柴田勝頼|現在はAEW所属、ザ・レスラーの歩み【闘魂列伝㊶】
※本記事はプロモーションを含みます
「柴田勝頼って、いまどこで試合をしているの?」 「2017年のあの試合のあと、もうリングには戻れないと思っていた」
柴田勝頼選手は現在、米国のプロレス団体AEWの所属です。サモア・ジョー選手が率いるユニット「THE OPPS」の一員で、2026年9月26日にもAEWの大会で試合をしています。
闘魂列伝シリーズ第41弾は、一度はリングを離れ、4年9か月かけて戻ってきた現役選手の話です。
- 現在:AEW所属・「THE OPPS」の一員。2026年10月9日時点でAEW公式の選手一覧に名前があり、9月26日の「ALL OUT」でも試合をした
- 引退はしていない:2017年4月9日の試合後に急性硬膜下血腫と診断され、長期欠場。2022年1月4日の東京ドームで約4年9か月ぶりに復帰した(東スポWEB)
- AEWでの実績:2025年4月16日にAEW世界トリオ王座を獲り、273日保持。2026年1月17日に失っている
🐄(ウッシ小声:46歳の現役なので、この記事では「柴田選手」で通します。引退した人の話ではありません)
この記事でわかること
- 現在の所属と、2026年の試合
- デビューから退団、新日本へ戻るまで
- 2017年4月9日の両国(報道された範囲)
- 復帰までの4年9か月と、AEWを選んだ理由
📋 柴田勝頼選手 プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 柴田勝頼(しばた かつより) |
| 生年月日 | 1979年11月17日(2026年10月時点で46歳) |
| 出身 | 三重県桑名市 |
| 身長/体重 | 183cm/95kg(東スポWEB) |
| 家族 | 父は新日本プロレスのレスラー、レフェリーだった柴田勝久さん |
| 高校 | 三重県立桑名工業高校レスリング部。同級生に後藤洋央紀選手 |
| デビュー | 1999年10月10日・後楽園ホール。相手は井上亘さん |
| 主なタイトル | IWGPタッグ王座/NEVER無差別級王座/NEW JAPAN CUP優勝(2017年)/ROHピュア王座/AEW世界トリオ王座 |
| 得意技 | PK/スリーパーホールド/串刺しドロップキック/卍固め |
| 現在 | AEW所属(ユニット:THE OPPS) |
🇺🇸 現在:AEW所属、「THE OPPS」の一員
柴田選手は2023年12月にAEWと契約しました。2025年2月には、サモア・ジョー選手、フック選手とのユニット「THE OPPS」が正式に発進しています。
2026年に入ってからの主な試合は、次のとおりです(日付は現地の開催・放送日)。
| 日付 | 大会 | 結果 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 1月17日 | COLLISION | AEW世界トリオ王座から陥落。保持は273日 | 東スポWEB |
| 5月20日 | DYNAMITE&COLLISION | ウィル・オスプレイ選手に敗れる | 東スポWEB |
| 7月11日 | COLLISION | バンディード選手のROH世界王座に挑み、敗れる | AEW公式 |
| 8月15日 | COLLISION | コンチネンタル・チャレンジ・カップ1回戦でナイジェル・マッギネス選手に敗退 | 東スポWEB |
| 9月7日 | TAKAYAMANIA EMPIRE5(後楽園ホール) | KENTA選手とのタッグで勝利 | 東スポWEB |
| 9月26日 | ALL OUT(シカゴ)の事前番組 | ジャック・ペリー選手に敗れる | AEW公式 |
1月にベルトを落とし、ホブス選手もAEWを離れました。それでも8月の東スポWEBは、柴田選手を「THE OPPS」の「中核メンバー」と書いています。
9月7日は、高山善廣さんを支援する大会でした。試合後の言葉は「また1年後にお会いしましょう」。本人も前の年に「日本で試合する機会は少ない」と話しています。
5月の相手ウィル・オスプレイ選手とは、2017年2月と2024年3月にもシングルで戦っています。
🌱 桑名のレスリング部から、新日本プロレスへ
柴田選手は三重県桑名市の出身です。父の勝久さんは、新日本プロレスの旗揚げメンバーでした。
三重県立桑名工業高校のレスリング部で出会ったのが、後藤洋央紀選手です。柴田選手は高校を出た1998年に新日本へ入門し、後藤選手は大学を出た2002年に続きました。
デビューは1999年10月10日の後楽園ホール。同じ日にデビューしたのが棚橋弘至さんです。
この2人に中邑真輔選手を加えた3人は、かつて「新・闘魂三銃士」と呼ばれました。
🐄(ウッシ小声:1人は新日本の社長、1人はWWE、本人はAEW。この同期会の幹事だけは、やりたくありません)
🚪 2005年に退団、総合格闘技へ
2004年、キャリア5年の柴田選手は天龍源一郎さんと3度シングルで戦います。Number Webによると、柴田選手は「新日本所属ではない天龍さんから、プロレスのなんたるかを教えてもらった」と振り返っています。
翌2005年に新日本を退団。2007年からは総合格闘家として、HERO’S、DREAM、DEEPなどに出場しました。
当時のことを、本人は2025年の東スポWEBでこう話しています。
2007年9月に対戦した桜庭和志選手とは、その後いっしょに練習する仲になり、2011年の大みそかにはタッグも組みました。
🔙 2012年、新日本に戻る
2012年8月、柴田選手は新日本のマットに戻りました。9月からは桜庭選手とのコンビで参戦しています。
戻ってからの節目を並べます。
| 日付・会場 | 出来事 |
|---|---|
| 2014年9月21日・神戸ワールド記念ホール | 棚橋さんとシングル。棚橋さんが「おかえり」と声をかけた |
| 2015年1月4日・東京ドーム | 後藤選手とIWGPタッグ王座を奪取。PKで3カウント |
| 2016年1月4日・東京ドーム | 石井智宏選手からNEVER無差別級王座を奪取 |
| 2017年3月20日・アオーレ長岡 | NEW JAPAN CUP初優勝。決勝はバッドラック・ファレ選手 |
2015年のIWGPタッグが初めてのベルトでした。後藤選手と出会ってから20年目です。
NEVERのベルトは、獲っても腰に巻きませんでした。前年、タッグのベルトをリマッチですぐ失ったからです。本人いわく「リマッチまでがタイトルマッチ」。
🐄(ウッシ小声:営業でいえば「入金までが受注」。耳が痛いです)
🏟 2017年4月9日、両国国技館
NEW JAPAN CUPで優勝した柴田選手は、オカダ・カズチカ選手のIWGPヘビー級王座への挑戦を選びました。
2014年2月、オカダ選手に「挑戦したいんだったらニュージャパンカップで優勝してから来い」と言われていました。3年あまりかけて、その条件を満たしたわけです。
2017年4月9日、両国国技館。試合は38分を超え、オカダ選手が防衛しました。
ここから先は、報道された事実だけを書きます。
- 柴田選手は控室に戻る途中で倒れ、救急車で都内の病院に運ばれた(Number Web)
- 新日本プロレスは翌10日、硬膜下血腫が見つかり手術を受けたと発表した(Number Web)
- 同じ10日の会見で、オカダ選手は声を詰まらせながら「またやりましょうという約束をしますので、しっかり守って下さいよ」と話した(デイリースポーツ)
4か月後の8月13日、柴田選手は両国国技館のリングに自分の足で上がります。ファンへのあいさつは「生きています!生きているぞ!」でした。
⏳ 復帰までの4年9か月
2018年、柴田選手は新日本プロレスLA道場のヘッドコーチになりました。教えながら、自分のトレーニングも続けています。このLA道場から出てきた1人が、ゲイブ・キッド選手です。
リングに戻るまでの順番は、こうでした。
- 2021年10月21日・日本武道館:サプライズで登場。ザック・セイバーJr.選手と5分間のグラップリングルールで対戦
- 2022年1月4日・東京ドーム:成田蓮選手と対戦。約4年9か月ぶりの復帰
1月4日は打撃なしのルールで行う予定でした。ところが柴田選手は試合前にマイクを握り、通常のプロレスルールに変えます。最後はスリーパーホールドからのPKでした。
✈️ 「居場所がないなら、いる意味もない」AEWへ
復帰したあと、新日本では試合が組まれませんでした。柴田選手が向かったのは米国です。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2022年11月4日 | AEWで初めての試合。オレンジ・キャシディ選手の王座に挑み、敗れる |
| 2023年3月31日 | ウィーラー・ユウタ選手を破り、ROHピュア王座を獲得。シングルのベルトは6年ぶり |
| 2023年12月23日 | AEWとの契約が発表される |
| 2024年3月16日 | ブライアン・ダニエルソン選手と対戦し、惜敗 |
| 2025年1月5日 | 東京ドームで棚橋さんと5分間のエキシビションマッチ |
| 2025年4月16日 | AEW世界トリオ王座を獲得。AEWのリングでは初めてのタイトル |
新日本を出た理由を、本人は2024年1月の東スポWEBでこう説明しました。
健康面は、同じ記事で「ドクターチェックもしてますし、診断書も渡してます」と話しています。
一方、2025年1月の東スポWEBは、日本でのプロレスルールの試合は「医師の許可が下りにくい」と伝えました。棚橋さんとの再会が5分のエキシビションになったのは、そのためです。
📺 動画で観る(公式)
📺 SAKURA GENESIS OKADA vs SHIBATA MATCH VTR(新日本プロレスリング株式会社 公式チャンネル)
📺 FULL MATCH: Will Ospreay vs Katsuyori Shibata | AEW Dynamite, 3/27/24(All Elite Wrestling 公式チャンネル)
🦵 得意技:絞めて、蹴る
- PK:スリーパーで弱らせてから蹴り抜くのが、いつもの流れです。2015年のIWGPタッグ、2017年のNEW JAPAN CUP決勝、2023年のROHピュア王座も、決まり手はPKでした
- スリーパーホールド:PKの前に置く絞め技。仕組みはスリーパーホールドのやり方で図解しています
- 串刺しドロップキック:コーナーの相手に突き刺す一発。東スポWEBは「代名詞」と書いています。基本はドロップキックのやり方へ
- 卍固め:東スポWEBいわく「師匠譲り」。師匠とはアントニオ猪木さんのことです。形は卍固めのやり方に
- コブラツイスト:2022年の復帰戦でも出しました。コブラツイストのやり方へ
技の系統は、ウッシのプロレス技大図鑑=プロレス技 一覧【図解】でどうぞ。
🐄(ウッシ小声:絞めてから蹴る。順番が決まっている人は強い。子どものころ妹に技をかけすぎて嫌われた私は、順番以前の問題でした)
📡 柴田選手の試合を観るには
AEWをどこで観られるかは、プロレスはどこで観る?とプロレス配信サービス比較に、団体別で整理しています。
🐄 ウッシ視点:「あれとは違う、今の自分のやり方」
ここからは営業部長の私見です。
2017年4月9日について、柴田選手は2025年の東スポWEBでこう語りました。
過去の自分は超えられない、と先に認めている。そのうえで、別のやり方を探している。
私は35歳から血圧の薬を飲み、毎晩のビールもやめました。20代と同じ働き方は、もうできません。できないと認めるのは負けではなく、やり方を変える出発点です。
もうひとつ。「居場所がないなら、いる意味もない」という言葉です。
私は転職のとき、通らなければ家業に入るつもりで、自分から条件を出しました。居場所は、待っていても用意されません。柴田選手は「八方ふさがり」を一度経験したうえで、2023年にもう一度、自分で場所を選んでいます。
🐄(ウッシ小声:推しを前にすると「応援してます」しか出てこない私ですが、柴田選手にもその一言だけは届けたい)
❓ よくある質問
Q. 柴田勝頼選手は現在、どこに所属していますか?
A. 米国のAEWです。2023年12月に契約が発表されました。2026年10月9日時点で、AEW公式の選手一覧に名前が載っています。
Q. 柴田勝頼選手は引退したのですか?
A. 引退していません。2022年1月4日の東京ドームで復帰し、2026年9月26日にもAEWの大会で試合をしています。
Q. 2017年に何があったのですか?
A. 4月9日の両国国技館で、オカダ・カズチカ選手のIWGPヘビー級王座に挑戦して敗れました。その直後に急性硬膜下血腫と診断されて手術を受け、長期欠場に入っています(東スポWEB)。
📝 まとめ:柴田勝頼選手は「場所を変えても、闘い方を探し続ける人」
- 現在はAEW所属で「THE OPPS」の一員(2026年10月に確認)
- 1979年11月17日・三重県桑名市生まれ。1999年10月10日デビュー
- 2005年に新日本を退団し、総合格闘技へ。2012年8月に新日本へ戻った
- 2017年4月9日の両国の試合後、急性硬膜下血腫と診断された
- 2022年1月4日、約4年9か月ぶりに復帰。2023年12月にAEWと契約し、2025年にAEW世界トリオ王座を獲得
闘魂で、人生を叩き上げろ。マイペースにいきましょう🐄
⚠️ 注意:プロレスの技は専門訓練を受けた選手が安全管理下で行うものです。絞め技も蹴り技も、絶対に真似しないでください。
🔗 あわせて読みたい
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- 📺 プロレスはどこで観る? ── 団体別の視聴先
📺 闘魂列伝シリーズ
◀ 前の回(㊵天龍源一郎)を読む / 次の回(㊷秋山準)を読む ▶
📚 参考・出典(29件)
すべて2026年10月9日に開いて確認しました。引用内の全角数字は半角に置き換え、入れ子の「」は内側を『』に改め、原文の丸括弧の補足は一部省略しています。公式YouTubeは題名と投稿者で照合しました。
現在(2026年)
- AEW公式:選手一覧 ── KATSUYORI SHIBATA の掲載
- AEW公式:All Out Results(2026年9月26日) ── ジャック・ペリー選手戦の結果/事前の案内(日付・シカゴ開催)
- AEW公式:Collision Results(2026年7月11日) ── ROH世界王座戦の結果
- 東スポWEB(2026年9月7日)TAKAYAMANIA ── KENTA選手とのタッグ/「また1年後に」
- 東スポWEB(2026年8月16日) ── コンチネンタル・チャレンジ・カップ1回戦/「中核メンバー」
- 東スポWEB(2026年5月21日) ── オスプレイ選手戦
- 東スポWEB(2026年1月18日) ── トリオ王座陥落・273日/ホブス選手の退団
- 東スポWEB:柴田勝頼の経歴 ── AEW所属/父/同級生/総合格闘技の出場歴/LA道場ヘッドコーチ
経歴
- 東スポWEB(2025年9月10日)インタビュー ── 生年月日・出身・身長体重・入門とデビュー・2012年8月/「八方ふさがり」/「今の自分のやり方」
- 東スポWEB(2025年1月6日) ── 1999年10月10日の同日デビュー/新・闘魂三銃士/5分のエキシビション/「医師の許可が下りにくい」
- 東スポWEB(2023年12月24日)昭和~平成スター列伝 ── 桑名工業高レスリング部/2015年1月4日のIWGPタッグ/当時のコメント
- 東スポWEB(2022年12月17日) ── 父・勝久さんは新日本旗揚げメンバー
- Number Web(2023年12月3日)天龍源一郎さんとの対談 ── 2004年のシングル3度/2005年の退団
- 東スポWEB 桜庭和志連載#35/#39/#40 ── 2007年9月の対戦/2011年大みそかのタッグ/2012年9月からの参戦
- 東スポWEB 棚橋弘至連載#29(2025年12月18日) ── 2014年9月21日・神戸の「おかえり」
- Number Web(2016年2月16日)2ページ目 ── NEVER無差別級王座の奪取/ベルトを巻かなかった理由
- デイリースポーツ(2017年3月21日) ── NEW JAPAN CUP初優勝/2014年2月のやりとり
2017年4月9日と復帰
- Number Web(2017年4月11日) ── 救急車での搬送/4月10日の発表
- Number Web(2019年3月25日) ── 控室に戻る途中で倒れた
- デイリースポーツ(2017年4月10日) ── 38分を超える試合/オカダ選手の会見
- デイリースポーツ(2017年8月13日) ── 「生きています!」
- 東スポWEB(2021年10月21日) ── 日本武道館のエキシビション
- 東スポWEB(2022年1月4日)/デイリースポーツ(同日) ── 復帰戦とコメント/PKの「必勝パターン」
AEW
- 東スポWEB(2022年11月5日) ── AEWでの初戦/LA道場
- 東スポWEB(2023年4月1日) ── ROHピュア王座
- 東スポWEB(2023年12月24日)/(2024年1月9日) ── 契約の発表/退団の理由
- 東スポWEB(2024年3月17日)/(3月21日)/(3月28日) ── ダニエルソン選手戦/2017年2月のオスプレイ選手戦/2024年3月の再戦
- 東スポWEB(2025年2月13日)/(4月17日) ── THE OPPSの発進/トリオ王座の獲得
- 国立国会図書館サーチ:『同級生 魂のプロレス青春録』 ── 著者と出版年月
動画は新日本プロレスリング株式会社 公式チャンネルとAll Elite Wrestling 公式チャンネルのものです。所属や試合の予定は変わります。最新の情報はAEW公式でご確認ください。
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