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楽天モバイルの強み・デメリット【2026年7月】固定費を削るサラリーマンが最初に検討すべき理由と乗り換え手順
— 資産形成・投資 —

楽天モバイルの強み・デメリット【2026年7月】固定費を削るサラリーマンが最初に検討すべき理由と乗り換え手順

USSIBLOG

※本記事はプロモーションを含みます

「節約したいけど、何から手をつけるのが一番効くの?」

「楽天モバイルが安いのは知ってる。でも“電波が悪い”って聞くから踏み切れない」

固定費の相談を受けると、この2つはほぼ毎回出てきます。運送会社の営業部長をやりながら、2018年から自分の家計で固定費を削り続けてきたウッシの結論を先に言うと、スマホ代は「金額の大きさ」ではなく「見直しの手間あたりの効果」が家計の中でいちばん大きい項目です。1回30分の作業で、効果が10年続く。こんな費目はほかにありません。

この記事は、その候補としてよく名前が挙がる楽天モバイル(Rakuten最強プラン)を、契約前に確認すべき点だけに絞って解剖したものです。ちなみにウッシ家は夫婦で契約中——家の固定回線を引かずテザリングで賄うところまでやっている実ユーザーとして、良い面も弱点も隠さず書きます。良いところだけ並べる記事にはしません。電波・キャリアメール・解約手数料まで、公式情報で確認できた不都合な条件も全部書きます。

✅ 結論:2026年7月時点の楽天モバイルは「こう」です

  • 料金は3段階のワンプラン:〜3GB 1,078円/〜20GB 2,178円/20GB超は無制限で3,278円(すべて税込)。プラン選びで迷う要素がない
  • 最大の強みは「割引を積み上げなくても安い」こと:大手3社の無制限プランは、家族3人以上+光回線+指定クレカを全部そろえて初めて月5,000円台。楽天は条件ゼロで3,278円
  • 最大の弱点は今も電波:プラチナバンド(700MHz帯)は2024年6月に商用開始したが、割当は3MHz幅×2と細い。地下・建物の奥・地方の山間部は改善途上
  • 判定:楽天市場を日常的に使う人/データ量が月によってブレる人/通話が多い人は有力。仕事の電話が命綱で、電波が1回でも切れたら困る人は「メイン1本」にしないのが安全策

※料金・キャンペーンは変わります。本記事は2026年7月29日に公式サイトで確認した内容です。申し込み前に必ず最新情報をご確認ください。

📌 この記事でわかること

  • Rakuten最強プランの料金構造と、家族割を入れたあとの実際の金額

  • 大手3社の無制限プランと「割引適用前」の金額で並べた比較表

  • 公式情報で確認できた強み5つ(段階制・無制限・SPU・通話無料・テザリング)

  • 正直なデメリット6つ(電波・段階の境目・キャリアメール・解約手数料など)

  • 向く人・向かない人の判定基準と、MNPで乗り換える具体的な手順


前提:2026年7月は「大手が値上げした月」だった

まず状況の確認から。2026年7月1日、ソフトバンクが料金プランのサービス内容と月額料金を改定しました。改定額は+110円〜550円(税込)で、すでに契約している人にも適用されます(一部、請求締め日が毎月20日の人は7月21日から)。公式サイトに「現在ご契約中のお客さまも改定後の料金が適用となります」と明記されています。

ここが大事なところで、スマホ代は「放っておけば据え置き」ではなく、放っておくと上がる費目になったということです。ドコモも2025年に「ドコモ MAX」へ移行して基本料の水準が上がりました。何もしないという選択が、もう中立ではない。

そういう局面で家計の固定費を触るなら、順番は決まっています。効果が大きく、手間が小さく、生活の質が落ちないもの。スマホ代はこの3条件を全部満たす、ほぼ唯一の費目です。保険や車も効きますが、判断に時間がかかる。電気代は手軽ですが金額が小さい。詳しい優先順位は固定費見直しで月2万円節約|値上げに負けない5つのテクにまとめてあります。


Rakuten最強プランの料金構造(2026年7月時点)

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten最強プラン」1本だけです。データ容量の選択肢がなく、使った量に応じて自動的に段階が変わります。

月のデータ使用量月額(税込)月額(税抜)
〜3GB1,078円980円
3GB超〜20GB2,178円1,980円
20GB超〜無制限3,278円2,980円

この金額は、2023年6月のプラン提供開始時に楽天モバイルが発表したものから変わっていません(2026年7月29日時点で公式サイトも同額)。3年以上、値上げなしで据え置かれている点は、値上げ局面では評価してよい事実だと思います。

家族割(最強家族割)を入れると、こうなる

「最強家族割」に参加すると、1回線あたり月110円(税込)が引かれます。適用後はこうなります。

データ使用量通常(税込)最強家族割適用後(税込)
〜3GB1,078円968円
3GB超〜20GB2,178円2,068円
20GB超〜無制限3,278円3,168円

この家族割、条件がかなり緩いのが特徴です。公式サイトの記載では、

  • 離れて住む家族も対象(同居・同一姓の縛りがない)
  • 1グループ最大20回線まで参加できる
  • プランの種類を問わない(データタイプも対象)
  • 期間の縛りがない

つまり「家族割のために家族全員の光回線とクレカを楽天にそろえる」といった作業が不要です。ここは後で大手との比較で効いてくるので覚えておいてください。

子ども・学生はさらに下がる

双子を育てている身として、ここは他人事ではありません。2026年7月時点で、料金がそのまま下がる年齢割引が2つあります(ほかに65歳以上向けの「最強シニアプログラム」もありますが、こちらは料金割引ではなくポイント還元型です)。

プログラム対象年齢割引額(税込)家族割併用時の3GBまでの月額
最強こども割13歳の誕生月前月まで(=12歳以下)3GB以下は440円引き/3GB超は110円引き528円
最強青春割13歳〜23歳の誕生月前月まで110円引き858円

12歳以下なら3GBまで月528円。子どもの見守り用に持たせる回線としては、かなり現実的な水準です。ただし子ども名義の楽天IDで契約する必要があり、18歳未満はフィルタリングサービス(月550円・初回3カ月無料)の契約が必須(公式記載)。つまり実際の負担は528円+550円で見ておくのが正確です。さらに、こども割・青春割は自動では付かず、「my 楽天モバイル」アプリからの適用操作が必要(2025年2月にWebエントリーからアプリ適用へ変更)。親名義でまとめて契約すると割引が付かない点と合わせて注意してください。

自分の家の場合いくらになるのか、段階制は頭で計算するとズレます。今のスマホの請求書と、直近3か月のデータ使用量を手元に置いて、楽天モバイルの料金シミュレーション(PR)に入れてみるのが早いです。使用量を入れると段階制での金額が出るので、「思ってたより高い/安い」の答え合わせが5分で終わります。


大手3社と「割引適用前」で並べてみた

ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。

キャリア比較の記事はたくさんありますが、たいてい「全部の割引を適用した後の金額」で並べてある。あれは営業の資料としては正しいけれど、家計の判断材料としてはズレています。なぜなら割引の条件を満たすには、光回線・電気・クレジットカード・家族の回線数まで全部そろえる必要があるから。

というわけで、2026年7月29日に各社公式サイトで確認した金額を、割引前と全部盛り後の両方で並べます。

プランデータ割引適用前(税込)各種割引を全部適用後(税込)
ドコモ MAX無制限8,448円5,148円
ソフトバンク テイガク無制限無制限8,008円5,148円
au 使い放題MAX+ 5G/4G無制限(テザリング等は合計60GB/月まで)7,788円5,258円
楽天モバイル Rakuten最強プラン無制限3,278円3,168円(最強家族割)

※大手3社の「全部適用後」は、家族3人以上+自宅の光回線(またはセット対象サービス)+指定クレジットカード払いなどを全部満たした場合の金額です。ドコモは電気(ドコモでんき)や長期利用割まで含めた最大値、ソフトバンクは年会費11,000円のPayPayカード ゴールド払いが条件——つまり最安値を出すために別の出費や契約がぶら下がっている点は割り引いて見てください。

この表を作って、数字を見比べて自分でも唸りました。割引を一切適用しない状態で並べると、この4プランの中で楽天モバイルの月額がもっとも低いのは明らかです。しかも大手の割引後の金額(5,000円台)と比べても、まだ2,000円近く下にいる。

そして構造の話。大手3社の割引は「他の固定費を自社に集めること」が条件です。光回線を変える、電気を変える、クレジットカードを作る、家族全員を同じキャリアに入れる。これは実質的に、スマホ代を下げる代わりに家計の乗り換えコストを上げているということです。

営業を20年やってきた身として言うと、これは自社の商売としては極めて正しい設計です。解約されにくくなるから。ただし買う側から見ると、束ねた分だけ次に動きにくくなる。固定費削減は「一度削って終わり」ではなく「いつでも動ける状態を保つこと」が本質なので、割引の束縛は評価から差し引いて考えるべきだと思っています。

💡 営業部長の見方:割引をたくさん積み上げて安くなるプランは、「安い」のではなく「割引の条件を満たすために他の選択肢を捨てている」状態。家族4人でセット割を組むと、次に乗り換えるとき4人分の手続きが必要になります。安さの内訳は必ず見てください。


楽天モバイルの強み5つ(公式情報で確認できたもの)

強み①:段階制ワンプランで、プラン選びが要らない

大手のプランは「小容量」「中容量」「無制限」に分かれていて、選び方を間違えると損をします。楽天モバイルはプランが1つで、使った量に応じて勝手に段階が変わる

これが効くのは使用量が月によってブレる人です。出張が多い月はテザリングで10GB超え、社内にいる月は2GBで終わる——こういう人が固定容量プランを契約すると、必ずどちらかで損をします。段階制なら、少ない月は自動で安くなる。

もう一つ地味に大きいのが、「プランを見直す」というタスクが家計から消えること。プランが1つしかないので、見直す余地がない。固定費管理の観点では、これは金額以上の価値があります。

強み②:20GBを超えたあとは無制限で、上限が3,278円

20GBを超えると無制限になり、それ以上は月3,278円(税込)から上がりません

自宅に光回線を引いていない人にとって、これは相当なインパクトがあります。テザリングでパソコンをつなぎ、動画も観る。それでも上限3,278円。光回線(月4,000〜6,000円前後が一般的)を契約するより安く済むケースが出てきます。

ただし公式に注記があります。「混雑時など公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり」。無制限は「常に全速力」の約束ではない、という点は正確に理解しておいてください。

強み③:楽天市場のポイントが+4倍(SPU)

楽天モバイルの対象プランを契約してエントリーすると、楽天市場での買い物ポイントが+4倍になります(2026年7月時点・公式SPUページで確認)。会員ランクによる差はなく、一律です。

大事なのは上限で、月間の獲得上限は2,000ポイント。+4倍で2,000ポイントに到達するのは、税抜5万円の買い物です。つまり楽天市場で月5万円買う人が上限まで取り切れる設計。

ここは正直に計算しましょう。楽天市場で月1万円買う人なら、+4倍で約400ポイント。これだけで「回線代がタダになる」といった話にはなりません。ただ、無制限3,278円に対して月400ポイント戻るなら実質的な負担は3,000円弱まで下がる、という程度の効果はあります。ふるさと納税など一部は対象外なので、そこも見ておいてください。

ウッシが楽天経済圏を推す理由はポイントそのものより、貯まったポイントが投資の入口になることです。この話は後の「ウッシ視点」で書きます。

強み④:Rakuten Linkアプリで国内通話が無料

専用アプリ「Rakuten Link」から発信すれば、国内の携帯・固定電話への通話が無料(公式記載)。アプリを使わずOS標準の電話アプリでかけた場合は、30秒22円の通話料がかかります。

営業職には効きます。ウッシの仕事も1日に何本も電話をかけるので、「かけ放題オプション」を別で払わなくていいのは素直に大きい。大手のかけ放題は月1,000〜2,000円前後が相場なので、通話が多い人はここだけで差が開きます。

ただし無料の範囲には穴があります。詳しくはデメリットのところで書きます。

強み⑤:テザリングが追加料金なし・容量の別枠制限なし

公式サイトに「プランのご契約で追加料金なしでご利用いただけます」と明記されています。申し込み手続きも不要。

テザリングで使った分はプランのデータ使用量に合算されますが、無制限まで行けば上限3,278円で止まる。「テザリングだけ月〇GBまで」という別枠の上限がないのは、外で仕事をする人にとってかなり実用的です。

さらに2026年6月19日から、対象プラン契約者向けに公衆Wi-Fiサービス「楽天モバイルWiFiスポット」の提供が始まりました(プラン料金内で、この通信は月々のデータ利用量にも加算されません。対応機種の条件あり。混雑しやすい都心部の商業施設などから順次)。混雑対策の手を打ってきている、という文脈で見ておくといいと思います。

おまけ:海外107の国と地域で毎月2GBまで追加料金なし

出張・旅行で海外に行く人向け。対象の107の国と地域(2026年4月8日時点・公式記載)で、毎月2GBまで追加料金なしで高速データが使えます。2GBを超えると最大128kbpsに制限され、1GBあたり500円でチャージ可能。

「空港でWi-Fiレンタルを借りる」という作業が消えるのは、出張族には地味に効きます。


正直なデメリット6つ

ここを飛ばして紹介する記事は信用しないでください。ウッシが自分の家族に勧めるときに必ず確認する項目を並べます。

デメリット①:電波(つながりやすさ)は、まだ「改善途上」

これが最大の論点です。事実関係を整理します。

  • 楽天モバイルは2023年10月に総務省からプラチナバンド(700MHz帯)の割当を受け、2024年6月に商用サービスを開始
  • 割り当てられた帯域幅は3MHz幅×2(上り715〜718MHz/下り770〜773MHz)
  • 既存3社が同じ700MHz帯で持つ10MHz幅×2に比べると細い
  • 楽天回線エリアの4G人口カバー率96%は2022年2月に到達(開設計画の期限2026年3月末を約4年前倒し)
  • 契約数は2025年12月25日に1,000万回線を突破(BCP回線を含む数。BCP除くMNO契約回線数は914万回線)
  • 2026年4月1日から、大規模災害・障害時に他社の4G LTEへ一時的につながる「JAPANローミング」が携帯5社で提供開始

プラチナバンドは電波が建物に回り込みやすく、屋内・地下に強い性質があります。導入によって都市部・住宅街の体感は改善しています。ただし3MHz幅という帯域の細さは、同時に大勢がつながったときの余裕の少なさに直結する。ここは物理の話なので、精神論では埋まりません。

正直に書くと、2026年時点でも「地下鉄の一部の駅・地下街」「地方の山間部や農村部」「高層ビルの低層階や地下駐車場」ではつながりにくい、というユーザーの声は残っています(口コミレベルの話ですが、構造上の理由があるので無視しないほうがいい)。人口カバー率は「約500m区画の50%以上の場所で通信可能」という基準で算出される数字なので、96%という数字は「自分の生活圏の全部でつながる」ことを意味しません

対策は1つだけ、しかも確実な方法があります。申し込む前に公式サイトのエリアマップで、自宅・職場・通勤経路を実際に確認すること。地図上でピンポイントに見られます。

楽天モバイル公式サイト(PR)ではサービスエリアマップが公開されているので、契約を考えるなら料金より先にここを見てください。最低利用期間はないので合わなければ解約できますが、それでも「使い始めてから気づく」より「地図で先に気づく」ほうが早い。

なお2026年第4四半期には、米AST SpaceMobileと組んだ衛星直接通信サービスの提供開始を目指すと発表されています。山間部・海上・災害時のカバーに関わる話なので、進捗は見ておく価値があります。

デメリット②:3GB・20GBの「境目」でモヤモヤする

段階制の裏側です。3GBを1MBでも超えると2,178円の段階に上がります

一番損な使い方は「毎月4〜5GBくらい」の人。3GBに収まらないのに20GBは使い切らない。この人は2,178円を払い続けることになり、他社の小〜中容量プランと比べたときの優位が小さくなります。

対策としては、月末近くにデータ使用量を確認して、動画やアプリ更新をWi-Fiに回す運用が現実的です。「my 楽天モバイル」アプリ(2026年7月から順次、Rakuten Linkアプリへ機能統合が進んでいます)で使用量が見えるので、境目の手前で意識的にブレーキを踏める人は段階制のメリットを取り切れます。

デメリット③:他社のキャリアメールを引き継ぐには月330円かかる

楽天モバイルには「楽メール」(@rakumail.jp)が無料で用意されています。ここは押さえておいてください。

問題は今使っているドコモ/au/ソフトバンクのキャリアメールを残したい場合。各社の「メールアドレス持ち運び」サービスを使えば引き継げますが、月330円(税込)の追加コストになります。年3,960円。

判断基準はシンプルです。そのメールアドレスを、銀行・行政・仕事の連絡先として登録しているか。登録しているなら330円は保険として払う価値がある。ただの惰性なら、この機会にGmailなどに移すのが後々ラクです。

デメリット④:2025年4月以降の契約は、1年以内の解約で手数料がかかる

これは知らずに契約すると気分が悪い項目なので、正確に書きます。公式FAQの記載では、

  • 最低利用期間はない(いつでも解約できる)
  • ただし2025年4月1日以降に申し込み・利用開始し、1年以内に解約した場合は解約事務手数料が発生する
  • 金額はRakuten最強プランなら「プラン料金の月額最低利用金額の1か月分」で最大1,078円(税込)、Rakuten最強U-NEXTは定額1,100円(税込)
  • 1年経過後の解約なら手数料は発生しない
  • 初期契約解除や譲渡・承継などやむを得ない事情がある場合は除く

金額そのものは大きくありません。「お試しで1か月使って合わなければ戻す」という使い方をしても、最大1,078円。ただ「解約金ゼロ」と言い切るのは2026年7月時点では正確ではないので、そこは正しく認識しておいてください。

もうひとつ、家族分をまとめて契約する人向けの注意。ショップ(店頭)での契約は、同一名義で累計5回線以上になると1回線につき3,850円(税込)の契約事務手数料がかかります(2025年11月19日から。累計には解約済み回線も含む)。Webからの申し込みなら対象外なので、大家族はWeb一択です。

デメリット⑤:Rakuten Linkの無料通話には対象外がある

公式に明記されている範囲を書きます。

  • 0570などから始まる他社接続サービス(ナビダイヤル等)、一部特番(188)は無料通話の対象外。発信時に自動でOS標準の電話アプリに切り替わり、有料になる
  • 緊急通報も自動的にOS標準アプリに切り替わる
  • iOS版は着信機能に制限がある
  • アプリを使わずOS標準アプリでかけた場合は30秒22円、国内SMSは70文字3.3円

役所やカード会社の問い合わせ窓口は0570系が多いので、「全部の通話が無料」と思い込むと請求で驚きます。実務的には「アプリからかけるのが習慣になるまでは、発信画面をひと呼吸置いて確認する」だけで防げます。

デメリット⑥:無制限は「常に高速」の約束ではない

強み②でも触れましたが、公式の注記を再掲します。「混雑時など公平なサービス提供または環境により速度低下する場合あり」

帯域が細いという構造上の話とも重なる部分です。「無制限」という言葉を「どんな時も快適」と読み替えないこと。ここを誤解しないだけで、契約後の満足度はだいぶ変わります。


向く人・向かない人(ここは言い切ります)

判定理由
楽天市場を月1万円以上使う◎ 向くSPU+4倍が実質的な値引きとして効く
データ量が月によってブレる◎ 向く段階制で少ない月は自動的に安くなる
通話が多い(営業職など)◎ 向くRakuten Linkで国内通話無料。かけ放題オプション代が消える
自宅に光回線を引いていない◎ 向くテザリング追加料金なし・上限3,278円で光回線の代替になる場合がある
12歳以下の子どもに持たせたい◎ 向く最強こども割で3GBまで月528円(家族割併用・子ども名義)
毎月4〜5GBちょうど使う△ 検討段階の境目で損しやすい。3GBに抑える運用ができるかで判断
都心の地下・地方の山間部で長時間仕事をする△ 検討エリアマップ確認が必須。サブ回線としての導入が安全
電話が1回でも切れると業務が止まる✕ メイン1本にしないデュアルSIMで大手のサブを残すなど、逃げ道を作るべき
大手のキャリアメールが業務の生命線△ 検討持ち運び月330円のコストと手間を天秤に
家族全員が同じキャリアで光回線もセット済み△ 検討割引の解除でトータルが上がる場合がある。全部の請求を並べて計算

一番下の行が意外と多いので補足します。大手のセット割を組んでいる家庭では、1人だけ抜けると残った家族の割引が減ることがあります。「自分の分だけ安くなったが、妻の分が上がって家計は変わらない」という結末が起こり得る。家族の請求を全部並べて、抜けた後の合計で比べるのが正解です。

家計全体でどこから削るかの設計は固定費を月3万円削った30代会社員の節約術固定費削減で月3万節約!30代サラリーマン実録に手順で書いてあるので、あわせて読んでみてください。


乗り換え手順(MNP):予約番号が要らなくなった

「面倒そう」の正体は、たいていMNP予約番号でした。今の会社に電話して番号を発行してもらい、期限内に手続きする——あの工程です。

2026年7月時点では、MNPワンストップという仕組みで予約番号の取得が不要になっています。楽天モバイル側の手続きだけで完結します。

対象事業者(公式サイトに掲載されているもの)

NTTドコモ、au、ソフトバンク、ahamo、UQ mobile、povo、ワイモバイル、LINEMO、mineo、IIJmio、NUROモバイル、イオンモバイル、BIGLOBEモバイル、J:COM MOBILE、HISモバイル、日本通信SIM、b-mobile、NifMo、OCN モバイル ONE、メルカリモバイル ほか。

主要なところはほぼ入っています。ただし以下のケースではMNP予約番号が必要です(公式記載)。

  • 対象外の携帯電話会社から乗り換える場合
  • すでにMNP予約番号を取得済みの場合
  • 楽天モバイルショップ(店舗)で申し込む場合

つまりワンストップの恩恵を受けたいならオンライン申し込みです。ここは覚えておく価値があります。

手順(公式の5ステップ)

  1. 事前準備——今のスマホが楽天モバイルで使えるか対応製品ページで確認、必要ならSIMロック解除。本人確認書類とクレジットカード(または銀行口座)を用意
  2. お申し込み——プランとSIMの種類(eSIM/物理SIM)を選び、本人確認まで進める
  3. 電話番号の引き継ぎ申請——「my 楽天モバイル」の申し込み履歴からMNPを申請
  4. 転入手続き——画面の案内に沿って進める
  5. 利用開始——回線切替・APN設定などを済ませて開通

最短で終わらせるコツ:eSIM+「スマホでかんたん本人確認」

公式サイトには「最短3分でつながる」と記載があります。ただしこれには条件があります。

  • eSIM対応製品であること
  • アプリから「スマホでかんたん本人確認」で申し込むこと
  • 使える書類は日本国籍の場合運転免許証またはマイナンバーカード(外国籍の場合は在留カード・特別永住者証明書)

この方法ならSIMカードの到着を待つ必要がありません。逆に物理SIMを選ぶ、または書類アップロード方式にすると、郵送待ちで数日から1週間程度かかります。「今日で終わらせたい」ならeSIM+かんたん本人確認、これ一択です。

準備物さえ手元にあれば、実作業は昼休みに収まる分量です。マイナンバーカード(または運転免許証)とクレジットカードを机に出してから始める——これだけで手戻りが消えます。

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FAQ:契約前によく詰まるところ

Q1. 今のスマホをそのまま使えますか?

A. 楽天モバイルの「対応製品」に入っていれば使えます。他社で買った端末はSIMロック解除が必要な場合があります。機種名で対応製品ページを検索するのが確実で、対応状況によっては一部機能(テザリング等)に制限が出るケースもあるため、必ず自分の機種名で確認してください。

Q2. 電話番号は変わりますか?

A. MNP(番号ポータビリティ)を使えば変わりません。2026年7月時点ではMNPワンストップ対象事業者からの乗り換えなら予約番号も不要です。ただし店舗申し込みではワンストップが使えないので、番号そのままでラクに終わらせたいならオンラインを選んでください。

Q3. 「無制限で3,278円」は本当に上がりませんか?

A. データ使用量による段階では、それ以上は上がりません(最強家族割適用時は3,168円)。ただし通話料(Rakuten Link未使用時30秒22円)、オプション、端末代金は別です。また混雑時などに速度が落ちる場合があるという注記が公式にあります。

Q4. 家族で入ると全員安くなりますか?

A. 最強家族割で1回線あたり月110円(税込)引かれます。金額は控えめですが、離れて住む家族も対象で、1グループ最大20回線まで参加でき、期間の縛りもありません。光回線やクレジットカードをそろえる必要がないタイプの家族割です。

Q5. すぐ解約したらお金がかかりますか?

A. 最低利用期間はありませんが、2025年4月1日以降に利用を開始した回線を1年以内に解約すると、解約事務手数料が最大1,078円(税込)かかります。1年を超えていれば発生しません。

Q6. 電波が不安です。試す方法はありますか?

A. 現実的な手は2つ。①公式のエリアマップで自宅・職場・通勤経路をピンポイント確認する。②デュアルSIM対応スマホで、今の回線を残したまま楽天モバイルを追加する。②なら電話番号もそのまま維持したうえで実地テストできます。生活圏で問題なしと確認できてから、メインを寄せればいい。

Q7. 楽天市場をあまり使いません。それでもメリットはありますか?

A. あります。SPU+4倍は「あれば嬉しい」程度に置いておいて、判断は月額料金・段階制・通話無料・テザリングの4点で下してください。楽天経済圏を使わなくても、割引前の月額の差だけで検討する理由になります。逆に楽天市場のヘビーユーザーなら、そこに上乗せ分が乗るという理解が正しい順序です。


🐄 ウッシ視点:わが家は夫婦で楽天モバイル。固定回線も引いていません

先に立場を明かしておくと、ウッシ家は夫婦そろって楽天モバイルを契約しています(ドコモからの乗り換えで、夫婦の通信費は月15,600円→4,200円に。※乗り換え直後の実額です。段階制なので、使った量によって月ごとに上下します)。

そして、もうひとつ踏み込んだ使い方をしています。家に固定回線(光回線)を引いていません。無制限プランのテザリングで家のネットを賄っていて、子どもたち(双子)は別の端末からテザリング経由でYouTubeを見ています。スマホ代と一緒に、毎月数千円の回線代もまるごと消えた計算です。

※ここはうちの場合の話です。在宅勤務で大容量の通信が要る人や、オンラインゲームの応答速度が命の人は、固定回線ありの方が安心です。エリアと使い方次第なので、まずはエリアマップと料金シミュレーション(PR)で自分の生活圏を確かめてください。

固定費に本気で向き合ったのは2018年、31歳のときでした。

妻が体調を崩し、そこに双子が生まれ、妻は3年間仕事に復帰できませんでした。片働きです。あのとき何をやったかというと、まず全部の固定費を紙に書き出して、使える制度を片っ端から調べ尽くしました。社会保険、税金、自治体の支援。今このブログで制度の記事を書いているのは、あの時期の名残です。

その作業でいちばん最初に手をつけたのが通信費でした。理由は単純で、生活の質がまったく落ちないから。食費を削れば食卓が寂しくなり、レジャー費を削れば家族が不機嫌になる。でも通信費は、削っても誰も気づかない。この「痛みのなさ」が、片働きの家計を支える最初の一手になりました。

もうひとつ、若い頃に体で覚えたことがあります。20代の10年、パチンコとスロットにハマり続けました。抜け出せたきっかけは根性論ではなく帳簿をつけ始めたことです。数字を記録したら、勝てない戦いを選ばなくなった。最後は50万円貯めて手を引きました(トータルでは負けています。念のため)。

記録すれば、勝負を選べるようになる。この一点だけが、あの10年から持ち帰った財産です。だから固定費の見直しも、まずは記録から。今のスマホの請求書と、直近3か月のデータ使用量。この2つを机に出すのが最初の行動で、比較サイトを眺めるのはその後です。

そして、浮いたお金の行き先の話をさせてください。

ウッシが投資に再デビューしたきっかけは、楽天のポイント投資でした。20代でFXの証拠金を半分に溶かして以来、投資から距離を置いていたのですが、「ポイントなら失っても痛くない」という理屈で再開できた。そこから新NISAのつみたてに移り、今年で7年目です。総資産は1,200万円になりました。

つまり楽天経済圏の本当の価値は、ポイントの還元率そのものではなく「投資を始めるハードルを下げてくれること」だと思っています。ポイントで買った投資信託の値動きを1か月眺めれば、たいていの入門書より学べます。楽天モバイルで浮いた分を楽天証券のつみたて設定に流し込む——ここまで作れると、削減が「守り」から「攻め」に変わります。

固定費の節約は、金額の話に見えて実は選択肢の話です。毎月の支出を軽くしておけば、転職も引っ越しも、体調を崩したときの休養も選べる。ウッシは片働きの3年でそれを痛いほど学びました。だから記事の最後にいつもこう書きます。

マイペースにいきましょう🐄


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✅ まとめ:判断は「割引前の金額」と「自宅の電波」の2点で決まる

長くなったので3行に畳みます。

  • ☑️ 料金:〜3GB 1,078円/〜20GB 2,178円/無制限3,278円(税込)。家族割で各110円引き。割引を積み上げなくてもこの金額という構造が最大の強み
  • ☑️ 弱点:電波は改善途上(プラチナバンドは3MHz幅×2)。契約前にエリアマップで自宅・職場・通勤経路を必ず確認。不安ならデュアルSIMでサブから
  • ☑️ 手続き:MNPワンストップで予約番号不要。eSIM+スマホでかんたん本人確認なら最短3分。ただし店舗申し込みはワンストップ対象外

やることは、今日のうちに2つだけです。①スマホの請求書と直近3か月のデータ使用量を出す ②エリアマップで自宅と職場を見る。この2つが済めば、答えは自動的に出ます。

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最低利用期間なし・テザリング追加料金なし・海外107の国と地域で毎月2GBまで追加料金なし(2026年7月時点)。数字は動くので、最終確認は必ず公式サイトでお願いします。

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出典・参考(すべて2026年7月29日にアクセス確認)

※料金・キャンペーン・エリアは変更されます。本記事の数字は2026年7月29日時点で上記の公式ページで確認したものです。申し込み前に必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。


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