🏠 ホーム📰 最新ニュースプロレス総合闘魂列伝黒船列伝女傑列伝軍団列伝技図鑑サラリーマン資産形成節約・固定費🔍 記事を検索
ビッグロックとは?大岩陵平のヘッドロック技を図解
— 必殺技解説 —

ビッグロックとは?大岩陵平のヘッドロック技を図解

USSIBLOG

※本記事はプロモーションを含みます

「ビッグロックって、結局ただのヘッドロックじゃないの?」 「あの技で本当にG1が決まったの?」

2026年8月16日の夜、両国国技館でG1 CLIMAX 36の決勝が終わった直後、この2つを検索した人がかなりいたはずです。私もその一人でした。

こんにちは、営業部長のウッシです。プロレスを30年観てきて、ヘッドロックで大会の決勝が終わる場面を観たのは、この夜が初めてでした。

📌 ビッグロックとは?(結論から先に)
新日本プロレスの大岩陵平選手が、ヘッドロックを「試合を終わらせる決め技」まで磨き上げたサブミッションの呼び名です。技の形そのものは、プロレスを習う人が最初に教わる基本中の基本=相手の頭を小脇に抱え込んで首を締めるヘッドロック。ふつうは試合序盤の"つなぎ技"として扱われます。それを大岩選手は、2026年7月29日にSANADA選手からギブアップを奪い、G1 CLIMAX史上初となる「ヘッドロックでの決着」を成立させた(010スポーツ)ことで、決め技の側へ引きずり上げました。8月16日のG1決勝でも上村優也選手を35分10秒・ビッグロックで下して初優勝。技術の源流は、プロレスリング・ノアへの国内武者修行で師事した小川良成さんです。

⚠️ 【重要・免責】本記事はプロレス観戦をより深く楽しむための「技術構造の解説」です。首を締め上げる技は、専門的な訓練を積んだプロレスラーだけが行える危険なものです。一般の方が実際に他人にかけると、頸部・気道・血管に重大な損傷を与えます。絶対に真似しないでください

⏱ 30秒で片づく|ビッグロックの疑問6つに即答

長く読む前に、検索してきた人が知りたいところだけ先に潰します。

疑問答え
何の技?ヘッドロック。相手の頭を小脇に抱え込み、腕と体で首を締め上げる古典技。それをフィニッシュホールドとして使うのが「ビッグロック」
誰の技?大岩陵平選手(新日本プロレス/TMDK)。1998年11月7日生まれ・愛知県江南市出身
いつ有名になった?2026年のG1 CLIMAX 36。7月29日・大阪でSANADA選手からG1史上初のヘッドロック決着を奪い、一気に注目された
どこまで実績がある?2026年8月時点で、SANADA選手(7/29)・後藤洋央紀選手(8/6)・上村優也選手(8/16決勝)からギブアップ/タップを奪ったと報じられている
誰に習った?ノアへの国内武者修行で師事した小川良成さん。「ヘッドロックも小川さんから学んだ」と本人が語っている(東スポWEB)
名前の由来は?大岩選手が掲げてきた合言葉「ビッグドリーム」と地続きの呼称。技名の公式な由来説明は、2026年8月時点では公表されていません
★★★★ 締め技(サブミッション)
ビッグロック
基本技のまま、頂点まで来た締め技
👁 かけ方
立った状態、あるいは倒れた状態から相手の頭を小脇に抱え込み、腕と肩・胸で首を挟んで締め上げる。形そのものは誰もが知るヘッドロックだが、大岩選手はロープに振られても、投げられても腕を解かない。試合を通して何度も入り直して相手を削り、最後にギブアップまで持っていく。派手な跳躍も落下もない、地面の上だけで完結する決め技。
⚔️ STATUS※プロレス30年・ウッシの独断評価
💥 破壊力 3
🔒 拘束力 9
🎯 決定力 9
🎓 習得難度 10
⚠️ 危険度 5
🎭 魅せ度 8
🥋 元祖・名手
ヘッドロックそのものはプロレス最古級の基本技で、特定の考案者はいない。それをフィニッシュホールドとして成立させた使い手が大岩陵平選手。技術の源流は、2023年9月からのノア国内武者修行で師事した小川良成さん。大岩選手は取材に対し「受け身の技術から始まり、ヘッドロックも小川さんから学んだ」という趣旨を語っている(東スポWEB)。
📜 ひとくちメモ
習得難度を10にしたのは、形が難しいからではない。形はいちばん簡単なのに、決め技にできた人が事実上1人しかいないからだ。誰でも掛けられる技で誰も勝てなかった――その空白を1人だけ埋めた、という意味での最難関。

📌 この記事でわかること

  • ビッグロックの正体と、名前が指しているもの
  • なぜ2026年の夏にこの技が急に話題になったのか(G1史上初の決着)
  • ただのヘッドロックと何が違うのか――報道で確認できる範囲の”違い”
  • 小川良成さんとノア武者修行という技術の出どころ
  • G1決勝で上村優也選手が見せた、ビッグロックの攻略法
  • この技をこれから追いかけるための日程(10月12日・両国)

🔥 なぜ今、この技が話題なのか|G1史上初の「ヘッドロック決着」

満員のアリーナで、無人のリング中央にすべてのスポットライトが金色に集まる瞬間——G1史上初のヘッドロック決着が生まれた夜のイメージ

話の起点は、2026年7月29日・大阪 大和大学 大和アリーナで行われたG1 CLIMAX 36 Aブロック公式戦です。

この試合で大岩選手は、SANADA選手からビッグロックでギブアップ勝ちを収めました。010スポーツ(まるスポ)はこれを「過酷な『G1 CLIMAX』の歴史において、ヘッドロックによるギブアップ決着は史上初の快挙」と報じています。

G1 CLIMAXは1991年から続く新日本プロレスの真夏の総当たりリーグ戦です。35年分の試合数の中で、誰も「ヘッドロックで勝つ」をやっていなかった。それが2026年の夏に、初めて起きた。ここが今回の話の全部です。

🐄(ウッシ小声:私はこの日、配信を観ながら「今のギブアップ、何で?」と3回巻き戻しました。技が地味すぎて決まり手が信じられなかったんです)

そこからの2週間、話題は加速していきます。

日付会場相手結果
7月29日大阪・大和大学 大和アリーナSANADA選手ビッグロックでギブアップ勝ち(G1史上初のヘッドロック決着)
8月1日広島辻陽太選手(IWGPヘビー級王者)ヘッドロックで王者を苦しめるも、ファイヤーブラスターに敗戦
8月6日後楽園ホール後藤洋央紀選手ヘッドロックでタップアウト勝ち
8月16日両国国技館(G1決勝)上村優也選手35分10秒・ビッグロックでギブアップ勝ち=G1初優勝

とくに8月1日の広島大会は、勝敗以上に印象が残った試合でした。010スポーツによれば、大岩選手は「G1優勝」と書かれたしゃもじを手に登場し、試合開始から徹底したビッグロックでIWGPヘビー級王者・辻陽太選手のスタミナを削り続けています。辻選手がDDTやジャーマン・スープレックス・ホールドを連発しても、締め上げた首だけは決して離さなかった。同記事はこの展開を「ヘッドロック地獄」と表現しました。

結果は辻選手のファイヤーブラスターによる3カウント負け。それでも王者を場外へ投げ捨てさせ、トペ・スイシーダを撃たせるところまで追い込んだのが古典技だった、という事実だけが残りました。

他団体の選手も反応しています。DDTプロレスの男色ディーノ選手は自身のInstagramで「ヘッドロックは開始直後に出る相手のスタミナを削っていく締め技」と本来の役割を定義したうえで、大岩選手のそれを「意外でもありインパクトのある決まり手」として取り上げた、と010スポーツは伝えています。

技の定義を知っている人ほど驚いた――話題化の構造は、これに尽きます。

🧬 ただのヘッドロックと何が違うのか|報道で確認できる”違い”だけ

巨岩に深く食い込んで決して外れない鉄の鎖——ロープに振られても投げられても解かない、ビッグロックの掴みのイメージ

ここがこの記事の本題です。ただし先に、正直なことを書いておきます。

📝 最初にお断り:ビッグロックについて、握りの形・腕のどこを首のどこに当てているか・角度といった技術的な内部構造は、2026年8月時点で公になっていません。本人・団体からの技術解説も出ていません。だから本記事では、試合レポートと映像から誰でも観察できる”振る舞いの違い”だけを扱います。構造の推測は書きません。

そのうえで、報道で繰り返し確認できる違いは3つです。

違い①:ロープに振られても、投げられても、解かない

ふつうのヘッドロックには、決まった”終わり方”があります。締められた側がロープに振ることで外れる。プロレスを見始めた人が最初に覚える約束事です(そもそもヘッドロックとは何か、なぜロックアップから最初に出るのかはヘッドロックとは?なぜ効く?種類と返し方を図解で基礎から整理しています)。

大岩選手はここを拒否します。

010スポーツの8月6日・後藤洋央紀選手戦のレポートには「後藤がロープへ振ろうとも意地でも締め上げを解かない大岩」とあります。辻陽太選手戦のレポートにも「辻からDDTやジャーマン・スープレックス・ホールドを連発されようとも、締め上げた首だけは決して離さない」とある。

技が外れる条件を、腕力で否定している。これが1つめの違いです。

違い②:試合を通して、何度も入り直す

2つめは”回数”です。ビッグロックは、1回入って決まる技として使われていません。

辻選手戦のレポートには「辻が反撃を試みようとも、技を仕掛けるたびに吸い寄せられるようにその首を捕獲し、試合のペースを一切渡さない」とあります。決勝でも、THE GRIPをカウント2で返された直後に、即座に首元へしがみついてヘッドロックで捕獲したと報じられました。

つまり1本の試合が「ヘッドロックに入る→外される→また入る」の繰り返しで構成されている。1発の威力ではなく、累積で相手を終わらせる設計です。

💡 ここが分かると観戦が変わる
大岩選手の試合で「またヘッドロックか」と思ったら、それは技が効いていない場面ではなく、削っている最中です。序盤のヘッドロックと終盤のヘッドロックは、同じ形でも意味がまったく違う。ここを知っているかどうかで、35分の見え方が変わります。

違い③:締め直しに、頭突きを混ぜる

3つめは、報道で具体的に確認できた数少ない”技術の中身”です。

010スポーツは後藤選手戦について、「力で脱出しようとする後藤に渾身のヘッドバットをたたき込み、さらに絞り上げる」と書いています。脱出されかけた瞬間に頭突きで抵抗を止め、そのまま締め直す。

派手さはゼロですが、「外されそうになったときに何をするか」が用意されているという点で、これはもう完全に決め技の作りです。

では、体格や腕力は?

最後に、いちばん語られやすいポイントも押さえておきます。010スポーツの写真キャプションは「大岩の太い腕から繰り出されるビッグロック」としており、腕力がこの技の土台であることは各紙が共通して触れています。

大岩選手は180cm・110kg。プロレスラーとしては大柄ではありません。ただ、アマチュアレスリングで作った首まわりと腕の太さは異質です。

腕については、東スポWEBが本人から面白いエピソードを引き出しています。2025年3月、知人との食事会で俳優の坂口健太郎さんと同席し、腕相撲で負けたという話です。

「『なんでそんなゴツイの?』『プロレスラーなんです』『じゃあ僕、腕相撲強いからやろうよ』みたいな流れでやったんですけど、あっさり負けたんです。マジで強かったです…。あれでもっと腕を鍛えよう!となりましたね」(東スポWEB)

同記事は「負けたのは右腕でやった時で、利き腕の左腕では圧勝した」という補足も載せています。そのうえで大岩選手は「あれから僕も鍛え直してG1覇者になった」と語った。

G1を獲った腕の一部が、俳優さんとの腕相撲の悔しさでできている。ビッグロックの正体を一言で言うなら、鍛え直した腕そのものなのかもしれません。

ビッグロック(ヘッドロック)の観戦ポイント 模式図 立った状態で相手の頭を小脇に抱え込み、腕と体で首を挟む基本のヘッドロックの形と、大岩陵平選手の使い方の特徴3点を示した抽象図。 ビッグロック|観戦でここを見る かける側(大岩選手) 相手(前傾させられる) 頭を小脇に抱え込み、 腕と肩・胸で首を挟む ① ロープに振られても解かない ② 外されても何度も入り直す ③ 締め直しに頭突きを混ぜる 狙い:一撃で倒すのではなく、試合を通して首とスタミナを削り切る ※模式図(実姿勢を簡略化/内部構造は非公表) 絶対に真似しないでください

⚠️ 再掲・免責:ここに書いたのは「試合で何が起きているか」を理解するための観察であって、掛け方の手順ではありません。首を締める行為は一般の方が行えば命に関わります。絶対に真似しないでください。

📺 動画で観る(新日本プロレス公式)

文章だけでは、この技の”しつこさ”は伝わりません。大岩陵平選手という人そのものを追った公式のドキュメンタリーが、いちばん近い入口です。

(※G1 CLIMAX 36のフルマッチ映像も一時公開されていましたが、現在は公開が終了しています)

📺 NEW HEROES #7 大岩陵平【ドキュメンタリーシリーズ】(新日本プロレス公式)

📡 この技を生中継で観るならPR
新日本プロレスの大会中継はスカパー!のテレ朝チャンネル2が定番です。技は図解で覚えて、決まる瞬間はテレビの大画面で。料金とチャンネルの選び方はスカパーのプロレスはテレ朝ch2かサムライ|料金と選び方で整理しています。

🥋 技の出どころ|ノア武者修行と、小川良成さん

ビッグロックの話をするうえで、絶対に外せない名前があります。小川良成さんです。

大岩選手は、2023年9月から約1年、プロレスリング・ノアへ国内武者修行に出ています。新日本プロレスが若手を国内の他団体へ送り出すのは、団体史上初の試みでした。海外ではなく国内。しかも技巧派の総本山であるノアへ、というのがこの人のキャリアを決定づけました。

そのノアで師事したのが、小川良成さんです。東スポWEBの取材に、大岩選手はこう語っています。

「天山さんからは闘魂、小川さんからはテクニック。それぞれの師匠に1個ずつ大事なものを教わったなって。プロレスってやっぱり、技術も精神面もどっちも必要なんだなと思います」(東スポWEB)

同記事によれば、参戦当初は見よう見まねで技術を吸収していたが、次第に直接指導を受けるようになり、受け身の技術から始まって、今や代名詞になったヘッドロックも小川さんから学んだとのこと。しかも新日本へ凱旋してからも1年間はノアの道場に通い、今もアドバイスをもらう間柄だといいます。

大岩選手は、清宮海斗選手からこう言われたそうです。

「小川さんがこんなにアドバイスくれることないよ」(東スポWEBでの大岩選手の発言より)

小川良成さんは1985年に全日本プロレスでデビューし、約40年にわたって第一線に立ち続けた技巧派です。2024年8月14日、頸部の負傷を理由に現役引退が発表されました(プロレスリング・ノア公式発表)。本人の強い希望で引退会見も引退セレモニーも行われていません。

ここ、時系列を並べると少し胸に来ます。大岩選手のノア修行が終わったのは2024年9月14日師の引退が発表されたのは、その1か月前です。首を痛めてリングを降りた人から教わった技で、弟子が2年後に相手の首を獲ってG1を獲った。

そして大岩選手には、もう一人の師匠がいます。天山広吉さんです。G1決勝の前日にあたる2026年8月15日、同じ両国国技館で天山さんは引退しました。放送席にいた天山さんの前で、付け人だった男が優勝旗を掲げた――この一連の話は【闘魂列伝㉟】大岩陵平|恩師の翌日にG1初優勝に全部まとめてあります。技ではなく人の物語を追いたい人は、そちらへどうぞ。

🐄(ウッシ小声:「闘魂」と「テクニック」を別々の師匠から1個ずつ。営業でいうと、根性を教わった上司と、数字の作り方を教わった上司が別人だったパターンです。私もそれでした)

🛡 ビッグロックはどう攻略するのか|G1決勝の上村優也選手が答えを出していた

技記事らしく、“返し方”も書いておきます。ここについては、はっきりした答えが公開の場に出ています。2026年8月16日のG1決勝、上村優也選手の戦い方です。

010スポーツの決勝レポートによれば、先手を取ったのは上村選手でした。大岩選手のお株を奪うヘッドロックで締め上げ、そこからアームドラッグ→アームロック→ハンマーロックと、徹底的に左腕へ照準を定めた

これが答えです。ビッグロックの正体が腕なら、腕を殺せばいい。

同レポートは「30分を超えても腕を放さない上村」と書き、大岩選手がボディスラムやジャーマンで振りほどこうとしても脱出できず苦境に立たされたことを伝えています。

局面上村優也選手の対策
序盤大岩選手より先にヘッドロックへ入り、主導権を渡さない
序盤〜中盤アームドラッグ→アームロック→ハンマーロックで左腕を集中攻撃
中盤大岩選手のTHE GRIPを腕十字で切り返し、そのままリストロックへ
30分以降それでも腕を放さず、技を出す土台そのものを潰し続ける

締める技は、締める腕を先に壊せば出せない。理屈としてこれ以上ないほど正しく、実際に30分以上機能していました。

それでも大岩選手は、遠心力を利用した天山スープレックスで脱出し、THE GRIPを炸裂させ、カウント2で返された直後に首元へしがみついてヘッドロックで捕獲。上村選手の丸め込みの抵抗も解かず、絞り上げてギブアップを奪いました。35分10秒です。

腕を35分殺され続けて、最後にその腕で勝った。攻略法は正しく提示され、正しく実行され、それでも足りなかった――というのが、この決勝の答え合わせでした。

💡 THE GRIPとの関係:大岩選手のもう一つの必殺技THE GRIPは、スリーパーホールドで首を捕らえた状態からローリングラリアットへ雪崩れ込む複合技。ビッグロックもTHE GRIPも、入口は全部「相手の首を捕ること」です。この人の勝ち筋は1本しかなく、それでも防げない。

📚 技をもっと深く知る・観るPR
図解で構造が分かったら、次は名手の実演で。基本技をどう決め技へ持っていくかという発想は、本と映像で追うのがいちばん早いです。

📅 次にビッグロックが観られるのは|10月12日・両国

大岩選手はG1優勝直後のマイクで、10月12日・両国国技館でのIWGPヘビー級王座挑戦を表明しました。東スポWEBは「挑戦が決定的」と報じています(現王者は辻陽太選手。2026年8月17日時点の情報で、カードの正式発表は今後の公式リリースをご確認ください)。

因縁としては、これ以上ないカードです。8月1日の広島で、大岩選手がヘッドロック地獄に引きずり込みながら、あと一歩届かなかった相手がその王者だからです。あの日と同じ首を、今度はG1覇者として獲りにいく。

過去の試合をさかのぼって観たいなら公式配信のNJPW WORLDが最短です。手順はNJPW WORLDの登録・解約方法に、他サービスとの違いはプロレス配信サービス比較にまとめました。

❓ ビッグロックに関するよくある質問

Q1. ビッグロックのやり方は素人でも真似できますか?

A. 絶対に真似しないでください。本記事は観戦理解のための解説です。首を締める行為は、専門的な訓練を受けていない人が行うと、気道や血管を圧迫して命に関わる事故につながります。

Q2. ビッグロックとヘッドロックは同じ技ですか?

A. 技の形としては同じヘッドロックです。「ビッグロック」は、大岩陵平選手がそれをフィニッシュホールドとして使うときの呼び名として定着したものです。技の形が新しいのではなく、使い方と結果が新しいと考えるのが正確です。

Q3. G1史上初のヘッドロック決着というのは本当ですか?

A. 010スポーツ(まるスポ)が、2026年7月29日・大阪でのSANADA選手戦について「過酷な『G1 CLIMAX』の歴史において、ヘッドロックによるギブアップ決着は史上初の快挙」と報じています。本記事はこの報道にもとづいて記載しています。

Q4. ビッグロックはどこをどう締めているんですか?

A. 握りの形や角度といった技術的な内部構造は、2026年8月時点で公表されていません。公開情報から言えるのは「相手の頭を小脇に抱え込んで首を締めるヘッドロックの形である」ことと、試合レポートで確認できる使い方の特徴(ロープに振られても解かない/何度も入り直す/締め直しに頭突きを混ぜる)までです。本記事はそこから先の推測は行いません。

Q5. なぜ普通のヘッドロックでは勝てないのに、大岩選手は勝てるんですか?

A. 公開情報からわかる範囲では、①外れる条件(ロープに振られる)を腕力で否定していること、②1試合を通じて何度も入り直して累積で削ること、③外されかけたときの締め直し手段(頭突き)を持っていることの3点が、通常のヘッドロックとの差として繰り返し報じられています。加えて、アマレス出身で鍛え上げた腕の太さが土台にあると各紙が触れています。

Q6. ビッグロックは誰から教わった技ですか?

A. 小川良成さんです。大岩選手は2023年9月から約1年、プロレスリング・ノアへ国内武者修行に出ており、そこで小川さんの直接指導を受けました。東スポWEBの取材に「受け身の技術から始まり、今や代名詞になったヘッドロックも小川さんから学んだ」という趣旨を語っています。小川さんは2024年8月14日に頸部の負傷で現役引退が発表されています。

Q7. ビッグロックを破る方法はありますか?

A. 2026年8月16日のG1決勝で、上村優也選手が明確な対策を見せました。アームドラッグ→アームロック→ハンマーロックで大岩選手の左腕を集中攻撃し、30分を超えても腕を放さないという戦い方です(010スポーツ)。締める腕そのものを潰す、という理にかなった攻略でしたが、それでも大岩選手はギブアップを奪って勝っています。

Q8. THE GRIPとビッグロックは何が違うんですか?

A. THE GRIPスリーパーホールドで首を捕らえた状態からローリングラリアットへ雪崩れ込む複合技で、フォールを狙う技です。ビッグロックは締め上げてギブアップを狙う技。どちらも入口が「相手の首を捕ること」である点は共通しています。

Q9. ビッグロックという名前の由来は?

A. 公式な由来説明は2026年8月時点で公表されていません。大岩選手はG1開幕前から「ビッグドリームを掴む」という言葉を繰り返し使っており、優勝時のマイクも「ビッグドリーム掴みました!」でした。この「ビッグ」と地続きの呼称と見るのが自然ですが、断定はできません。

Q10. 次にビッグロックが観られるのはいつですか?

A. 大岩選手はG1優勝後、2026年10月12日・両国国技館でのIWGPヘビー級王座挑戦を表明しています(現王者は辻陽太選手)。カードの正式決定や中継・配信の情報は新日本プロレス公式サイトの発表をご確認ください。

🥋 この技が好きなら、次はコレ
スリーパーホールド──THE GRIPの入口。同じ"首を捕る"技の代表格
アナコンダバイス──天山広吉さんの複合サブミッション。大岩選手が変型で使った技
コブラツイスト──立ったまま極める古典技の代表
プロレス関節技 一覧【完全版】──極まる仕組みを部位別に
プロレス技 一覧【図解】──全8ジャンルの技をまとめて見る

🐄 ウッシ視点:全員が持っている道具で勝つ、という選択

ここからは営業部長の私見です。

私がこの技にひっかかっているのは、強いからでも珍しいからでもありません。誰も勝てないと思っていた道具で、勝ったからです。

プロレスの必殺技は、基本的にインフレします。より高いところから、より速く、より危険に。私はその流れで30年育ってきました。だからこそ、ヘッドロックで35分の決勝が終わった瞬間、頭の中で何かがひっくり返る音がしました。

大岩選手は東スポWEBの取材に、こう言っています。

「おカネを取れるヘッドロックは自分だけかなって。昔のものでも新しい。このスタイルでも通用することを証明できたかな」

「昔のものでも新しい」。この一言が、私は営業20年目でいちばん刺さった技術論かもしれません。

営業でいうところのヘッドロックは、電話と訪問です。誰でも持っていて、誰も決め手だと思っていない。だから若い人は新しいツールを探すし、私も20代の頃はそうでした。珍しい手を持っている人が強いと思い込んでいた。

でも19年やってきて分かったのは、数字を出すのは、全員がやっている当たり前を誰よりも深く使い込んだ人だということです。しかも当たり前の武器は、誰にも警戒されません。上村優也選手が決勝でやったように、相手が対策できると分かってからが本番になる。それでも通る深さまで持っていった人が勝つ。

もうひとつ。この技は一撃で相手を倒しません。入って、外されて、また入る。35分かけて削り切る。

これも仕事とまったく同じです。1回の提案でひっくり返る案件なんてほとんどない。断られて、条件が合わなくて、また持っていく。「同じところに何度も入り直せる人」が最後に取ります。ビッグロックの本質は腕力ではなく、たぶんこの反復にあります。

派手なフィニッシュホールドを持っていないことを、私はもう弱点だと思わなくなりました。それではまた次のプロレス記事でお会いしましょう。マイペースにいきましょう🐄

営業部長のウッシでした。

📚 参考・出典(8件)

※本記事は2026年8月17日時点の公表情報にもとづきます。ビッグロックの技術的な内部構造(握り・角度など)は本人・団体から公表されていないため、本記事では報道および映像から観察できる範囲のみを記載し、構造の推測は行っていません。

🔗 関連記事

⚠️ 再々掲・免責:本記事は観戦理解・技術構造の解説を目的としたものです。首を締める技を一般の方が他人にかけることは極めて危険であり、絶対に真似しないでください。


─ 産地と現場の仲間へ ─

🤝 令和8年 熊本地震 災害応援寄附

プロレスは「立ち上がる姿」を見せてくれる競技です。いまリングの外で立ち上がろうとしている方たちへ。このリンクにアフィリエイトは付けていません——紹介料は1円も受け取りません。

熊本県への寄附(返礼品なし・1,000円〜)→ 八代市への寄附 →