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プロレスABC【D】ドラゴン・スープレックス|投げ技の到達点を解説
— プロレスABC —

プロレスABC【D】ドラゴン・スープレックス|投げ技の到達点を解説

USSIBLOG
📖 この記事の目次
  1. 🐉 ドラゴン・スープレックスとは?
  2. 📜 誕生の瞬間——1978年1月23日、雪のマディソン・スクエア・ガーデン
  3. 📊 スープレックス三兄弟の違い——ジャーマン・ドラゴン・タイガー
  4. 🛡 「受け」の視点——なぜドラゴンは”危険な美技”なのか
  5. 💡 ドラゴン技の系譜
  6. 📺 動画で観る(公式)
  7. 🐉 ドラゴンスクリューの技術解説
  8. 🔗 連携技戦術:ドラゴンスクリュー→フィギュア・フォー
  9. 🐮 営業部長ウッシが武藤敬司に連続ドラゴンスクリューをかけられたら
  10. 💼 ビジネスへの応用:「ダメージの積み重ね」という概念
  11. 🙋 ドラゴン技のよくある質問(FAQ)
  12. 📺 プロレスを動画で観るには?
  13. 🐮 ウッシ的考察|ドラゴン・スープレックスに見る「継承の美」
  14. 🔗 あわせて読みたい

※本記事はプロモーションを含みます

📌 この記事でわかること

  • ドラゴン・スープレックスの構造と「なぜフォール率が高いのか」

  • ドラゴンスクリュー→フィギュア・フォーという武藤敬司の様式美

  • 営業部長ウッシが武藤敬司に連続ドラゴンスクリューをかけられたら(笑)

こんにちは、プロレスファン歴30年のウッシです。プロレス技をアルファベット順で深掘りするプロレスABCシリーズ、今回は「D」。藤波辰爾が生んだ投げの到達点ドラゴン・スープレックスを主役に、同じ「ドラゴン」を冠する関節技ドラゴンスクリューまで、ドラゴン技の世界をまとめて解説します!

★★★★★ 投げ・スープレックス
ドラゴン・スープレックス
飛龍が描く、真後ろへの弧
👁 かけ方
相手の背後から両腕を相手の脇の下に差し入れ、首の後ろで手を組むフルネルソン(羽交い締め)で固定。そのまま体を反らせ、ブリッジを描きながら後方へ投げ捨てる。両腕を封じられた相手は受け身がほぼ取れず、後頭部から背中に衝撃が直撃する。そのままブリッジを維持してフォールへ移行できるのも強み。
⚔️ STATUS※プロレス歴30年・ウッシの独断評価
💥 破壊力 9
🔒 拘束力 8
🎯 決定力 9
🎓 習得難度 9
⚠️ 危険度 9
🎭 魅せ度 9
🥋 元祖・名手
開発者は藤波辰爾。リングネーム「ドラゴン」の愛称がそのまま技名になった。1978年1月23日、ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンで初公開。以後、ジャーマン・タイガーと並ぶ「スープレックスの最高峰」として数多くのレスラーに受け継がれている。
📜 ひとくちメモ
フルネルソンで両腕を完全に封じてから投げるため、スープレックスの中でも特に受け身が難しく「美しさと危険が同居する技」と呼ばれる。※プロレス技は訓練を積んだプロが安全に配慮して行うもの。一般の方は絶対に真似してはいけない。

🐉 ドラゴン・スープレックスとは?

ドラゴン・スープレックスは、相手の背後から両腕を脇の下に差し入れて首の後ろで組む「フルネルソン(羽交い締め)」で固め、後方へ反り投げるスープレックス技です。藤波辰爾(リングネーム「ドラゴン」)が完成させたとされる技で、その愛称がそのまま技名になりました。

両腕をしっかりクラッチして投げるため、相手の逃げ場がなく、背中から首にかけて強烈なダメージを与えます。フォール体制に入りやすく、そのまま3カウントを奪える決め技としての側面も強い技です。

🐄 ウッシの体験談

藤波辰爾のドラゴン・スープレックスを初めて映像で観たとき、あの綺麗なブリッジに鳥肌が立ちました。技の美しさとダメージのリアルさが同居しているのが、プロレスの魅力ですよね。今でも「ドラゴン」と言えば藤波のイメージが強いです。

📜 誕生の瞬間——1978年1月23日、雪のマディソン・スクエア・ガーデン

ドラゴン・スープレックスには、はっきりとした「誕生日」があります。

1978年1月23日(現地時間)、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)。

海外修行中だった藤波辰巳(当時)は、WWWF認定ジュニアヘビー級王者カルロス・ホセ・エストラーダに挑戦。この大舞台で世界初公開のドラゴン・スープレックスを叩き込み、そのまま3カウント——初披露の一撃で世界王座を奪取するという、出来すぎなくらい劇的なデビューを飾りました。

開発のヒントをくれたのは「プロレスの神様」カール・ゴッチ。藤波は修行時代にゴッチから「強靭なブリッジ力があれば、フルネルソンの体勢からでも投げられる」と言われたことが着想の原点だったと語っています。

つまりドラゴン・スープレックスは、ゴッチ直系の理論を、日本人レスラーが世界の大舞台で形にした技。50年近く経った今も色褪せない理由が、この出自にあります。

📊 スープレックス三兄弟の違い——ジャーマン・ドラゴン・タイガー

「後ろに反り投げるスープレックス」は、クラッチ(腕の固め方)の違いで大きく3系統に分かれます。違いを表で押さえると、観戦が一気に楽しくなります。

クラッチ生みの親・代名詞受け手の腕
ジャーマン・スープレックス相手の胴を背後から抱えるカール・ゴッチ自由(受け身が取れる)
ドラゴン・スープレックスフルネルソン(両脇の下から腕を通し首の後ろで固める)藤波辰爾完全に封じられる
タイガー・スープレックスダブルチキンウィング(両腕を背後から羽根のように極める)初代タイガーマスク(佐山聡)完全に封じられる

進化の流れは「ジャーマン→ドラゴン→タイガー」。胴→首ごと→腕ごとと、クラッチがどんどん相手の自由を奪う方向に進化してきたのがわかります。

🛡 「受け」の視点——なぜドラゴンは”危険な美技”なのか

この表で注目してほしいのが一番右の列、受け手の腕です。

ジャーマンなら、受け手は腕を使って衝撃を逃がせます。でもドラゴン・スープレックスはフルネルソンで両腕を完全に殺されたまま、後頭部からマットに向かって投げられる。受け身の最重要パーツである腕が使えないんです。

だから受け手は、投げの軌道に身を委ねて、首と背中の角度だけで衝撃をコントロールするしかない。ドラゴン・スープレックスが「美技」でありながら危険技に分類されるのはこのためで、現代のリングで使用機会が貴重になっている理由でもあります。

逆に言えば、この技が綺麗に決まった試合は、投げ手のブリッジと受け手の技術が最高レベルで噛み合った証拠。「あ、ドラゴンだ」と思ったら、投げられた側の着地にも注目してみてください。

💡 ドラゴン技の系譜

「ドラゴン」と名のつくプロレス技は多く存在します。ドラゴン・スープレックスのほかに、ドラゴン・スクリュー(膝への足首ひねり)、ドラゴン・スリーパー(変形のチョークスリーパー)などが有名です。

忘れてはいけないのがドラゴン・ロケット。藤波がメキシコ遠征で身につけたトペ・スイシーダ(リング上からロープの間をくぐり抜けて、場外の相手に突っ込むダイブ技)で、当時の日本マットでは珍しい技だったため、実況の古舘伊知郎さんが即座に「ドラゴン・ロケット」と命名したというエピソードが残っています。

つまり「ドラゴン◯◯」という技名は、藤波辰爾という一人のレスラーが生んだ技のブランドなんです。これらの技は使い手によって少しずつ形が変わり、各選手の個性が出るのもプロレスの面白さです。

ここからは、ドラゴン技のもう一つの代表格——武藤敬司の代名詞「ドラゴンスクリュー」を掘り下げます。

📺 動画で観る(公式)

📺 公式「技図鑑」ドラゴンスープレックス/棚橋弘至(新日本プロレス公式)

🐉 ドラゴンスクリューの技術解説

💡 技の流れ

①相手の片脚(膝から下)を掴む ②脚を内側・外側に捻じりながら自分が回転する ③相手は脚を捻じられながら倒される ④膝関節に横方向のプレッシャーが加わる

ポイントは「膝への横からの力」。膝は前後には曲がりますが、横への力には弱い。ドラゴンスクリューはその弱点を突く技です。

💡 ポイント

ドラゴンスクリューは「一発で仕留める技」ではなく「ダメージを蓄積させる技」。複数回かけることで、次のフィニッシャー(フィギュア・フォー等)を効かせるための下準備になります。

🔗 連携技戦術:ドラゴンスクリュー→フィギュア・フォー

武藤敬司の最も有名な戦略は「ドラゴンスクリュー複数回 → フィギュア・フォー・レッグロック」という流れです。

①まずドラゴンスクリューで膝にダメージを蓄積②さらにドラゴンスクリューを繰り返す(膝が限界に近づく)③フィギュア・フォーを決める(膝が限界なのでタップアウト)。観客は「また来た!」とわかっていても止められない、プロレス最高の様式美の一つです。

🐮 営業部長ウッシが武藤敬司に連続ドラゴンスクリューをかけられたら

🎭 部長 vs 武藤敬司 想定シミュレーション

1回目】 脚を掴まれて捻じられる

→「あ、膝がちょっとやばい(軽めの反応)」

2回目】 またドラゴンスクリュー

→「あの、これ続きますか?(嫌な予感)」

3回目】 さらにドラゴンスクリュー

→「営業部長として最後まで立っていたかった……(膝が限界)」

フィギュア・フォー】 両脚をロックされる

→「明日の会議、松葉杖で出席することになりそう(タップ)」

📝 教訓:「積み重なるダメージを軽く見てはいけない。1回目から本気で逃げるべきだった」

💼 ビジネスへの応用:「ダメージの積み重ね」という概念

ドラゴンスクリューが教えてくれることは「小さなダメージの蓄積が大きな結果を生む」ということ。1回では何でもない。でも3回、5回と積み重なると逃げ場がなくなる。

仕事でも同じで、小さな問題を「まあいいか」と放置すると、気づいた時にはフィギュア・フォー状態(身動きが取れない)になっていたりします。

🙋 ドラゴン技のよくある質問(FAQ)

Q. ドラゴン・スープレックスは藤波辰爾が開発した技ですか?

はい、藤波辰爾選手が開発した技です。1978年1月23日、マディソン・スクエア・ガーデンでのカルロス・ホセ・エストラーダ戦で世界初公開し、その一撃でWWWFジュニアヘビー級王座を獲得しました。「ドラゴン」は藤波選手の愛称に由来します。日本が生んだオリジナルスープレックスの代表格です。

Q. ドラゴン・スープレックスとジャーマン・スープレックスの違いは?

ジャーマンは「相手の胴体をがっちり抱えて後方に投げる」技。ドラゴンは「両腕を相手の腕ごと背後から抱え込み、クラッチして投げる」技です。腕を固定することで脱出が難しく、橋を架けたままブリッジをキープするため、フォール率が高いのが特徴です。

Q. ドラゴン・スープレックスとタイガー・スープレックスの違いは?

どちらも両腕を封じて投げるスープレックスですが、クラッチが違います。ドラゴンはフルネルソン(両脇下から腕を通して首の後ろで組む)、タイガーはダブルチキンウィング(両腕を背後から羽根のように極める)です。タイガー・スープレックスは初代タイガーマスク(佐山聡)のオリジナル技で、ドラゴンの後に生まれた「進化版」の関係にあたります。

Q. ドラゴンスクリューはどんな技?

相手の足首を持ち、膝に横方向のストレスをかけながら回転させる関節技です。一発では大きなダメージになりにくいですが、繰り返すことで膝が限界を迎えます。武藤敬司がフィギュア・フォーレッグロックへの布石として多用したことで有名です。

Q. ドラゴン・スープレックスの難しさはどこにありますか?

相手の両腕をクラッチして後方に投げると同時に、自分のブリッジをキープしなければなりません。腰・肩・首の柔軟性と筋力が同時に必要で、習得が難しい技のひとつです。試合中に綺麗に決まったときの美しさはスープレックス系の中でも随一です。

Q. 藤波辰爾は今も現役なのですか?

はい。藤波選手は1971年のデビューから50年を超えてなお現役を続けている、プロレス界の生けるレジェンドです。自身が主宰する大会などでリングに上がり続けており、「ドラゴン」の系譜は本人の手で今も更新され続けています。デビュー半世紀超えの現役——これ自体がドラゴン・スープレックス並みの偉業です。

Q. 藤波辰爾の試合を今から観るにはどうすればいい?

NJPW WORLDに往年の名勝負がアーカイブされています。特に藤波対長州力の「名勝負数え唄」シリーズはプロレス史に残る傑作で、なかでも1983年4月3日のWWFインターナショナル・ヘビー級王座戦は同年のプロレス大賞ベストバウトに選ばれています。ドラゴン・スープレックスの使い方を学ぶ上でも必見です。ABEMAでも過去の試合が配信されることがあります。

📺 プロレスを動画で観るには?

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🐮 ウッシ的考察|ドラゴン・スープレックスに見る「継承の美」

ドラゴン・スープレックスが50年以上経った今もリングで輝いているのは、それが「本物の技術」だからだと思います。流行りの派手さではなく、構造として完成されているから時代を超える。仕事でも同じで、本当に使える「基礎技術」は何十年経っても色褪せない。ドラゴン・スープレックスを見るたびに「基礎ってやっぱり大事だな」と感じます。

⚠️ 注意:プロレス技は専門訓練を受けた選手が安全管理下で行うものです。一般の方は絶対に真似しないでください。

マイペースにいきましょう!

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