まるぞ」――47歳がそう言い切れる背景には、10年分の増改築の実績があります。

次にテレビでGTRを観るときは、ぜひ「今のは正調か、裏か、改か」に注目してみてください。同じ技に見えて、全部違います。それが分かると、G1の残り試合が3倍面白くなりますよ。マイペースにいきましょう🐄

営業部長のウッシでした。

📚 出典・参考(9件)

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